西川の枕の特徴や魅力を徹底解説
日本における寝具のメーカーの最大手として非常に知名度が高い西川という名前ですが、正しくは西川産業、京都西川、西川リビングなどいくつかの会社があり、それぞれの会社は別会社として運営されています。
ここではそんな西川の名を冠する会社から販売されている枕についてその魅力や特徴について、西川の歴史と合わせながら解説、紹介していきます。
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西川とは
西川の枕を探されている方の多くがふとした疑問を持たれるかと思います。それが、「東京西川」、「京都西川」、「西川産業」など様々な企業名が出てくることではないでしょうか。
同じ西川の名を冠した企業が出てくれば、一体何が違うのか、販売されている商品にはどんな違いがあるのかについての疑問を持つのは当然と言えるでしょう。そんな西川という名を冠した企業について確認していきます。
東京西川と京都西川との違い
インターネット等で西川の枕を探す時にまず「おや?」となるのが、この東京西川と京都西川ではないでしょうか。どちらも同じ商標となっており、「一体何が違うの?」と思う方も少なくないようです。
結論から言ってしまえば、この二つは別の会社となっています。しかし経営しているのは西川一族でありその歴史をたどるとある一人の人物、そしてその人物が創業した商店へと帰結します。
ちなみに、現在は東京西川と言う名前ではなく、「西川産業」というのが正式な会社名であり、西川一族によって経営される数ある企業の中で最も規模が大きい会社となっています。
西川甚五郎商店
上記で登場した西川産業や京都西川に限らず、すべての西川系企業は1566年に創業された『西川甚五郎商店』というのがすべての始まりとなっています。
1566年と言えば、実に450年近く前であり江戸時代よりも前の室町時代となります。歴史的な出来事でいえば本能寺の変や豊臣秀吉による天下統一、関ヶ原の戦いよりも前という、大変長い歴史を持っています。
そんな西川のトップは代々世襲制となっており、現在(2015年)のトップである第14代西川甚五郎は、西川産業と西川リビングの会長を担っています。
西川リビングと昭和西川
寝具全般を取り扱う西川の中でも枕の販売を行っているのは、西川産業と京都西川だけではありません。西川リビングと昭和西川からも寝具及び枕についての展開があります。
西川リビングは西川甚五郎商店の大阪支店として1876年に開設され、現在ではキッズやベビー向けの商品を多く取り扱っています。一方で昭和西川は、1942年に同じく西川甚五郎商店から製造部門として設立されたもので、現在ではムアツ製品の取り扱いで有名です。
西川の枕の種類と特徴
西川は国内最大の寝具メーカーということもあり、枕に関しても非常に豊富なラインナップを取り揃えているということがまず大きな特徴と言えるでしょう。そして、上記で紹介した各西川系の企業からそれぞれ異なったタイプの枕の展開があり、それぞれの枕に特徴があります。
西川産業の枕
西川産業で取扱いがある枕は以下のシリーズとなっています。
- ファインスムーズ
- ミクロガード
- ディズニー
- エアー
- DORMEO
- もっと楽寝シリーズ(医師がすすめる健康枕)
- Touch Nouveau
- ラクシアガール
- サンダーソン
西川産業だけでも、枕に関しては非常に豊富なラインナップを取り揃えています。
東京西川のオーダーメイドピロー
西川産業の枕といえば、やはりオーダーメイドピローでしょう。選ぶ人の体型はもちろん寝る時の姿勢に合わせて、硬さや素材に関しても選ぶことが可能なだけでなく、上部下部のユニット最大で14箇所にも渡っての細かな高さ調整が可能です。
人間工学に基づいて作られる形状は、優れた寝心地を実現するとともに、両サイドを高く設定することで横向き仰向けのどちらの寝姿勢にも対応したつくりとなっています。
ネットでは購入できないため、販売店に直接足を運ぶ必要がありますが、その労力に見合った以上の枕が出来ると言っても過言ではない、非常におすすめできるオーダーメイド枕となっています。
西川産業の女性向けオーダーメイドピロー
西川産業のオーダーメイドピローでもう一つおさえておきたいのがこちらです。通常のオーダー枕同様に様々な微調整が可能なことに加えて、女性らしいカラーリングであったり、サシェを利用した香り付けまですることができます。
関東では東武池袋や船橋、アトレ目黒、ラスカ平塚、関東以外では九州福岡パルコ、大阪天王寺MIOに店舗があります。女性には是非おすすめのオーダーメイド枕となっています。
京都西川の枕
京都西川からも、枕に関して以下のような豊富なラインナップが取り揃っています。
- プレミアムローズチェーンピロー
