賢く選ぶために知っておきたいコーヒーメーカーの種類
コーヒーメーカーには様々な種類があり、それぞれ抽出方法が異なります。
いざコーヒーメーカーを選ぼうと思っても、その種類の豊富さに困ってしまうかもしれません。ここでは、そんなコーヒーメーカーを種類別に紹介していきます。
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コーヒーメーカーの種類と特徴
コーヒーを手軽に楽しむためにあると便利なコーヒーメーカーですが、いざ買おうと思って探してみると、その種類の多さに驚かれる方も少なくないでしょう。
そこで、まずはコーヒーメーカーにはどんな種類の製品があるのかを確認しておきましょう。
大まかに分類しているサイトも多くありますが、ピントルではコーヒーメーカーを以下の8種類に分類しました。
それでは早速、これらのコーヒーメーカーの特徴やメリット・デメリットなどについて解説していきます。
そもそも「コーヒーメーカーってなんのために使うの?」って方は以下の記事も参考にしてください!
インスタント式
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コーヒーメーカーの中でも、手軽に美味しいコーヒーを楽しむことが出来る製品の一つと言えるのが、このインスタント式のコーヒーメーカーでしょう。
コーヒーメーカーの種類として分類していますが、実際にはネスレ日本から販売されている「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」が代表的な製品となります。
インスタントコーヒーを使っているにも関わらず、本格的なコーヒーを味わうことが出来るインスタント式コーヒーメーカーの特徴やメリット・デメリットについてみていきましょう。
特徴
最大の特徴は、その名の通り通常コーヒーを淹れる際に使うレギュラーコーヒーの豆や粉ではなく、インスタントコーヒーを使用するということです。
もちろん豆を挽く必要はありません。インスタントコーヒーをセットしてボタンを押すだけです。タンクに水を入れるだけでお湯を沸かす必要もなく、コーヒーを手軽に楽しむことが出来ます。
しかも、「バリスタ」に関しては、カプチーノやカフェラテ、エスプレッソタイプのコーヒーやマグサイズのコーヒーまで入れることが可能です。
通常のインスタントコーヒーであればブラックコーヒーかクリープを入れる程度しか出来ないことを考えれば、これは大きな特徴と言えるでしょう。
価格帯
ここまでご紹介した通り、インスタント式のコーヒーメーカーはこの「バリスタ」が代表的な製品となっているため、価格帯という表現は正しくないかもしれません。
念のため紹介しておくと、通常の「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」と「 ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタi」では機能的な違いがあるため値段が異なります。
安いもので4,000円、高いもので8,000円程度と覚えておくと良いでしょう。
インスタント式コーヒーメーカーのメリット
インスタント式コーヒーメーカー(ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ)のメリットとしてまず挙げることが出来ることと言えば、なんといってもすぐに飲めるという点です。
インスタントコーヒーがセットされていれば、ボタンを押して数秒で出来上がります。電源を入れるところからでもほんの一分程度です。お湯を沸かす必要がないので忙しい朝などにぴったりです。
操作性においても非常にシンプルで誰にでも扱える上に、メンテナンスも非常に楽な部類に入るコーヒーメーカーであることもメリットの一つと言えます。
さらには毎回濃さも一定であることから味にブレがなく、「いつでも手軽に同じ味わいのコーヒーを楽しむことができる」という点も大きなメリットとなっています。
インスタント式コーヒーメーカーのデメリット
そんなインスタント式コーヒーメーカー(ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ)のデメリットですが、まずはコーヒーをいれる時の音が大きいという点が挙げられます。
