いつから可能?エルゴを使ったおんぶの正しい方法と注意点
赤ちゃんのお世話や移動の手段として「エルゴベビーの抱っこ紐」を購入したお母さんも多いことでしょう。基本的には多機能なので抱っこ以外に「おんぶ」もできてしまいます。
しかし、実際にやってみようと思ってもいつからやれば良いのか、どうやっておんぶするのかがわかりにくかったりしますよね。今回はエルゴベビーとおんぶについて詳しく解説していきますので、ぜひ参考になさってください。
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エルゴベビー(Ergobaby)とは?
エルゴベビーはハワイで生まれた抱っこ紐のブランドで、世界50カ国以上で愛されているブランドです。特に日本では抱っこ紐のシェア率No.1と言っても過言でない程の人気で、街を歩けばエルゴベビーを使っているお母さんばかりだということに気付くかと思います。
肩ベルトや腰ベルトがしっかりしているので、お母さんへの負担が少なく、使用者が多いということで安心できるのがエルゴベビーの特徴です。
エルゴベビーでおんぶ出来るのはいつから?
エルゴベビーの公式サイトによれば、おんぶができるのは以下の条件をクリアしたときからです。
- 首が完全に据わっている
- 生後6カ月以上
- 体重7.8kg以上
- 両足がベビーキャリアから出る
また、子どもの体重が20kgに満たない間はおんぶをすることが可能です。
インサートを使えば新生児からおんぶ出来る?
エルゴベビーには新生児を対面抱きするためのインサートが別売りで売っていますが、インサートを使っても新生児をおんぶすることはできません。必ず上記で挙げたおんぶの条件を満たしてから使うようにしましょう。
エルゴベビーでおんぶして自転車にのれるのはいつから?
2015年6月1日に改正道路交通法が施行されて赤ちゃんを前に抱っこして自転車を運転することが禁止となりました。しかしおんぶでなら法規制はないので、抱っこ紐を使っておんぶして自転車に乗ることもあるかと思います。
基本的には上記したおんぶできる条件を満たしていれば問題ないですが、エルゴベビーの取扱説明書には「自転車や車の運転はしないように」とはっきり書いてあるので、あまりおすすめはしません。
どんな時にエルゴベビーでおんぶする?
エルゴベビーでおんぶする機会と言うのは「家事の時」という意見が多いです。首や腰が座るまでは前に抱っこしているしかないですが、おんぶできるようになったらおんぶの方が家事がはかどります。赤ちゃんが前に居ては包丁も使えませんし、火を使って加熱するのも危ないですし、お皿を洗うのも一苦労ですからね。
それから、スーパーなどに買い物に行ったときにもおんぶするというお母さんもいるようです。さらに子どもの好みにもよりますが、抱っこよりもおんぶの方が寝つきが良い子もいるようなので、寝かしつけの時におんぶをしているということもあるようです。
エルゴベビーをつかった正しいおんぶの方法
エルゴベビーでおんぶをするときは付属の取扱説明書もしっかり読んで、注意点などを確認してから実践していきましょう。以下がおんぶのやり方です。
- エルゴベビー抱っこ紐をウエスト辺りに装着する
- 赤ちゃんを抱きあげて、右か左で腰抱きする
- エルゴベビー抱っこ紐を赤ちゃんにかぶせる
- 赤ちゃんを片手で支えながら、もう一方の手は背中側から肩紐の下にくぐらせる
- 赤ちゃんを支えていた手を肩紐に通し、赤ちゃんを徐々に背中に移していく
- 赤ちゃんを背負ったら、胸ストラップを留め、肩紐の長さを調節する
慣れるまでは難しいかもしれませんが、慣れてしまえば簡単なものです。焦らず、なるべくイライラせずに何度も挑戦してみましょう。
エルゴベビーでおんぶするときのコツ
もし先ほどのやり方でうまくいかない場合は少し前かがみになって装着してみてください。直立で装着するよりは赤ちゃんを背中に乗せるようなイメージでおんぶしていった方が比較的簡単になります。
また、それでもうまくいかない場合は初めのうちだけ家族に協力してもらうのも良いでしょう。おんぶの際になぜうまくいかないかと言えば「赤ちゃんを落としたくないから」です。そこを家族に見守ってもらったり手で支えてもらえば案外簡単にできてしまうかもしれませんよ。
エルゴベビーでおんぶするときの注意点
取り扱い説明書にも書いてありますが、エルゴべビーでおんぶをする際には以下の点に注意して安全に使用しましょう。
- 授乳後30分は、お腹を圧迫し嘔吐により窒息する恐れがあるため使用しない
- 「対面抱き」に慣れてから「おんぶ」で使用する
- 赤ちゃんのお腹が使用者の背中を向くように使用する
- 赤ちゃんを抱っこ紐に乗せる前に各部のバックルをしっかりと留め、ストラップの長さを体に合わせて調節しておく
- 体重制限を守る(20kg以上は使用しない)
- 余ったストラップはしっかり丸めてゴムで留める
- ストラップが安全用ゴムループを通っているか確認する
- 赤ちゃんの手足がストラップなどに挟まっていないか確認する
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