スピード加湿!大容量タンク搭載のおすすめ加湿器ランキング
冬場の乾燥した空間には加湿器が必要となってきますが、製品によって連続使用時間は違います。この時間はタンクの容量と加湿量によって変わります。特に加湿量が多ければ多いほど必要な湿度へ達する時間は変わってきます。
つまり即座に加湿し、長時間加湿し続けるためにはこの2つのポイントを気を付ける必要があるのです。こちらではこのタンク容量と加湿量に注目したおすすめの加湿器ランキングをご紹介していきます。
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加湿器の加湿量と使用時間について
冒頭でも触れていますが、稼働時間にはタンク容量と加湿量の関係によって変わってきます。もちろんタンク容量が大きければそれだけ長い時間連続して稼働させることでが可能です。
しかしもし加湿器を1日に2~3時間しか使わないのに大容量のタンクが必要かと言われればそういうわけではありません。確かに大容量のものを購入すれば数日は水を替えなくてもいいでしょう。
この水を替えないというのは実は危険です。加湿器に使用している水は水道水ながらも清潔なものでないと、雑菌やカビが繁殖する可能性があるためです。
衛生的によくありません。つまり使用頻度の低い方が大容量タンクのものを購入するのはかえって不便になりかねないのです。
もちろん加湿量というものがあり、これによって同じ容量でも連続稼働時間は変わります。後述しますが。加湿量が多ければ多くの水を消費し、連続稼働時間は短くなるのです。しっかりとこの関係を理解して、自分の使用する時間に合わせたものを購入する必要があるのです。
加湿器の加湿量の見方
加湿量というのはml/hという単位で表されます。例えば500ml/hであれば1時間に500ml(=0.5L)の水を水蒸気にして加湿します。これにより加湿性能が表され、広い部屋で使うのであれば、この数値が高い製品を購入する必要があるのです。
参考ですが、加湿量と可能な加湿畳数を表にしておきます。
加湿量[ml/h] | 木造和室 | プレハブ洋室 | 部屋の広さ |
300 | 5畳 | 8畳 | 個室用 |
400 | 7畳 | 11畳 | リビングや 居間用 |
500 | 8.5畳 | 14畳 | |
600 | 10畳 | 17畳 | LDKなど 大きめの部屋 |
700 | 11畳 | 18畳 | |
800 | 13.5畳 | 22畳 | 大きめの部屋 やオフィス用 |
1000以上 | 17畳 | 28畳 |
加湿器のタンク容量の見方
先述の500ml/hの加湿量でタンク量が5Lだった場合、単純計算で10時間は水の補給が必要ないということになります。1日中使うのであればこのサイズでも問題ないでしょうが、そうでないのであれば1日で使い切るようなタンク容量と加湿量を選ぶ必要があるというこです。
後述のおすすめランキングでは最も容量の大きいものから紹介していますが、既存の製品で最も大きいのは12Lとかなり大容量になります。適用畳数もプレハブ洋室で50畳となります。このような大きな部屋を持つご家庭はほぼないでしょう。
こちらはオフィスや会議室などかなり大きな部屋で使う場合の大きさになりますので、参考までに考えていただければいいと思います。
大容量タンク搭載のおすすめ加湿器ランキング:TOP10
それではここからは大容量タンク搭載のおすすめ加湿器ランキングをご紹介します。上述通りかなり大きいものからおすすめさせていただいておりますので、あくまで参考にスペックを見ていっていただければ幸いです。
第1位:ダイニチ工業(DAINICHI) / HD-181
現在の価格はコチラ |
- 加湿方式:ハイブリッド式
- タンク容量 (L):12
- 加湿量 (ml/h):1800
- 消費電力(W):390
- 最小運転音(dB):15
- 適用畳数 (畳):木造和室30畳/プレハブ洋室50畳
加湿器の中では最もタンク容量が大きく加湿量も驚異の1800ml/hという製品になります。適用畳数も広く、大会議場でも加湿できる性能は業界No.1の加湿器と言えるでしょう。その分、価格も高いですが性能から見るとコストパフォーマンスは非常に良いと言えます。
個人宅で使うことはなかなかないともいますが、広いオフィスなどで加湿器をお探しの経営者の方などはお得な製品としておすすめです。
第2位:ダイニチ工業(DAINICHI) / HD-151
現在の価格はコチラ |
- 加湿方式:ハイブリッド式
- タンク容量 (L):12
- 加湿量 (ml/h):1500
- 消費電力(W):390
- 最小運転音(dB):15
- 適用畳数 (畳):木造和室25畳/プレハブ洋室42畳
こちらもダイニチのハイブリッド式加湿器です。タンク容量は同じなものの、加湿量がやや劣る製品です。そのため適用畳数やスピード加湿の能力は1位に劣りますが、それでもこの性能は驚異的です。