結構大きめの音がします。ご家族がいる方で、朝方コーヒーを飲もうと思っても同じフロアで寝ている家族がいるとちょっと気を使う必要があるかもしれません。
続いては味です。正直に言えば、インスタントコーヒーよりも少し美味しいといった具合でしょうか。普段豆から挽いている方にとっては決して美味しいとは感じないかもしれません。
あくまでもインスタントコーヒーであるということを考えれば当然なのですが、味に期待している方にとってはデメリットとなるでしょう。
こんな人におすすめ
以上を踏まえて、インスタント式コーヒーメーカーを使うのにおすすめの人は、ズバリ「コーヒーをいかに手軽に飲めるか」ということに重きを置いていて味にそこまでのこだわりがない方です。
非常に手軽でありながらも、通常のコーヒーだけでなくカプチーノやカフェラテまで楽しめるコーヒーメーカーとなっています。
「手間はかけたくないけど、気軽にカフェの気分を味わってみたい」という方には非常におすすめです。
>>ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタについて詳しくはコチラ
ドリップ式
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コーヒーメーカーの種類の中で最もオーソドックスなタイプであり、多くの方が頭に思い浮かべるコーヒーメーカーと言えばこのドリップ式です。
「インスタントコーヒーよりも美味しいコーヒーを飲みたい」「手軽さは大事だけれどもう少し味にこだわりたい」という方に人気のドリップ式コーヒーメーカーについて、特徴やメリット・デメリットについてみていきましょう。
特徴
ドリップ式コーヒーメーカーの特徴と言えば、豆から挽いたコーヒーの味を比較的手軽に楽しむことが出来るという点でしょう。
コーヒーを淹れる上で重要な要素の部分についてはコーヒーメーカーがしっかりと行ってくれるため、どんな方でも自宅で美味しいコーヒーを飲めると言えるでしょう。
挽いたコーヒー豆を使用するため、コーヒー豆を買ってきてミル(コーヒー豆を挽くための道具)で挽くか、コーヒー豆を購入する際に豆を挽いてもらう必要があります。
ただし、ドリップ式コーヒーメーカーにはミルがすでに付いている製品もあります。この場合にはコーヒー豆を挽くところからやってもらえます。
さらに全自動タイプのコーヒーメーカーについては、豆を挽くところから抽出まですべて自動でやってくれるものもあります。
ドリッパー(コーヒーを抽出するために用いるカップ形状で小さな穴の開いた器具)については、「紙フィルター(ペーパーフィルター)」をセットするものや、交換不要で繰り返し使用可能な「パーマネントフィルター方式」と呼ばれる金属性のフィルターやメッシュフィルターがあります。
ペーパーフィルター式のコーヒーメーカーを使用して淹れたコーヒーはよりすっきりとした味わいに、パーマネントフィルター式のコーヒーメーカーを使用して淹れたコーヒーは濃厚な味わいとなります。
さらに抽出したコーヒーを保温しておくための機能についてもいくつかの種類があり、ガラス容器を用いてヒーターを使って保温するものや、電気を使わず真空断熱式のポットで保温するものがあります。
以上のように、最もオーソドックスなコーヒーメーカーでありながら、ニーズに合わせて様々なタイプや機能を持ったものが存在するのがドリップ式コーヒーメーカーです。
価格帯
上記のように様々な機能を持ったコーヒーメーカーがあるため、価格についても非常に幅が広いと言えます。
メーカーによっては1,000円を切るものから、高機能、高性能のものとなると10万円を超えるものまであります。
当然ですが、コーヒーメーカーにどの程度の機能を求めるかによって値段は変わってきます。非常に幅広い製品ラインナップとなっていますので、まずはご自身が求める機能についてしっかりと確認するようにしましょう。
>>コーヒーメーカーに搭載されている様々な機能について詳しくはコチラ
ドリップ式コーヒーメーカーのメリット
ドリップ式コーヒーメーカーの最大のメリットは、コーヒーを美味しく淹れる技術を機械がすべてやってくれるということでしょう。
