ベッドの特徴に合わせた枕の選び方
高さ、重さ、サイズ、形、素材とこだわって自分に最適な枕を選んだとしても、ベッドの沈み込み具合などによっては、枕が高すぎてしまったり柔らかすぎたりもします。そこで、ベッドの特徴に合わせた枕の選び方を紹介していきます。
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他の寝具との相性も枕選びには大切
ベッドの素材や構造によっては、体の沈み込みや安定感に差が出るため枕選びも重要となり、例えば体にピッタリの高さの枕を選んだとしても、ベッドの沈み込みが深すぎる事で、実際にベッドを使用して枕に頭を乗せた時に、高すぎてしまい寝苦しい場合があります。
ベッドの沈み込みによって頭部が持ち上げられると、気管支を塞いでしまうため、寝ている最中に呼吸がしにくくなって無呼吸状態になり疲れが取れなくなっていたり、イビキやハギシリなどで快適な睡眠を取る事が難しくなってしまう事もあります。
自分がどんなベッドを使っているのかに合わせて枕の選び方を工夫しましょう。
柔らかいベッドなら低めの枕がおすすめ
柔らかいベッドであれば、沈み込みが深くなるため、適正な高さの枕よりも、ベッドの沈み込みに合わせて、若干低めの枕を選ぶ事でちょうど良くなるでしょう。
また、柔らかいベッドの材質によっては、低反発ウレタン素材のような体に密着する物だと、体を安定させやすくするので、枕も合わせて沈み込みもあるものを使用することで、しっかりと体を安定させて睡眠する事が出来るため、グッスリ眠る事ができます。
また、柔らかいベッドの場合、体の熱を放出しにくい素材である事も多いので、枕を選ぶ際は高さが低めで通気性に優れた物を選ぶと快適に眠れます。
硬めのベッドなら高めの枕がおすすめ
ご自宅で使用されているベッドが沈み込みの少ない硬めの感触であれば高くても大丈夫です。とはいっても、最適な高さ以上の高さにしてしまうと寝苦しい夜を過ごす事になりますので、自分の体型や体重に合わせた適切な枕の高さを選んで使用する事がよいでしょう。
枕の沈み込みも少ない物にして、横幅がある程度ある物にすれば寝返りがし易くなります。人間は、睡眠時に20回程度寝返りをする事が適切とされ、体の圧迫を改善させるのです。そのため、体が疲れやすい人は、硬めのベッドに硬めの枕を合わせて寝返りしやすくし、睡眠時のストレッチを促す事で睡眠の質を向上させる事が出来るのです。
枕の相性を判断する方法
このサイズの枕を使用する事が最適!といっても、人間の体の形はそれぞれ違うので、数字だけを当てにして使用するのではなく、あくまでも基準として捉えると良いでしょう。
ただ、今使用している枕の高さが、実際に合っていないのかどうかを判断する事は可能です。そんな睡眠時の枕の相性を判断する方法について紹介しましょう。
枕の下に手を入れて寝てませんか?
ベッドと枕の間に手を入れて寝ているとしたら、おそらく枕の高さが低すぎます。枕の高さが低すぎるため、睡眠時に無意識のうちに枕の高さを稼ごうとしているのです。
目が冷めた時に腕がしびれている、もしくはうつぶせになっているという場合は、現在の枕が低すぎると判断してよいので、現在の枕を基準に適切な物を選びましょう。
目が覚めたら枕が頭からズレてませんか?
朝起きた時に、枕から頭を落としベッドで直接寝ている事があるのだとしたら、それは現在使用している枕が高すぎる為に、枕を無意識にズラしている事があります。また、横向きで寝ている事や、横向きが寝やすいという人も、枕が高すぎるかもしれません。
しかし、枕の重量が軽すぎると睡眠時に枕をズレてしまっているという場合もあるので、枕がズレているのか、枕から自分がズレているのかを起きた時に確認しましょう。一度、タオル等を使用して枕代わりに使用して判断するのもオススメします。