価格もその分やや安めになっていますが、性能も総合して2位とさせていただきました。
第3位:三菱重工(MITSUBISHI) / roomist SHE120MD
現在の価格はコチラ |
- 加湿方式:スチーム式
- タンク容量 (L):10
- 加湿量 (ml/h):1200
- 消費電力(W):880
- 最小運転音(dB):29
- 適用畳数 (畳):木造和室20畳/プレハブ洋室33畳
こちらは上記2つに次ぐ10Lのタンクを持つ三菱重工の製品になります。加湿量としても上記には劣り、スチーム式なので消費電力が高めなのも気になります。とは言え加湿能力が高いのは確かなので3位となります。
第4位:パナソニック(Panasonic) / FE-KXF15
現在の価格はコチラ |
- 加湿方式:気化式
- タンク容量 (L):9.0
- 加湿量 (ml/h):1500
- 消費電力(W):47
- 最小運転音(dB):29
- 適用畳数 (畳):木造和室25畳/プレハブ洋室42畳
タンク容量は劣るものの、気化式では圧倒的に多い1500ml/hの加湿量を誇る製品です。消費電力も低いのにこの適用畳数は、非常にコストパフォーマンスが良いと言えます。ただ気化式にしては価格が高めなのが気になるところです。
第5位:アイリスオーヤマ(IRIS) / SPK-1000
現在の価格はコチラ |
- 加湿方式:ハイブリッド式
- タンク容量 (L):8.0
- 加湿量 (ml/h):1000
- 消費電力(W):243
- 最小運転音(dB):32
- 適用畳数 (畳):木造和室17畳/プレハブ洋室28畳
アイリスオーヤマ製のタンク容量が大きいハイブリッド式加湿器になります。上記の商品の性能が高すぎるのでこちらが見劣りしますが、加湿器としてはこれでも十分高い性能と言えます。価格も安いのでご家庭で使うのであればこのあたりがの方が使いやすいかもしれません。
第6位:ダイニチ工業(DAINICHI) / HD-RX915
現在の価格はコチラ |
- 加湿方式:ハイブリッド式
- タンク容量 (L):6.3
- 加湿量 (ml/h):860
- 消費電力(W):470
- 最小運転音(dB):13
- 適用畳数 (畳):木造和室14.5畳/プレハブ洋室24畳
再びダイニチ製の加湿器になります。業界No.1ということもあり高性能で価格が抑えめの加湿器はやはりダイニチ製が多くなります。こちらもタンク容量こそ6.3Lですが加湿量は非常に大きく、家の中であれば加湿できない場所はないほどの広さを誇ります。
第7位:ダイニチ工業(DAINICHI) / HD-EN700
現在の価格はコチラ |
- 加湿方式:気化式
- タンク容量 (L):6.5
- 加湿量 (ml/h):700
- 消費電力(W):19
- 最小運転音(dB):12
- 適用畳数 (畳):木造和室12畳/プレハブ洋室17畳
こちらの製品の方がタンク容量は大きいですが、気化式ということもあり加湿量で劣るためこの順位となりました。ただ消費電力も少なく静音性も高いため、求める条件によってはこちらの方がいいという方もみえるでしょう。
第8位:アイリスオーヤマ(IRIS) / SPK-1500
現在の価格はコチラ |
- 加湿方式:ハイブリッド式
- タンク容量 (L):6.0
- 加湿量 (ml/h):1500
- 消費電力(W):280
- 最小運転音(dB):34
- 適用畳数 (畳):木造和室25畳/プレハブ洋室42畳
こちらは5位の製品よりタンク容量は劣るものの、加湿量は多いハイブリッド式加湿器です。適用畳数は大きいのですが、連続使用時間が短いので使い勝手が多少悪いのが玉に瑕です。
第9位:山善(YAMAZEN) / KH-A555
現在の価格はコチラ |
- 加湿方式:超音波式
- タンク容量 (L):5.5
- 加湿量 (ml/h):400
- 消費電力(W):80
- 最小運転音(dB):不明
- 適用畳数 (畳):木造和室7畳/プレハブ洋室11畳
超音波式の加湿器で加湿量はほどほどなので連続使用時間が長い製品になります。超音波式ということもあり、価格もそれほど高くないのですがここまでの製品の性能があまりにも高かったため9位に落ち着きました。
第10位:アイリスオーヤマ(IRIS) / ARK-700
現在の価格はコチラ |
- 加湿方式:ハイブリッド式
- タンク容量 (L):5.0
- 加湿量 (ml/h):500
- 消費電力(W):302
- 最小運転音(dB):24
- 適用畳数 (畳):木造和室12畳/プレハブ洋室19畳
タンク容量も大きめで加湿量も多めのハイブリッド式加湿器なります。性能としても悪くはないのですが、加湿方式もありやや高めというのが気になる製品となっています。