初心者におすすめなコーヒー豆の選び方
コーヒーメーカーを使えば誰でも手軽に簡単に美味しいコーヒーが作れるというのはあながち間違いではありません。しかしそれは当然ながらどんなコーヒー豆を選ぶかによって味わいには大きな違いが出ることになります。
つまり美味しいコーヒーを飲むためにはどんなコーヒー豆を選ぶか、その選び方が非常に重要になってくるということです。ここではそんなコーヒーの味を大きく左右するコーヒー豆の選び方について紹介していきます。
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コーヒー豆の選び方でおさえておくべきポイント
コーヒー豆を選ぶと言っても、いったい何を基準に選ぶべきなのか、これは特に初心者の方にとってはまったく分からないことではないでしょうか。
ここでは、そんなコーヒー豆に関してまったくといってよいほど知識がない方でも使える、コーヒー豆の選び方についておさえておくべきポイントを紹介していきます。
コーヒー豆選びの基本
コーヒー豆を選ぶ時に、まずは産地や焙煎の度合いといったことを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、実はその前にまずおさえておくべきポイントというのがあります。ここではそんなコーヒー豆を購入する前にまず知っておくべきルールを紹介します。
コーヒー豆を買う量
コーヒー豆を買う時に専門店などでは必ず聞かれるのが、どれくらいの豆を購入するのかということです。なぜこれが大切なのかといえば、コーヒー豆は鮮度が命だからです。
美味しいコーヒーを飲みたければなるべく新鮮なコーヒー豆を使う、というのが鉄則となります。つまり必要以上の量を購入してしまえば、それだけ自宅での保存期間が長くなり新鮮さが失われてしまうのです。
ちなみに新鮮さの度合いをしるために必要な情報は、そのコーヒー豆がいつ焙煎されたのかということです。焙煎された日に関してはお店の方に聞くのが手っとり早いので勇気をもって聞いてみましょう。
購入する量に関しては一週間分を目安にしましょう。なるべく焙煎されてから日の浅いコーヒー豆をその期間内に使いきれる量を購入するというのが、コーヒー豆の選び方で重要なポイントの一つとなります。
コーヒー豆は挽かずに買う
コーヒー豆を専門店などで購入した場合、豆を挽くかどうかを聞かれる場合があります。自宅にミルが無い場合には挽いてもらうしかないのですが、コーヒー豆は挽いてしまうと酸化しやすくなり劣化が早くなります。
これは豆の状態よりも粉になった時の方が表面積が大きくなり、より酸素に触れる面積が広くなってしまうからです。コーヒー豆は挽いたときの香りも大きな魅力の一つなので是非自宅で飲む直前に挽くことをおすすめします。
コーヒー豆の焙煎度合い
コーヒー豆は生の状態だと青臭くそのままでは決して美味しいものではありません。そこで火にかけてコーヒー豆を煎ることによって本来の味と香りを引き出す作業を行います。これが焙煎やローストと言われるものです。
この焙煎の度合い、つまりどれくらい火にかけるかによって味わいが大きく変化することになります。ではこの焙煎度合いの違いが味にどういった変化をもたらすのでしょうか。
基本は、焙煎の度合いが浅ければ酸味が強くなり、焙煎の度合いが深ければ苦味が強くなると覚えておきましょう。コーヒー豆の見た目も浅い焙煎のものは薄い茶色、深ければ黒に近づいていきます。
酸味と苦みのバランスにおいて自分の好みを探っていく上で大切な指針となるので、酸味も苦みもなんだか分からないという方やコーヒーの初心者の方は、まず両極端な豆を試してみるというのも良いかもしれません。
ブレンドを試してみる
コーヒー豆を購入しようとすると必ず目にするのが、「ブレンド」という言葉です。喫茶店のメニューや缶コーヒーなどでも見かけることができるブレンドとは一体なんのことなのでしょうか。
簡単に言ってしまえば別々の産地や農園によって作られたコーヒー豆を混ぜ合わせたもののことを言います。反対にまったく混ぜ合わせをしないものはストレートと呼ばれています。
コーヒー豆というのは作られた環境によって、その味や特徴に違いが出てきます。それをロースターと呼ばれる職人さんが混ぜることによって作られるのがブレンドコーヒーと呼ばれるものとなるのです。
ブレンドはそれを作るロースターの方が、苦味や爽やかといった何らかの特徴を引き出すために行っているので、味の特徴をつかみやすく好みのコーヒー豆を見つけやすいと言えます。初心者の方はまず、「爽やかブレンド」などの自分のイメージに合ったネーミングを頼って試してみるのがおすすめです。
お店でのコーヒー豆の選び方
お店でコーヒー豆を買う時に、どんな基準で選べばよいのか、どうやって自分好みの味を見つければよいのか困ってしまうという、特にコーヒーについて楽しみ始めたばかりの初心者の方は多いのではないでしょうか。
もちろん常日頃コーヒーを楽しんでいる方にとっても簡単なことではありませんが、ここではコーヒー豆を購入する際に気を付けるべき点や見ておくべき点についてお店ごとに紹介していきます。
また具体的にどのコーヒー豆の銘柄が美味しいかなどについては、以下のページで解説してますので、そちらもご覧下さい。
スーパーなどで市販のコーヒー豆を買うとき
まず多くの方に最も一般的と言えるスーパーなどでの市販のコーヒー豆を購入する時にチェックしておくべき項目についてです。実に様々な種類のコーヒー豆が売られていますが、確認できる点はまず裏面表示です。
販売しているメーカーごとに違いはあるものの、コーヒーに関しては豆の生産国記載義務があります。つまり“生豆生産国名”を確認すればどこの豆が使われているかを知ることが出来ます。
また、コーヒー名+ブレンドという記載があるものに関しては、コーヒー名となっている豆が少なくとも3割以上は使用されているということになるので、ブレンドを購入する場合には参考にすると良いでしょう。
専門店や挽き売りのお店で買うとき
コーヒーを楽しみ始めたばかりの初心者の方にとって、コーヒーに関する専門家が対応してくれる専門店でコーヒー豆を購入することは、敷居が高いと感じて敬遠されがちと言えるかもしれません。
しかしコーヒーのことが分からないからといって臆する必要は全くありません。むしろ自分の好みを自分の言葉で伝えてもしっかりと対応してくれるでしょう。産地のよる味の違いなどについて楽しみながら聞いてみることをおすすめします。
また、人気の高いコーヒー専門店にはしっかりとしたバリスタが常駐しているところもあり適切かつ明確なアドバイスをもらえるので是非一度足を運んでみると良いでしょう。