コーヒーを美味しく淹れるための知識がなくとも豆から挽いたコーヒーを飲むことができます。
さらに人の手がほとんど入らないということは、それだけ味に安定感があります。いつ飲んでも一定の味や香りのコーヒーを楽しむことが出来るというのはドリップ式コーヒーメーカーの大きなメリットと言えるでしょう。
また淹れたコーヒーを保温しておけるのもコーヒーメーカーを使うことのメリットとなるでしょう。
いつでも暖かいコーヒーを飲むことが出来るという理由でコーヒーメーカーを使用している方も少なくありません。ただし長時間の保温は味の劣化や電気代の問題もあるので注意が必要です。
ドリップ式コーヒーメーカーのデメリット
やはり機械がコーヒーを淹れる以上、熟練した技術によるハンドドリップにはどうしても味の面においてかなわないというのがデメリットとなります。コーヒーの深い味わいや香りを楽しみたいという方にはもの足りないという方もいるでしょう。
コーヒー豆の挽き加減や抽出時間を細かく設定出来ないということは、ドリップ式コーヒーメーカーを使用する上でのデメリットということになるでしょう。
また、「ペーパーフィルタータイプ」のドリップ式コーヒーメーカーではフィルター代がコストになってしまうこと、さらにインスタントコーヒーとは違い、普段の掃除などが必要になる点などがデメリットとなるでしょう。
こんな人におすすめ
以上をふまえた上で、ドリップ式コーヒーメーカーがおすすめとなる人は、「豆から挽いたコーヒーを楽しみたいけれど、そこまで手間をかけたくない人」と言えるでしょう。
なんと言っても、いつでも豆から挽いたコーヒーを一定の味で、しかも手軽に楽しむことが出来るのがこのドリップ式コーヒーメーカーです。
インスタントコーヒーを卒業したいけれど、お金もかけたくないという人にはぜひおすすめです。
反対に、同じコーヒー豆でも「挽き加減」や「抽出時間」などによって味の違いを楽しみたい方には不向きと言えるでしょう。
カプセル式
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「自宅でもなるべく手軽に本格的なコーヒーを楽しみたい」という方に人気となっているのがこのカプセル式のコーヒーメーカーです。
本体にカプセルをセットするだけで誰でも簡単に本格的な味わいのコーヒーを楽しむことができるカプセル式のコーヒーメーカーについての特徴やメリット・デメリットについてみていきましょう。
特徴
カプセル式コーヒーメーカーの最大の特徴と言えば、本格的なコーヒーを楽しむことが出来るうえに、誰が作っても同じ味わいのコーヒーをいつでも作ることが出来るという点でしょう。
焙煎した豆を挽いてすぐカプセルに真空密閉するので、酸化などによる味の劣化を気にすることなく新鮮なコーヒー豆を挽いて淹れたコーヒーを誰でも簡単に飲めるということが世界中で人気となっています。
また製品によっては圧力をかけて抽出する機能があるため、本格的なエスプレッソを楽しむこともできます。これもカプセル式コーヒーメーカーの大きな特徴と言えるでしょう。
価格帯
カプセル式コーヒーメーカーはいくつかのメーカーから製品の販売があり、製品によってその価格も違いますが、一般的な製品の中心価格帯は10,000円前後と思っておけばよいでしょう。
安いものでは3,000円台から高いものでは20,000円以上するものまでありますので、どんな機能があるのかを十分に確認した上で購入するようにしましょう。
コーヒーメーカーの種類の中でも特別に高いというわけではありませんが、後述する通り一杯あたりの価格(コスト)は他の種類のコーヒーメーカーよりも高くなります。
カプセル式コーヒーメーカーのメリット
カプセル式コーヒーメーカーを使用することによる最大のメリット、それはメンテナンスが非常に楽でありながら誰でも簡単に新鮮なコーヒー豆から淹れたコーヒーを楽しむことができるということです。
その味はインスタントコーヒーとは比べ物にならないレベルと言っても過言ではないでしょう。一度使えば戻れない人も多いでしょう。
忙しい朝でもボタン一つ、淹れ終わった後はカプセルをゴミ箱に捨てるだけ。こんな簡単に本格的なコーヒーを味わうことができるなんて、なんて素敵な時代になったのでしょうか。
カプセル式コーヒーメーカーのデメリット
