三菱の特徴や口コミ評判とおすすめの加湿器
様々な業界で名前を聞く三菱ですが、そのグループ会社の1つである三菱重工と三菱電機では加湿器や保湿機も製造しています。加湿器はどこも一緒と思われる方もみえるかもしれませんが、メーカーによってその特徴は違います。
もちろん三菱には三菱の製品特徴というものがあります。そこでこちらでは三菱の特徴や口コミ評判とおすすめの加湿器をご紹介していきます。
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三菱(MITSUBISHI)とは?
三菱はその前身である三菱財閥を創業した岩崎弥太郎の息子であり二代目の弥之助が創業したのが始まりです。1884年に工部省長崎造船局の払い下げを受けて長崎造船所として始まり、1917年に三菱合資会社から独立して三菱造船株式会社となりました。
後に業務多角化に伴い三菱電機、三菱航空機などを分社化しますが、何れも収支不振連続から経営合理化のために三菱財閥4代目岩崎小弥太が「造船」と「航空機」の合併を決断し、1934年に三菱造船と三菱航空機が合併して三菱重工業と三菱電機がそれぞれ創設されました。
三菱重工と三菱電機
三菱の加湿器といえば、三菱重工の加湿器と三菱電機の加湿器があるため、この2つのブランドは何が違うの?と思う方も多いのではないでしょうか?
三菱重工は現在では日本最大の機械メーカーであり、三菱東京UFJ銀行・三菱商事と並ぶ三菱グループ御三家の一角でもあります。その製品数は700を超え、「機械のデパート」とも呼ばれるほどの製品数を誇ります。
主力製品は、船舶・エネルギー関連機器・産業機械・航空機・ロケットエンジンなど大型の機械類になります。あくまで企業向けの大型機械を主力としているので、加湿器の種類は少ないですが、その分1つ1つの性能は高いものとなっています。
一方、三菱電機は日本の総合電機メーカーで家電全体の売上高としては日立製作所、パナソニック、東芝に次ぐ業界4位となっています。
家電から重電、人工衛星まであらゆる製品を販売しているのが特徴でFA機器、エレベーターなどの昇降機、タービン発電機、鉄道車両用電機品、パワー半導体、人工衛星など多くの産業用電気機器で日本国内トップシェアでもあります。
宇宙・防衛分野に強みを持っており、防衛エレクトロニクス分野での防衛省契約実績は長年にわたり第1位を維持しています。こちらでご紹介する家電は保湿機を製造しており、こちらは加湿器とは少々機能面に違いがあり、湿度を保つのが主目的の製品となります。
重工業と電機ではエアコン・ETCシステム・加湿器は三菱グループ内で競合しています。
三菱の加湿器・保湿機の特徴
三菱重工は加湿器を製造していますが、メインはスチーム式とハイブリッド式になります。特にスチーム式は非常に高い性能を誇っています。
タンク容量は大きく設けられ、加湿量も多いのが特徴です。他社のスチーム式を凌駕する性能と安い価格が人気となっています。スチーム式の欠点である消費電力の大きさを抑え、電気代を安く済ませているのもポイントとなっています。
デザインとしては四角いボックス型となっておりおしゃれではないものの、重厚感のある加湿器となっており、カラーもホワイトと清潔感のある仕上がりとなっています。
三菱電機が製造するのは先述通り保湿機となっています。保湿機なので本来であれば加湿機能はないのですが、三菱電機の保湿機はスチーム式の機能を保有しており、水蒸気を出すことで加湿もしてくれます。
ただしその範囲は部屋全体ではなく、ピンポイントに顔の周りを保湿するために噴出するためのものであり、潤す保湿の効果をもつ製品となっています。シンプルなカラーとフォルムとなっていますが、シャープなボディラインが可愛いデザインとなっています。
価格としてはやや高めですが、三菱重工の加湿器と違いいくつかのカラーが選べるのは嬉しいところです。
どちらもブランドバリューがあり、家電メーカーとしては有名なので信用して購入される方が多いブランドですが、今回ご紹介した通り、重工と電機で製品が違うので注意してください。
三菱の加湿器・保湿機の口コミや評判
三菱重工の加湿器は評価も高く、その性能に満足されている方が多いようです。スチーム式加湿器は過剰な加湿になると思われがちですが、部屋の湿度を監視し必要な加湿を行ってくれるので優しい加湿となっています。
ただ清掃に手間がかかるのが難で、特にフィルターが汚れやすいという声が挙がっています。加湿器はどの加湿方式でも清掃が必要となりますが、清掃が手間だと維持が少々面倒になります。
三菱電機の保湿機は確かに保湿の意味での性能は高いようです。しかし説明に就寝時にも使えるとの一文があるものの、運転音が大きく内部で湯が沸く音がするらしく、かなり気になってしまう設計のようです。
なかなか良いとしながらも価格が高いことが気になっている方もみえるようで、加湿器を買った方がよかったとの声も出ていました。
三菱の加湿器・保湿機はどんな人におすすめ?
重工の加湿器については性能も高いので、広い部屋などを加湿したい方々にはおすすめです。価格としてもそれほど高くないので手に入れやすいのもポイントです。
電機の保湿機については乾燥する時期、肌荒れがひどい方々にはおすすめです。口コミにもアトピーが酷いお子様に使ったところ効果があったとの声も挙がっていたので、個人差はあると思いますが効果が期待できます。
三菱で人気のおすすめ加湿器・保湿機
そではここからは三菱重工の加湿器、三菱電機の保湿機をご紹介させていただきます。それぞれの特徴は簡単にですが説明させていただきましたので、そちらも参考に購入を検討されている方は比較していただくといいかもしれません。
SHE35ND/60ND/120ND
現在の価格はコチラ |
こちらは三菱重工製のスチーム式加湿器です。型番の違いはタンク容量と加湿量及び適用畳数の違いになります。先述通り高い加湿能力を持つ製品として販売されており、スピード加湿も行ってくれます。
他社のスチーム式より消費電力も抑えられており、何より本体価格が安めとなっているのでお求め安くなっています。
SHK50NR/70NR/90NR
現在の価格はコチラ |
こちらも三菱重工製のハイブリッド式加湿器になります。デザインとしてはヒーターを思わせる形となっていますが、加湿器としての性能は高めとなっています。
性能以上に、高価になりがちなハイブリッド式の本体価格を抑えてくれているので、こちらも手に入れやすいのが特徴です。
SH-JX1
現在の価格はコチラ |
こちらは三菱電機の保湿機になります。先述通り自分の周りの加湿を前提としているので加湿能力は高くありません。しかし肌の乾燥などを防ぐのには十分な性能となっています。
価格はやや高めなのと静音設計のわりには音が気になるというところはありますが、コンパクトな設計と効果は期待できる製品となっています。