- ローズチェーンピロー
- 頚椎・首・頭をやさしく支える健康枕
- 自然な寝返りがうてるまくら
- リラックスキャットピロー
- 近江の炭入り枕
京都西川の枕に対するこだわり
京都西川の「枕」に対するこだわりと言えば、人間が寝る時の姿勢です。寝る時に寝姿勢が乱れることによって、首や肩、そして腰に負担がかかってしまいます。
仰向けの際にはまっすぐに立った状態に維持することが出来るような設計に。特に首の部分にシワがよらないような形状を目指しています。さらに横向きの際にも、背骨のラインがまっすぐな状態になるような作りになっています。
また寝返りがスムーズに出来ることも正しい寝姿勢をサポートする意味でも重要なことだと考えられた設計となった枕であり、しっかりと正しい寝姿勢を維持することを目的としたラインナップを取り揃えていると言えるでしょう。
西川リビングの枕
西川リビングの公式ページでラインナップされているのは以下のシリーズとなっています。
- ボディゼロ・キッズ
- メルくん枕
- トミカ枕
- クリーンそばがら
- 粒わた使用抱き枕
- ピュアスリーブシス
西川リビングのオーダーメイド枕【フィットラボ】
西川リビングもオーダーメイドでカラダ全体のバランスを重視した質の高い枕を作ることができます。何と言っても西川リビングが認定した快眠マイスターがお客様と綿密なカウンセリングを行うことが特徴です。
オーダーメイド枕を作る上で、最適な高さなどを割り出すために行う「はかる」という工程に加えて、普段の睡眠に関する悩みまで聞いてくれます。そこから計測データによって作り、さらに実際にお客様に合わせることでその人に最適な枕を作ります。
キッズ向け・ベビー向け枕
西川リビングが展開する枕の種類の特徴としてもう一つ挙げられる特徴といえば、キッズ向けやベビー向けの枕が充実している点でしょう。「眠育」という言葉を用いて、子供の眠りについて考えられた枕作りを行っています。
またトミカなど、子供たちが大好きな「トミカ」シリーズもラインナップし、小さなお子様がベッドを好きになるきっかけを作ってくれるのではないでしょうか。自分だけでなく、お子様の枕選びにも考えておきたいブランドです。
昭和西川の枕
昭和西川の枕と言えば、やはりムアツ製品でしょう。ムアツふとんと言えば非常に知名度も高く知っている方も多いでしょう。そのムアツにおける技術をうけついだムアツ枕もやはり快適な寝心地を提供してくれる枕となっています。
寝ている時の姿勢を安定させることをコンセプトに、宇宙ロケットの先端部分の形状からヒントを得て作られました。面ではなく点で支えるその技術は昭和西川のオリジナル商品として医療機関でも使われる非常に質の高い製品となっています。
昭和西川とだけ聞くとピンとこない方でもわかるムアツ製品ののブランド力は高く、西川を代表するブランドであり西川における枕選びにおいてもおさえておきたいところです。
西川でおすすめの枕と言えばコレ
ここまで西川の枕に関する紹介をしてきましたが、多くの方が思ったであろうことと言えば、「種類が多すぎる」、ということではないでしょうか。これでは結局何を選べばよいのか分からないということになるでしょう。
そこでここからは西川でおすすめの枕ということで、通販などの人気なども考慮し、当サイトで厳選したおすすめの枕について紹介していきます。
当然ですが、本来おすすめしたいのはその人にあった完全オーダーメイドの枕ということになりますので、ここではそれ以外の通常販売されている枕のなかから選ばせていただきます。
これから枕を買おうとしている方、特に西川の枕の中から選ぼうとしている方は是非参考にしてみてください。
医師がすすめる健康枕
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西川産業からはこちらの『医師がすすめる健康枕』、とくに肩楽寝というこちらのタイプがおすすめの枕となります。その名の通り肩への負担を極力減らした設計となっており、長時間のデスクワークで肩こりに悩む方にもおすすめです。
肩口をアーチ形にすることでフィット感を向上させ、より自然に立った時の姿勢を維持するように作られているだけでなく、パイプの抜き差しによって高さを変えることが出来るようにもなっています。
参考価格:¥5,400~
医師がすすめる健康枕に関する口コミや評判
- 寝心地はこれまでに使った枕の中でベストです。首の後ろを程良く支えてくれるため、首の凝りが軽くなったというか、少なくとも朝起きて悪くなっていることはなくなりました。
- 今までどの枕もしっくりこず熟睡できなかったのがうそのようによく寝れるようになりました。届いた状態で使ってみると少し枕が高くて首が痺れてしまったので、中のストローを短く切ったようなガラを少し抜いて調整すると、ピッタリの高さになり、それ以来ぐっすり眠れています。