手軽な上にお手入れも簡単、それでいて本格的なコーヒーを味わえるカプセル式コーヒーメーカーですが、デメリットを上げるとすればまずは一杯あたりのコストでしょう。
メーカーにもよりますが、基本的には50円以上、100円近くかかるものまであります。一般的なドリップ式のコーヒーメーカーと比べると若干割高と言わざるを得ないでしょう。
続いてもう一つ、メーカーごとに使用するカプセルに互換性がないということです。
現在使用しているカプセル式コーヒーメーカーとは違うブランドのカプセルを使用したい場合にはそのブランドのカプセル式コーヒーメーカーを購入する必要があります。
したがって、これからカプセル式コーヒーメーカーを新たに購入するという方はそのブランドの特徴をよく調べた上で購入するようにしましょう。
こんな人におすすめ
以上の点から、カプセル式コーヒーメーカーを使うのにおすすな人は、「インスタントコーヒーの味では満足できないけれど、できるだけ簡単に本格的なコーヒーの味わいを楽しみたい人」となります。
インスタントコーヒーや、通常のドリップ式コーヒーメーカーに比べるとどうしても一杯あたりのコストは高くなりますが、それでも味を優先したいという方向けのコーヒーメーカーとなっています。
カフェポッド式
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一杯分のコーヒー豆を挽き、フィルターペーパーに詰めたカフェポッドをセットしてコーヒーを淹れるカフェポッド式コーヒーメーカー。
豆から挽いた本格出来なコーヒーを誰でも簡単に楽しむことが出来るということから人気のコーヒーメーカーの特徴やメリット・デメリットについてみていきましょう。
特徴
カフェポッド式コーヒーメーカーの特徴は、誰でも簡単に本格的なコーヒーの味わいを楽しむことが出来るという点です。これはカプセル式のコーヒーメーカーとも共通すると言えるでしょう。
そして同様に、だれが作っても一定の味わい、そして量を間違えたりすることもありません。「手軽に本格的なコーヒー」というのがポイントとなります。
また非常に本格的な味わいのエスプレッソを楽しむことが出来るのも大きな特徴の一つと言えます。後述する44mmに対応したものを選ぶ必要がありますが、エスプレッソ好きの方は一考の価値があります。
そしてこれはカプセル式とは大きく異なる特徴として、使用するカフェポッドが共通規格であるという点です。これによりカフェポッドに対応したコーヒーメーカーがあればメーカーを気にする必要がなくなったということが大きな特徴となっています。
またカフェポッドの規格には44mmのエスプレッソ用、60mmのレギュラーコーヒー用とタイプが分かれているので、コーヒーメーカーを選ぶ際にはどちらに対応しているのかをしっかりチェックしましょう。
価格帯
カフェポッドに対応したコーヒーメーカーについては、いくつかのメーカーから販売されており価格もまちまちです。
最も安いものだと2,000円台からという製品もありますが、やはり中心価格帯は10,000円以上といったところでしょう。「デロンギ」からは20,000円台のカフェポッド式コーヒーメーカーも出ています。
カフェポッド式コーヒーメーカーのメリット
カフェポッド式コーヒーメーカーのメリットはカプセル式と比較的似ているといえるでしょう。
まずは一つ一つポッドがパックされているので鮮度を気にする必要がありません。最適な鮮度を保った状態で作られたカフェポッドを使用しますので、いつでも鮮度の良い本格的なコーヒーを楽しむことが可能です。
これは無駄にコーヒーを作りすぎることにもならないので、飲みたい時に飲みたい分だけを作ることが出来るというメリットにつながります。
そして何と言っても操作が簡単で後片付けも楽、誰が入れても同じ味の本格的なコーヒーを楽しむことが出来るというのが大きなメリットと言えるでしょう。
カフェポッド式コーヒーメーカーのデメリット
カフェポッド式コーヒーメーカーを使用する上でのデメリットと言えば、これもカプセル式同様にコストの面をあげざるを得ないでしょう。
一杯辺りのコストはおよそ60円程度となるので、通常のドリップ式コーヒーメーカーやインスタントよりもやはり割高になります。とにかくコストを抑えたい方にはデメリットとなります。
