記入量や用途で決める!手帳のサイズの種類と選び方
日々のスケジュール管理やメモなど使い方は人それぞれで違いますが、自分に合ったものを選べば非常に便利な手帳を使ってみえる方も多いと思います。手帳選びをするポイントは様々あり、厳選することで自分に合ったものに出会えるわけですが、種類も多くなかなか骨が折れます。
それをいち早く見つけるためにも、この選び方のポイントが重要となります。表紙や中身も大切ですが、手帳の利点と言えば何といってもその携帯性の高さにあります。つまり大きさが選ぶ上での1つのポイントになるわけです。
そこでこちらでは記入量や用途で決める手帳のサイズの種類と選び方をご紹介してきます。
スポンサーリンク
手帳のサイズ一覧
さて冒頭でも触れた通り、手帳の大きさというのは様々あります。大抵はその携帯性を活かすために小さめのサイズを選ぶ方が多いのですが、記入量を増やしたい場合は多少持ち運びにくくなってでも大きめのサイズを選ぶことも考えなければいけません。つまり、目的や運びやすさ記入量を天秤にかけた上で最適なサイズを選ぶことが、自分に合った手帳を手に入れる1つの要素となるのです。
綴じ手帳のサイズ一覧
サイズ | 大きさ(縦×横or縦×横×高) |
手帳判(小型) | 125mm×80mm |
手帳判 | 145mm×89mm、 146mm×91mm、 150mm×85mm、 150mm×91mm |
手帳判(縦長) | 170mm×85mm、 167mm×85mm |
B7判 | 128mm×91mm |
A6判(文庫本サイズ) | |
148mm×105mm | |
A6変型判 | 143mm×105mm |
新書判 | 173mm×105mm |
B6変形判 | 182mm×120mm |
B6判 | 182mm×128mm |
A5変型判 | 210mm×118mm |
A5判 | 210mm×148mm |
B5判 | 257mm×182mm |
システム手帳のサイズ一覧
サイズ | 大きさ(縦×横or縦×横×高) |
ミニ5穴 | 105mm×62mm |
ミニ6穴 | 128mm×80mm |
バイブル型 | 171mm×95mm |
A5 | 210mm×148mm |
A4 | 297mm×210mm |
モジュール型手帳のサイズ一覧
サイズ | 大きさ(縦×横or縦×横×高) | 商品名 |
パスポートサイズ | 134mm×105mm | トラベラーズノート |
レギュラーサイズ | 218mm×130mm | |
(独自サイズ) | 220mm×約77mm | 「超」整理手帳 |
(独自サイズ) | 217mm×138mm | ジブン手帳 |
ミニサイズ | 100mm×67mm | coleto |
ミニサイズ | 193mm×157mm×10mm 192mm×134mm×35mm |
|
ミニサイズ | 220mm×177mm×10mm 220mm×137mm×35mm |
手帳のサイズの選び方
上記のサイズ一覧をから多くの種類が存在していることが分かります。また手帳選びの1つの要素である大別された「綴じ手帳」、「システム手帳」、「モジュール手帳」の中でも他にはないサイズが存在するため、これだけ多くの種類となってしまっているのです。
それでは手帳のサイズが分かったところで、早速その選び方に移っていきましょう。一覧からも分かるように手帳はポケットに入るものからノートと同じ大きさのものまで様々なサイズがあります。手帳の大きさを選ぶ時は「その手帳をどこで、どのような場面で、どれだけの記入欄が必要なのか」を確認する必要があります。
つまり使用する目的を意識して選ぶ必要があるのです。手帳を大別した時に市場の9割を占めると言われている綴じ手帳は種類が豊富にありますが、システム手帳やモジュール手帳はサイズ展開が数種類しかなかったり、1種類しか展開していない商品もあるので、手帳の綴じ方によってサイズ選びが変わってくることも合わせて覚えておいてください。
家で使うか、持ち歩くかどうかで選ぶ
どこで、どのような場面でというのは大きく分けると2つになります。それは家で使うか、持ち歩くかどうかという点です。家で使う場合はサイズ感としてはあまり気にする必要はなくなります。部屋から部屋への移動であったとしても多少大きかろうがそれほど気になりません。これがいざ持ち運ぶとなると話が変わります。持ち歩く際には大きさや重さが物言います。
運ぶ際にポケットに入れる場合は、そこに入るほどの小ささなのかどうか、ビジネスバッグに入るのかなど、収納可能かどうかが重要なポイントになってきます。