- これを使い始めた晩から、息子が いびきを かかなくなりました。寝起きもスッキリ、頭や肩が非常に楽だとのことです。抗菌パイプというのも魅力。
(引用元:https://www.amazon.co.jp/)
頚椎・首・頭をやさしく支える健康枕
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指圧の先生として有名な浪越指圧アソシエイツ代表の浪越孝先生が京都西川と共同で開発したこちらの枕には、他に枕では付くことがないセルフ指圧のポイントを解説したガイドブック付きです。
寝る前に枕に横になりながら自分で指圧をして気持ち良く眠りにつくことができます。頚椎の部分をしっかり支えるシルエットに加え、高さの調整も可能な非常にクオリティの高い枕となっています。
機能の違いによってエクストラモデルとベーシックモデルがあり、ベーシックモードには高さ調整シートが付いていません。
参考価格:¥3,780~¥10,500
頚椎・首・頭をやさしく支える健康枕に関する口コミや評判
- 素晴らしい枕です。特に横になった時の首の凹みと横向きになったときに枕高さを高くしている点は良いと思います。
- これまで、通○生活のメディカル枕を使っていましたが、横になって寝ると、高さが出ずに、どうしても肩がしびれ、それが背中のコリにつながっていましたが、横側が高くなつているというので購入し、使ってみたら、さすがに寝やすかったです。
- 若いのに頸椎病になって、大学の授業中でも頭がふらふらして、困ってるんだけど…この枕を買って、少しても良くなれば、それでいいんだと最初はそうなに期待してませんが、商品は届いて本当に使って見たら、びっくりしました!本当に脊椎はホッとします!今は買って良かったと思っています^_^
(引用元:https://www.amazon.co.jp/)
ピュアスリープシス
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西川の枕の中でも非常にコストパフォーマンスの高さを感じさせるのがこの「ピュアスリープシス」です。ウォッシャブルタイプにはソフトとハードがあり、洗濯機で丸洗いすることも可能です。(2wayソフトピローは手洗いのみ)
低反発系の枕と相性の悪い方には特におすすめとなっており、一度試してかなり気に入ったという方も多い枕となっています。
参考価格:¥4,472~¥5,400
ピュアスリープシスに関する評価と口コミ
- いままで何個かの枕を試して来ましたが、現在一番のお気に入りです。かなり柔らかめの枕ですが、頭が沈み込みすぎることもなく、かといって首に負担もかからないためいままで悩まされていた肩こりが治りました。また妻によるとイビキもかかなくなったそうです。
- 私は後頭部が出っぱっているせいか、長く枕を使うと後頭部が痛くなってきます。そこでこの中央部の凹んだこの枕を購入しましたが、結果はいまいちです。もう少し柔らかい方が良かったのかな?
- いままでメディカル枕や、低反発のものなどいろいろなものを試しましたが、どれもしっくりきませんでした。 眠るときに横向きに合わせると、上向きで寝たときは高過ぎるし、その逆もしかりでした。 その点この商品は両サイドが高く、中央がへこんでいるので どちらも対応ができます。 また、高さも好みに合わせて調整ができるので多くの人にフィットするのではないかと思います。 洗濯ができる点もGOOD! 出張が多いので、本当は連れて歩きたい気持ちです。
(引用元:https://www.amazon.co.jp/)
ニュータイプムアツ枕
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もともとは長期入院をする人の床ずれを防ぐために考案されたムアツ構造。面で支えるのではなく点で支える構造によって圧を無くす、まさにムアツを目指した作りとなっている枕です。
昭和西川の大ベストセラー商品であり、その品質は多くの人に受け入れられるとともに、愛用者も非常に多いと言えるでしょう。西川の枕の中ではおさえておきたい枕の一つです。
ニュータイプムアツ枕の評価と口コミ
- いままで低反発の枕を使っていましたが、沈み込み過ぎて自分にはしっくりとしなかったので、こちらのムアツ枕を購入しました。これは頭が沈み込み過ぎずに自分には丁度良い感じで、疲れずよく眠れます。
- これまで、首のコリに悩まされていましたが、この商品を使用して、だいぶ首が楽になりました。
- 今まで使っていた枕が合わなくなってきたため購入しました。寝心地は非常に良く、頚部の痛みもなく快適です。
(引用元:http://review.rakuten.co.jp/)