さらに、60mmのカフェポッドは取扱いが少ないというのもデメリットかもしれません。
また一度に大量のコーヒーをつくることも出来ないので、たくさんのお客さんにコーヒーをふるまうことが出来ない点をデメリットと感じる方もいるようです。
こんな人におすすめ
以上のことから、カフェポッド式のコーヒーメーカーを使うのにおすすめの人、それは「手軽に本格的なコーヒーやエスプレッソを楽しみたい人」ということになるでしょう。
カプセル式同様に、コストよりも味が重要という方は購入の選択肢に必ず入ってくるでしょう。
サイフォン式
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コーヒー初心者の方にはちょっとなじみのない、もしくはお店でしか見たことないよという声が聞こえてきそうなのがこのサイフォン式です。
いかにもコーヒー通という雰囲気満載のサイフォン式ですが、家庭でも楽しむことが可能なサイフォン式コーヒーメーカーというのがあるのをご存じでしょうか。
そんなサイフォン式コーヒーメーカーの特徴やメリット・デメリットについてみていきましょう。
特徴
サイフォン式コーヒーメーカーの特徴、それはなんといっても見た目ではないでしょうか。味や香りじゃないのかと思う方も多いかもしれませんが、やはりその外見は非常に特徴的です。
もはやコーヒーを淹れるという本来の役割を果たさずとも、そこにあるだけでインテリアとしてその部屋をおしゃれにしてくれる。そんな力すら持っているのがこのサイフォン式コーヒーメーカーなのです。
コーヒーはもちろん飲むものなんですが、そのサイフォン式コーヒーメーカーはコーヒーを淹れている間にも視覚と嗅覚において楽しみを与えてくれます。
お湯が上の容器へ上がっていく様子、コーヒー豆がお湯に浸りコーヒーが出来あがっていきそれが再びフラスコに落ちていく様子は見ているだけでも楽しめます。その上香りも楽しむことができるというのはサイフォン式ならではの特徴と言えるでしょう。
価格帯
サイフォン式コーヒーメーカーの価格ですが、こちらは他の種類のコーヒーメーカーに比べて高いものと安いものの価格差はそこまでなく、数万円を超える製品はめったにありません。
逆にどんな製品を選ぶかによって価格が違うため中心価格帯を示しにくいのですが、6~7,000円もしくは10,000円程度の製品を選ぶ方が多いようです。
サイフォン式コーヒーメーカーメリット
サイフォン式コーヒーメーカーのメリットと言えば、まずは濃厚な味わいのコーヒーを楽しむことが出来るという点でしょう。これは挽いたコーヒー豆が湯に浸され、抽出が十分になされるためです。
さらに布のフィルターを利用していることからドリップしたコーヒーよりも粉っぽくなく澄んだコーヒーとなり、すべすべとした舌触りのコーヒーとなりやすくなっています。
また、コーヒーを飲む時以外でも、インテリアとして部屋をおしゃれに魅せることが出来るもサイフォン式コーヒーメーカーを利用する大きなメリットの一つと言えるでしょう。
サイフォン式コーヒーメーカーデメリット
では反対にサイフォン式コーヒーメーカーのデメリットとしてあげられることと言えばなんでしょうか。
これを言ってしまっては身も蓋もありませんが、やはりコーヒーを飲むのに手間がかかるという点でしょう。
一般的なコーヒーメーカーはボタン一つでコーヒーが飲めますが、サイフォン式コーヒーメーカーとなるとそうはいきません。水を沸騰させる時間や湯がコーヒーの粉に浸る時間、それが下に降りてきてガラス容器に溜まるまでの時間がかかるなど、忙しい朝にサクッとコーヒーを、というわけにはいきません。
また器具やフィルターの洗浄にも気を使わなくてはならない点もデメリットと感じられやすいと言わざるを得ないでしょう。
こんな人におすすめ
以上の点からサイフォン式コーヒーメーカーを使うのにおすすめ人というと、「手間をかけてでも濃厚なコーヒーをおしゃれに楽しみたい」となるのではないでしょうか。
一般的なコーヒーメーカーとは見た目において一線を画したサイフォンコーヒーは、自宅に遊びに来た友人にもインパクトを与えること間違いなしです。人とは違ったコーヒーメーカーをお探しの方にはぜひおすすめです。
パーコレーター式
