プラチナ萬年筆の特徴と人気のおすすめ万年筆
日本の万年筆のブランドの代表格のひとつとして必ず名前が挙がる人気のブランドがプラチナ萬年筆です。万年筆の定番ブランドとして長年人気があり、万年筆以外にもソフトペンやボールペンの製造もしている企業です。ここではそんなプラチナの特徴と人気のおすすめ万年筆を紹介していきます。
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プラチナ萬年筆(Platinum)とは?
筆記用具などの製造・販売をする東京都台東区に本社を置くメーカーであり、正式名称は「プラチナ萬年筆株式会社」であり、新字体を用いたプラチナ万年筆という表記や略して「プラチナ」と呼ばれることが多いメーカーです。
1919年、中屋製作所として創業したのが始まりとなっており、カタログによる通信販売によって成功を収めます。1924年、金属の王様であるプラチナを社名に使い現在に至っています。
世界で初めてインクカートリッジ式の万年筆を開発、この技術を応用し使い捨てではない繰り返し使用できる蛍光マーカーなどはオフィスはもちろん官公庁などでも使用されるほどのものとなっています。
主力の商品はもちろん万年筆ではありますが、ソフトペンやボールペンなどの製造も手掛けており、現在子会社となっている中屋万年筆ではオーダーメイドの万年筆を取り扱っています。
プラチナ萬年筆(Platinum)の万年筆の特徴
プラチナの万年筆はインクフロー(インクの出具合)が絞られているので書いたときの線がぼやけず、日本の文字の特徴である「はらい」、「とめ」などをしっかり美しく表現することができます。そういう意味で細字で日本語を書くのにぜひおすすめしたいのがプラチナの万年筆です。
しかし、インクの出が絞られていることから鉛筆に似た感覚の書き心地になっているので、書いている時のインクの出の良さを重視している人には適していない万年筆かもしれません。それでも細字による文字をきれいに書けるという点が非常に魅力的な万年筆として認知されています。
プラチナ萬年筆(Platinum)で人気のおすすめ万年筆
常に日本の文字を美しく書くための万年筆として人気となっているプラチナの万年筆。その中でも人気となっているおすすめの万年筆を紹介していきます。
#3776センチュリー
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インクの乾燥を防ぐスリップシール機構を取り入れた回転ネジ式の完全機密キャップが特徴となっている万年筆が「#3776センチュリー」です。日本最高峰の品質を目指すという理念から富士山の標高にちなんで名付けられました。
通常の万年筆なら半年放置しただけでペン先が乾燥して固まってしまいますが、#3776センチュリーはキャップをしっかりと閉めておけば1年放置していてもすぐに使えるのが魅力的なポイントとなっています。
プレジデント
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プレジデントの特徴はなんと言っても超極細のペン先を選べることでしょう。「needle point」と呼ばれる文字通り針のような細さになっており、かりかりとした書き心地が特徴となっています。
細字の万年筆として非常に知名度が高く、ペン先のしなりがなくかりかりした書き味になってるので筆圧が高い人に向いている万年筆となっています。カラーバリエーションも豊富なので自分の雰囲気に合った万年筆を選べるのも嬉しいポイントです。
プレジール
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スリップシール機構になっているので1年放置してもインクが固まることなくすぐに使える万年筆です。インクカートリッジ式なので繰り返し使っていくことが可能となっており、擦り傷対策にパール加工しているのできれいなままで長く使っていくことができます。
摩擦に強いペン先となっており、本体の丈夫さも相まって長く使っていける万年筆として非常におすめであり、価格がリーズナブルなのでこれ以上ないほどのコストパフォーマンスを誇った万年筆となっています。
プレピー
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カラーバリエーション豊富な初心者でも導入しやすい万年筆として人気となっているのがプレピーです。プラチナ萬年筆独自のスリップシール機構になっているのでインクが乾きづらくすぐに使えるのが特徴となっています。
摩擦に強いペン先とインクカートリッジ式によって長くつかっていける万年筆となっており、万年筆の中でも価格が驚くほどリーズナブルなので手軽に万年筆を持ちたい人にぜひおすすめとなっている逸品となっています。