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炊飯器の電気代はいくら?節約するマル秘テクニックをご紹介!

炊飯器の電気代と節約術

炊飯器の炊飯や保温にかかる電気代ってどれくらいかご存知ですか?

他の家電とは異なり、炊飯器は毎日のように使用するので、しっかりと電気代は把握しておきたいですね!

この記事では、炊飯器の電気代と、電気代を節約するためのマル秘テクニックを伝授していきます。

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炊飯器の電気代を計算してみた

さっそくですが、炊飯器にはどれくらいの電気代がかかっているのかを見ていきましょう。

炊飯器は「炊飯時」「保温時」「予約タイマー時」「早炊き時」などによって、かかってくる電気代が異なります。

ご利用のシーンに分けて、一つずつ電気代を見ていきます。

炊飯にかかる電気代

まずは炊飯にかかる電気代ですが、結論から言うと1回の炊飯にかかる電気代は「約4円」です。

つまり、1日1回炊飯をしても、1か月で120円程度しかかからない計算になります。

1か月で「缶コーヒー1本分」と考えれば、安いと感じる人も多いのではないでしょうか?

ただし、電力会社や利用プラン、ご使用の炊飯器によって電気代は多少前後しますので、ご注意ください。

例)象印「NP-VJ10」5.5合炊きの場合

炊飯にかかる電気代

早炊きにかかる電気代

朝一でごはんを食べたいとき、ごはんを炊き忘れていたときなどに炊飯器の「早炊き機能」は大変便利です。

炊飯時間を短くできるので、電気代も節約できるのでは?と考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし実際は、時間短縮の為に急速な温度上昇を必要とします。そのため消費電力は通常の炊飯モードよりも多くなってしまいますので注意が必要です。

具体的な早炊き時の消費電力は公表していないメーカーが多いですが、通常の炊飯モードの1.5倍程度の電気代(約6円)がかかると言われています。

【関連記事】
炊飯器の早炊きは味が落ちるって本当?時間や電気代について徹底解説!

保温にかかる電気代

次に、保温にかかる電気代について見ていきましょう。

ご家庭によって、何時間保温をするかは異なってきますが、ご飯を美味しく食べることの出来る保温時間の目安は5時間程度です。

仮に5時間保温を行ったとしてかかる電気代は、「約2円」。丸一日(24時間)保温を行った場合には、約10円程度もかかってしまいます。

電気代の保温は電気代がかかってしまうので、節約を考えた場合、なるべく使用しないことが大事になってきます。

例)象印「NP-VJ10」5.5合炊きで保温した場合

保温にかかる電気代

【次の日も美味しいごはんを食べるには?】
保温はいつまでOK?炊飯器の適切な保温時間とご飯を美味しく保つコツ

予約タイマーにかかる電気代

最近の炊飯器には「予約タイマー(予約炊飯)」機能が搭載されています。

前日の夜に予約をしておけば、朝一で美味しいごはんを食べることができます。

でもこの時、待機電力量が結構かかってしまうのでは?と心配の方も多いかと思います。

しかし、炊飯器の待機電力は8時間程度でも、約0.1円程度。気にするほどの電気代はかからないので、心配する必要はないでしょう。

炊飯器の電気代節約術

炊飯器は使い方にすこし気を使うだけで、電気代を節約することができます。

ここからは簡単に出来る炊飯器の電気代節約テクニックについて解説をしていきます!

エコモードを使用する

多くの炊飯器には、「標準モード(白米モード)」の他に電気代を抑える「エコモード」が搭載されています。

「エコモード」を使用すると、通常の炊飯より10分~15分程度、炊飯時間が長くなりますが、消費電力を抑えることが出来ます。

実際の金額に換算すると、1回あたりの炊飯で約1円程度安くすることが可能です。

保温ではなく冷凍保存

余ってしまったご飯を「保温」するか「冷凍保存」するかで迷う方も多いと思います。

ご飯が余ってしまった場合は、冷凍保存を行った方が節約につながります。

炊飯器の保温は、5時間で「約2円」、24時間で「約10円」かかります。

一方ご飯を冷凍保存し、電子レンジでチンを行うとわずか、0.5円程度で済ますことが出来ます。

わずかな差ですが、1か月単位で考えると50円~300円程度の節約につながります。

節約するのであれば「保温」ではなく「冷凍保存」を意識すると良いでしょう。

炊飯の回数を減らす

「1日に炊飯する回数を減らす」のも節約においては非常に重要です。

実は炊飯器は、1回に炊く量が多くても少なくても電気代があまり変わりません。

そのため、1日に3合を炊くにしても、1合炊きを3回行うよりも。3合炊きを1回行った方が電気代がお得に済みます。

「1日にどれくらい白米を食べるか」をイメージして1回で炊くようにすると家計も楽になるでしょう。

使用しない時は、電源コードを抜く

これは炊飯器に限った話ではありませんが、家電を使用していないときは、コンセントを抜くと「待機電力」の消費を抑えることができます。

ただし、炊飯器は消費電力の大きい家電ではないので、月10円~20円程度の節約にしかつながらないのが正直な話。

無理して行う必要はありませんが、「節約をする」という意識付けのために行っても損はないでしょう。

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炊飯器の電気代と土鍋のガス代の比較

最近では、炊飯器を使用せず土鍋でご飯を炊くという家庭も増えています。

では、炊飯器の電気代と土鍋のガス代ではどれくらい違いがあるのでしょうか?比較してみましょう。

炊飯器の電気代(1回の炊飯) 約4円
土鍋のガス代 約18円~36円

実は、土鍋が15分~20分程度火にかけるだけで、炊飯が終わるのに対し、炊飯器ですと1時間程度の時間を必要とします。

これだけ聞くと一見、土鍋の方が安く済みそうですが、電気代に比べてガス代は非常に高くなっています。

味の好みはありますが、電気代だけを考えた場合、炊飯器の方がはるかにお得です!

炊飯器と電子レンジどっちがお得?

炊飯器と電子レンジどっちがお得?

「炊飯器で保温」をするのと、いったん冷凍をし「電子レンジで温める」のはどっちがお得なのでしょうか。

家庭用で使用される600Wの電子レンジを使用した場合、お茶碗1杯分(150g)の解凍に、約2分程度かかります。

これにかかる電気代は、「(600÷1000)kW×(2÷60)時間×26.0円/kWh」=約0.47円になります。

炊飯器の5時間保温時の電気代が約2円程度なので、電子レンジで「チン」すると、電気代を1/4程度に抑えることが可能になるのです。

まとめ

  • 1回の炊飯にかかる電気代は約4円。
  • 早炊きモードは通常の1.5倍程度(6円)の電気代がかかる。
  • 炊飯器の保温の電気代は24時間で約10円と高め。
  • 電気代の節約を考えるのであれば「エコモード」の使用が効果的。
  • また、冷凍保存や炊飯の回数を減らすことも大事
  • 最近はガスを使った土鍋炊飯も流行っているが、ガス代はとても高い。
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