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一般的には自宅でというよりも、キャンプやハイキングなどのアウトドアシーンの印象が強いのがパーコレーター式のコーヒーメーカーでしょう。
もともとはアメリカの開拓時代に愛用され、キャンプにコーヒーを欠かさない方であれば馴染みの深いパーコーレーター式コーヒーメーカーの特徴やメリット・デメリットについてみていきます。
特徴
パーコレーター式コーヒーメーカーの特徴をあげるとすればいくつかありますが、まずは使用するコーヒー豆が粗挽きであるという点です。これはコーヒーの粉とお湯が接している時間が長いためです。
コーヒーメーカーとしては構造自体も非常にシンプルであるため、洗浄などのメンテナンスも簡単であることも大きな特徴と言えるでしょう。
またコーヒーの粉をセットして、火にかけて沸騰するまでの間に広がる香りも特徴となっています。香ばしいコーヒーの香りを楽しむことが出来るでしょう。
価格帯
パーコレーター式のコーヒーメーカーは他の種類と比べると価格はそんなに高くありません。一般的な製品では10,000円を超えるようなものはほとんどなく、5,000円前後が主流と言えます。
中には15,000円程度のガラス製のものもありますが、5,000円も出せば十分な製品を購入することが出来るでしょう。
パーコレーター式コーヒーメーカーのメリット
パーコレーター式コーヒーメーカーのメリットというと、まず挙げられるのがコーヒーを淹れる手間があまりかからないということです。
コーヒーの粉をセットして火にかけておけばよいので、アウトドアシーンでも他のこと(料理など)をしながら食後のコーヒーをあらかじめ淹れておくことが出来ます。
しかも前述のとおり構造がシンプルなのでアウトドアにおいても壊れにくく、洗浄も簡単なのでキャンプなどのお供に最適です。
パーコレーター式コーヒーメーカーのデメリット
反対にデメリットをあげるとするのであれば、味が安定しないという点でしょう。
パーコレーター式コーヒーメーカーを使ってコーヒーを淹れるためには火にかけるわけですが、好みの濃度になっているかを判断するのはふたのツマミから見える抽出液の色です。
これを常に一定の濃度で火を止めるというのはかなりの経験を要します。言い換えれば濃度を自由に調整できるのがメリットとも言えますが、常に一定の濃度のコーヒーを楽しみたい方にはデメリットとなるでしょう。
こんな人におすすめ
以上のことからパーコレーター式コーヒーメーカーをおすすめしたい人はというと、やはり「アウトドアでもコーヒーを楽しみたい」という方になるでしょう。
もともとはアウトドアでコーヒーを手軽に楽しむために生まれたような製品ですので当然と言えば当然です。キャンプのお供にいかがでしょうか?
プレス式
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一般的に日本では紅茶用として認知している方も多いフレンチプレスですが、 もともとはフランスでコーヒーを抽出するために作られた器具であるということを知っている方は少ないのではないでしょうか。
ここではそんなフレンチプレス式コーヒーメーカーの特徴やメリット・デメリットについてみていきましょう。
特徴
まずフレンチプレス式コーヒーメーカーの大きな特徴の一つと言えるのが、金属フィルターを使用しているという点でしょう。
一般的なドリップ式のコーヒーメーカーに用いられるペーパーフィルターと違い、コーヒーオイルがフィルターに吸収されず液体に閉じ込められる形となるので、コーヒー豆の繊細な香りやコクを楽しむことができます。
またフィルターの特製から、コーヒー豆は中挽き~粗挽きのものを使用することも特徴の一つです。それ以上に細かく挽くと粉っぽくなり過ぎるので注意が必要です。
価格帯
コーヒープレスなどとも言われるプレス式コーヒーメーカーですが、6,000円~8,000円前後が主な価格帯となるでしょう。高いものでも12,000円程度となっており、一般的な製品で数万円するようなものはほとんどありません。
5,000円程度出せるようであれば購入できる製品もあるので価格のハードルについてはそこまで高いものではないと言えるのではないでしょうか。
プレス式コーヒーメーカーのメリット
