横抱き?縦抱き?新生児におすすめな抱っこ紐と上手な選び方
赤ちゃんが生まれたらいろいろなものが必要になりますが、その中でもあると便利なのが抱っこ紐です。しかし、抱っこ紐と言っても様々なラインナップがあり、どれを選べば良いか迷うこともあるかと思いますので、ここでは新生児用抱っこ紐の選び方を紹介していきます。
徹底的に新生児用抱っこ紐の選び方を知りたい方にはさらに詳しく解説した記事も別に用意していますが、サクッと知りたい方はこの記事を読み進めていただければと思います。
スポンサーリンク
新生児から抱っこ紐は必要?
新生児の時期はとても短く出かけることも少ないので、必ずしも抱っこ紐がないと生活できないというわけではないですが、1ヶ月健診や3ヶ月健診の時などにはあったほうが便利でしょう。
新生児用ベビーカーがあっても抱っこ紐は必要?
新生児用ベビーカーは広い場所へのお出かけには重宝しますが、雨がふったり赤ちゃんが泣いてしまった時には結局抱っこするしかなくなります。出産後の体が万全ではない時にずっと素手で抱っこするのは大変なので、抱っこ紐もあったほうが良いです。
新生児から使える抱っこ紐の種類と選び方
前向きタイプはは新生児に向かないため、主に以下の3種類から選ぶことになります。
- 縦抱きタイプ(おんぶ対応)
- 多機能タイプ(縦抱き・横抱き・おんぶ対応)
- ベビースリング
それぞれに異なったメリットデメリットがあるので、しっかり理解して選んでいく必要があります。
縦抱きタイプの抱っこ紐
現在の価格はコチラ |
縦抱きタイプのものは赤ちゃんの居心地も悪くなく、お母さんへの負担も少ないので新生児に使用するには最もおすすめのタイプです。その後首が座ってからも使用できますし、おんぶ紐としても使用することができます。
多機能タイプの抱っこ紐
現在の価格はコチラ |
多機能タイプは様々な抱き方ができるので長く使用することができますが装着が複雑だったり肩に負担がかかるものが多いようです。
ベビースリング
現在の価格はコチラ |
ベビースリングは赤ちゃんがまるでお母さんのお腹の中にいるような感覚になれるため、赤ちゃんの居心地は良いですが装着するのに少しコツがいり、間違ったつけ方をすると赤ちゃんが落下してしまう可能性があります。
サッとお買い物に行ったり、お父さんと兼用するには便利ですが、メインとして使っていくには少し心もとないかもしれません。
新生児用抱っこ紐を選ぶポイント
新生児用に抱っこ紐を選ぶ際には以下のポイントを押さえておきましょう。
- いつから使うのか
- どこで使うのか
- 一人で使えるのか
- 季節に合った素材か
- 重量やサイズは適切か
家庭環境にもよりますがお父さんとお母さんの2人で使うなら、お母さんサイズで縦抱きの抱っこ紐を用意し、お父さんと兼用サイズでベビースリングを用意、さらに長距離用にベビーカーを用意するというのが賢い準備だと言えます。
抱っこ紐の使用開始時期
抱っこ紐は新生児から使える物と首が座ってから使う物の2つに分かれます。初めての育児だと想像もつかないかもしれませんが、首が座る前の赤ちゃんは体がぐにゃぐにゃなので抱っこ紐に入れるのも怖く感じます。
どうしても電車やバスでの移動があるのであれば首が座る前のものを使用しますが、そこまで出かけることがないのであれば首が座ってから使用するものを選んでも良いですね。
赤ちゃんによって個人差はあるものの首が座りだすのは早くて生後3ヵ月、通常で生後5~6ヵ月なのでそれから使用開始しても良いでしょう。
抱っこ紐を使用する場面
抱っこ紐を使用する場面は生活スタイルにもよりますが、赤ちゃんの寝かしつけや家事をするとき、お出かけのときなど多岐にわたります。
赤ちゃんとの生活は基本的に片時も離れられない状況で家事や離乳食作り、買い物などをおこなわなければなりません。抱っこしながら両手を空けるという使い方が便利なシーンは思った以上にたくさんあります。
抱っこ紐の使い勝手
抱っこ紐は基本的にお母さん1人で脱着することが多いです。多機能だとより複雑な作りになっているので脱着はしにくいと感じるかもしれません。
抱っこ紐の素材
夏に抱っこ紐を使うようなら通気性の良いメッシュ素材がおすすめです。赤ちゃんは汗っかきで冬でも汗だくになることがあるので通年メッシュ生地でも問題ないですし、寒い場合にはケープで防寒対策をしましょう。
抱っこ紐のサイズや重量
抱っこ紐も様々な種類がありますが、サイズや重量はしっかり見極める必要があります。抱っこ紐は丈夫さを失わない程度になるべく軽量化されている方が負担は少ないです。
また、細身のお母さんだと海外製の抱っこ紐のサイズが合わない可能性もあります。腰ベルトがゆるいと赤ちゃんが落下してしまう危険性や、より重く感じてしまうことになるので腰ベルトを一番短くしてしっかりフィットするかは確かめたほうが良いでしょう。
さらにお父さんと兼用するのであれば腰ベルトの調節幅が大きいものを選んでおくと安心です。
新生児におすすめの定番抱っこ紐:厳選3種
それでは最後に新生児から使える抱っこ紐として「縦抱きおんぶ抱き対応」「多機能タイプ横抱き対応」「スリング」のおすすめを1つずつ紹介していきます。
エルゴベビー(Ergobaby) / アダプト
現在の価格はコチラ |
こちらはエルゴベビーの最新作で新生児の「縦抱き」に対応した抱っこ紐です。これまでのエルゴは別売りのインサートが必要だったのですが、このアダプトには別売りのインサートが必要ありません。
さらに新生児期が終われば普通に抱っこやおんぶができる抱っこ紐として活躍してくれるので、使用している人は多いですがまず最初におすすめしたい抱っこ紐です。
アップリカ(Aprica) / コランハグ オリジナル
現在の価格はコチラ |
こちらは別売りの新生児シートを組み合わせることで新生児の「横抱き」が可能になる抱っこ紐です。あえて別売りのもので紹介させていただきましたが、そのわけは「横抱きを腰ベルト付きでできる」という点です。腰ベルトなしタイプのものも良く見かけますが、やはり腰ベルトがあるか無いかでは負担が全然違うんですよね。
首が座ってしまえば「対面抱っこ・おんぶ・腰抱き」に加えて「前向き抱っこ」もできるので、まさに多機能抱っこ紐と言える抱っこ紐でしょう。
アコアコ(AKOAKO) / しじらシリーズ
現在の価格はコチラ |
こちらは赤ちゃんが良く寝ると口コミで話題のスリングです。調節機能が無いのでサイズ選びが重要となりますが、その分装着が簡単でサッと使いたいときにも便利です。もちろん新生児にも使用可能で、首が座ってからもずっと使えます。
このしじらシリーズは日本で古来から愛されてきた「しじら」という綿100%の素材を使用したスリングです。暑い時期には通気性が良く、寒い時期には空気の層で暖かいという年中使えるスリングです。