モジュール型手帳のおすすめブランド

手帳好きなら知る人ぞ知るモジュール型手帳ですが、その知名度はあまり高くありません。しかしこちらの手帳はシステム手帳とはまた違った自由度があり、手帳だけに留まらず様々なものを収納できるカスタマイズが可能となっています。

その自由度は高く、使いこなしている人はそれだけでちょっとお洒落な装いとなるような手帳となっています。これだけ聞いただけでも気になった方がいるかもしれません。しかしいざ手を出そうと持ってもどれを買ったらいいのか、と悩まれる方もいると思います。そこでこちらでは人気のモジュール型手帳おすすめブランドランキングをご紹介していきます。

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モジュール型手帳の特徴

まずはモジュール型手帳の特徴などをご紹介してきましょう。この手帳とは手帳の本体となるカバーの内側に複数冊のノートなどを挟み込むタイプの手帳です。最近はリンクレットと呼ばれる新しいタイプのものも誕生しています。こちらは複数冊のノートをカバー内に挟み込むのは同じですが、そのノートをバンドで連結するタイプになります。

カスタマイズ手帳に変わりないのですが、システム手帳が1枚単位でリフィルによってカスタマイズするのに対して、モジュール型手帳はノートなど1冊単位でカスタマイズする手帳のため、挑戦しやすいカスタマイズ手帳といえます。

この手帳の特徴はノートの交換・入れ替えが可能であるところにあります。システム手帳はリフィル1枚1枚を入れているため、1枚単位での入れ替えが可能なので細かいカスタマイズまで可能でしたが、その分まとめて交換した場合はバラバラになるデメリットがあり使いこなすのが難しい手帳となっています。

しかしモジュール型手帳は1冊単位なので、中身がバラつくことなく容易に交換や入れ替えができるのです。さらに手帳だけでなく様々なアイテムを収納するスペースを確保できるという特徴もあります。

>>他の綴じ方の手帳と比べる（綴じ手帳・システム手帳）

モジュール型手帳はこんな人におすすめ

元々荷物が少なくて、手帳だけでなくスマートフォンなどを1つにまとめてしまいたいという方にはおすすめでしょう。カスタマイズの際に、必要なものを全て収納できるようにしておけば、荷物もこれ1つで済みます。また2つ以上の手帳や、手帳とノートといった複数冊のものを1つにまとめて使用したい方にもおすすめとなっています。

逆に荷物が多く、手帳も単純なものが良いという方には向きません。その場合は綴じ手帳の方が持ち運びも便利ですし、シンプルですが使いやすいのでおすすめです。手帳の内容について細かくカスタマイズしたい方もモジュール型手帳よりはシステム手帳の方が向いているでしょう。

>>システム手帳の特徴や口コミ評判はコチラ

モジュール型手帳のメリット

モジュール型手帳のメリットとしては、例えばマンスリーとウィークリーの2冊の手帳を組み合わせてカバーに挟むことで、マルチテーマを簡単に管理することが可能ということが挙げられます。綴じ手帳のマンスリーとウィークリーそれぞれに必要な部分が欠けていて、2つあれば自分の使いやすい手帳ができるといったとき、このモジュール型手帳に収納することで便利な手帳が簡単に作れてしまうのです。

また製品にもよりますが、先述したようにゴムバンドやペンホルダーなどを使うことで小物を収納するなど自分の欲しい機能をカスタマイズすることも可能です。内側にバンドを組み合わせることで、自分独自の配置にすることができます。

これにより手帳に付属するペンだけでなく、スマートフォンやWi-fiルーターと言ったものまで全て収納できてしまう手帳を作り上げることも可能となっているのも利点の1つです。つまり手帳としての中身だけでなく、手帳内部の収納なども自分でカスタマイズできてしまう手帳なのです。

システム手帳と比べても負けず劣らずの自由度であり、システム手帳のようにリング綴じになっていないためノート中心部まで文字が書くことができます。モジュール手帳の方が文字を書きやすいという点で優れていると言えます。

モジュール型手帳のデメリット

さて、こんな自由度が高く使いこなしも比較的しやすいモジュール型手帳ですが、デメリットもあります。まずサイズですが、まだ種類が少なく、製造販売しているメーカーやブランドも独自のサイズ展開となっているところが多いため、互換性が低いのが玉に瑕となっています。