プレス式コーヒーメーカーを使用することによる大きなメリットの一つが、コーヒーを淹れるのが非常に簡単で誰でも出来るという点です。
それでいてコーヒーオイルをそのまま抽出出来るため、経験や技術がほとんど必要なくコーヒー豆本来の香りをダイレクトに楽しむことができます。
プレス式コーヒーメーカーのデメリット
では反対に、プレス式のコーヒーメーカーのデメリットというとどんなものがあげられるのでしょうか。
これは良くも悪くもコーヒー豆本来の味がダイレクトに出てしまうという点でしょう。
簡単にいえば、美味しいコーヒーはおいしく、まずいコーヒーはまずく出てくるわけです。コーヒーオイルがフィルターに吸収されないということはすなわち雑味をコントロールすることもできないため、本当に美味しいコーヒー豆を使わないとちょっと飲みにくいコーヒーが出来てしまいます。
こんな人におすすめ
以上の点から、プレス式コーヒーメーカーを使うのにおすすめなのは、「コーヒー豆本来の味を楽しみたい人」ということになるでしょう。
某有名コーヒーショップでは、新しいコーヒー豆をテイスティングする際はこのプレス式で淹れたコーヒーを使用するとのこと。それだけコーヒー豆の味をダイレクトに伝えてくれるのがプレス式コーヒーメーカーということになります。
>>プレス式・フレンチプレスのおすすめコーヒーメーカーについて詳しくはコチラ
エスプレッソマシン
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イタリアやフランスではコーヒー=エスプレッソとなっているほど一般的なものだったエスプレッソ。今では日本でも多くの方に楽しまれるようになりました。
そんなエスプレッソを淹れるためのエスプレッソマシンの特徴やメリット・デメリットについてみていきましょう。
特徴
エスプレッソマシンの特徴と言ってもそのままなのですが、自宅でも手軽に本格的なエスプレッソを楽しむことができるというのが大きな特徴です。
自宅がさながら本格的なカフェなのかと錯覚してしまうかのようなエスプレッソをボタン一つで朝の忙しい時間にも楽しめるというのはエスプレッソ好きにはたまらないのではないでしょうか。
特徴ということで言えば大きさという面でも一般的なコーヒーメーカーとは違いがあるといえます。今となってはかなりコンパクトなタイプの製品が登場しているとはいえ、通常のドリップ式コーヒーメーカーと比べると本格的なものは大きいと感じるでしょう。
価格帯
エスプレッソマシンの価格帯となると、これは非常に幅広くなっているといえます。エスプレッソが入れられるコーヒーメーカーまで含めるとなると、安いものでは3,000~4,000円台、高いものでは10万円を超えるものまであります。
どんなものを選ぶかによってまったく価格帯は異なるので一概に言うことはできませんが、ある程度家庭用でも本格的なものを選ぼうとするのであれば数万円は予算として用意する必要があるでしょう。
エスプレッソマシンのメリット
エスプレッソマシンを家庭で使用する最大のメリット、それは文字通り家庭で本格的なエスプレッソを楽しむことが出来るという点に尽きるでしょう。
こうした製品が登場する前は、家庭で本格的なエスプレッソを味わうというのは決して簡単なことではありませんでしたが、それを見事に解決してくれたのがこのエスプレッソマシンなのです。
エスプレッソマシンのデメリット
家庭でも本格的なエスプレッソを味わうことを可能にしたエスプレッソマシンですが、もちろんデメリットと言うべき点もあります。それがお手入れです。
製品によってはお手入れが大変なものもあります。最近では水とコーヒーの経路を自動洗浄してくれる製品もあるのでお手入れが面倒という方はエスプレッソマシン選びの段階でお手入れが楽かどうかをしっかりとチェックしておきましょう。
こんな人におすすめ
こればかりはもう、エスプレッソがとにかく好き、家庭でも本格的なエスプレッソを楽しみたいという方におすすめということになるでしょう。
たとえ忙しい朝でもエスプレッソをあなたに代わって淹れてくれるマシンはきっとあなたの良きパートナーになることは間違いありません。自宅への導入に迷っているエスプレッソ好きのあなた、導入を検討してみてはいかがでしょう。
>>エスプレッソやカプチーノも楽しめるおすすめコーヒーメーカーについて詳しくはコチラ