また様々なものを収容できると言うことはカスタマイズの仕方によってはシステム手帳以上に重くなることや、持ち運びに不便なものになってしまうこともあります。手帳の利点である携帯性を失ってしまったのでは本末転倒であるため、自由度が高くてもそのあたりを考慮した上で作らなければいけないというデメリットがあります。

>>基本！使いやすい手帳の選び方はコチラ

モジュール型手帳のブランドランキング：TOP4

それではここからはモジュール型手帳のブランドをランキング形式でご紹介していきましょう。デメリットでもご説明しましたが、モジュール型手帳を扱っていブランドは少ないため、その中でも人気のものや使いやすいものをランキングさせていただきました。これからモジュール型手帳を購入しようという方は、こちらも参考にしてみてください。

第1位：コクヨ（KOKUYO）

ジブン手帳	SYSTEMIC
現在の価格	現在の価格

コクヨでは市場全体でも少ないモジュール型手帳の中でも2種類の商品を販売しています。それが「ジブン手帳」と「SYSTEMIC」になります。ジブン手帳はスケジュール管理を主としたDIARY、年を越しても残しておきたい情報などを留めるLIFE・アイデアメモやスケッチなど自身の発想を書き留めるIDEAの3冊のノートを1つにまとめ様々な用途に使えるモジュール型手帳でも最も使いやすいと賞される手帳です。

自分で手帳やノートを組み合わせなくても既に完成された形で誰もが使いやすい手帳を形作っています。もちろん中身の単体販売も行っているので、交換が必要になればそちらを購入するだけで、毎年便利な手帳を使いつづられるわけです。価格も3,000円代とリーズナブルでBizだと6,000円代と少しお高くなりますが、手を出しやすいモジュール型手帳です。

一方SYSTEMICは自分で組み合わせた手帳やノートなど2冊を1冊にまとめることができるものになっています。普通のノートやリングノート、メモパッドなどあらゆる冊子を収納可能なシリーズを揃えており、フォーマットの違う別々の手帳同士でも収納して使うことができ、自分の思うがままに作り上げられます。

カラーは落ち着いたもののみとなっていますが、価格は1,000円から1,500円ほどで購入できるのでこちらもお得となっています。非常に性能の高い2つのモジュール型手帳を販売していることから堂々の第1位ブランドとしてご紹介させていただきました。

>>コクヨの手帳の口コミや評判

第2位：パイロット（PILOT）

現在の価格はコチラ

パイロットではコレト手帳と呼ばれるモジュール型手帳を販売しています。こちらはリーフを複数差し込むことで自分だけのオリジナル手帳を作るという形になります。専用にはなりますが、パイロットから豊富なリーフが販売されており、スケジュール管理からTODOリストなどの機能的なもの、メモ用の罫線が入ったものから方眼罫のものまで様々な種類が販売されています。

コンパクトなサイズにまとめられているのもポイントで、持ち運びにも便利なサイズとなっています。価格も抑えられており、手を出しやすいことから第2位に入りました。

第3位：講談社

現在の価格はコチラ

講談社はモジュール型手帳「『超』整理手帳」を販売するブランドです。この手帳にはリフィルとして月間ホリゾンタル蛇腹タイプが入っており、広げれば最大8週分の予定が一目で分かるようになっています。これに他の手帳やノートなどを組み合わせることで自分だけのオリジナル手帳を作り上げるのです。

またサイズ自体も長財布に近い大きさなので、持ち運びにも便利なサイズとなっています。価格は10,000円代と高めですが、利便性が高く、何よりも他にはない長期間のスケジュール管理１度に管理できる手帳を発売していることから第3位のブランドとしてランクインしました。

第4位：トラベラーズカンパニー（TRAVELER'S COMPANY）

現在の価格はコチラ

トラベラーズノートを販売するブランドです。トラベラーズノートもパイロット同様に、モジュール型手帳のカバーに様々なリフィルを差し込むことで自分専用の手帳を作るのですが、そのサイズ感やリフィルが独特でどれもが旅行者向けに作られたものとなっています。

サイズはレギュラーとパスポートサイズが設けられ、リフィルにはパスケースや画用紙、クラフト紙など他では見られないものも入っています。価格としてはやや高めと言うこともあり第4位ですが、特に旅行者にはおすすめのブランドとなります。