またビジネスバッグが大きいからと、大きめのサイズを購入したとしても、突然の連絡で机などない状況下で使うのであれば手にもって書きやすいかもサイズ選びとしてのポイントになってきます。ここでオフィスなどで使う場合は?と思われている方もみえるかもしれませんが、オフィス内でしか手帳を使わないというのであれば家と同じ感覚で良いでしょうが、大抵の場合、そのまま持ち歩かなければいけないことが多いと思うので、結局のところ外で使うサイズで考えることになるでしょう。
つまり家で使うか、外で使うかで異なるサイズを選ぶことになるのです。
記入欄の量で選ぶ
記入量はそのサイズやフォーマットによって決まります。携帯性だけを重視してコンパクトなものを選んでしまった場合、自分の書くべき予定が記入しきれなかったり、逆に大きすぎるサイズを選んでもそれほど書くことがなく、余白がかなり余ってしまって勿体ないし持ち運ぶのも大変で継続して使えないといった有様になることも少なくありません。
つまり自分が記入したい量を記入できて、なおかつ使うシーンに合わせたものを選ぶのが最も適したサイズと言うことになるのです。ただ記入量については一度使ってみないとどれくらい必要になるのかなどイメージがわきにくいかもしれません。もう1つのポイントであるフォーマットについては細かい分類があり、関連ページで解説させていただいていますので、そちらを参考にして下さい。
綴じ手帳のサイズの選び方
それでは続いて綴じ方別のサイズの選び方になります。先述したように「綴じ手帳」、「システム手帳」、「モジュール型手帳」では展開しているサイズに違いがあります。そのためそれぞれの綴じ方における手帳の選び方には違いが出てきます。まずは最も種類が多い綴じ手帳のサイズの選び方についてご紹介していきましょう。
綴じ手帳のサイズはそれこそポケットに収まるサイズから、キャンパスノートサイズまで豊富なラインナップが揃っています。市場の約9割を占めている販売数は伊達ではありません。しかし種類が多い故に悩みがちになってしまいます。そんな時は自分が主にどんなシーンで手帳を使うのか、持ち運ぶのであればどんなバックに入るサイズであればいいのか、記入欄の大きさは十分か、といった点に注意して選ぶといいです。
手帳判(小型)の特徴
現在の価格はコチラ |
綴じ手帳の中では最も小さいサイズとなります。大きさとしてはスーツの胸ポケットにも入る程度の大きさです。そのため持ち運びはしやすいのが最大のメリットになります。ただその分だけ中身の用紙も小さいため書き込める情報量は非常に少ないのがデメリットになります。荷物とならず簡単なメモ程度にスケジュール管理ができるものを使う方には使いやすいサイズでしょう。
手帳判の特徴
現在の価格はコチラ |
手帳判はメーカーやブランドによってそのサイズが若干違いますが、概ね同じような大きさだと思っていただいて支障はありません。手帳判(小型)よりも一回りほど大きいサイズとなります。そのためこのサイズになるとギリギリ胸ポケットに入るか、あるいは入れられないくらいの大きさになります。
内ポケットなら入れられるくらいの大きさと思っていただくといいです。内ポケットは手帳の横の長さと奥行き(太さ)のサイズの合計が130mm以下であれば入れることが可能となっています。胸ポケットよりも大きめなので、大抵の綴じ手帳は入れることも可能でしょう。
とは言え、胸ポケットがない方もみえるので、このサイズであれば小さめの鞄でも入れられるサイズと思っていただければいいです。どちらにしても持ち運びには事欠かないのが利点と言えます。書き込める情報量については一回り大きくなった程度ではそれほど変わらず、やはりかなり少なめと思っていただいた方が良いでしょう。
手帳判(縦長)の特徴
現在の価格はコチラ |
手帳判(縦長)サイズともなると、名前の通り縦方向に長くなっています。横幅こそ手帳判(小型)と手帳判の間くらいの長さです。こちらも小さめのバッグに縦に入れられる大きさになるので持ち運びやすいメリットは相変わらずになります。
書き込める量も上記2つよりは多少多くなっている程度だと思っていただいて支障はないかと思います。たくさんの情報量を書きたい方にはまだまだこのサイズはデメリットとなってしまいますね。
B7判の特徴
現在の価格はコチラ |
B7判は手帳判(小型)よりも少し大きめ、手帳判より小さめのサイズとなっています。見た目としては手帳判(小型)に近く、持ち運びも便利で手に収まりやすいサイズなので、外で立って書くにしても使いやすいという利点があります。ただこちらも書き込める情報量は少なめとなっているので、簡易的なスケジュール管理とメモ帳として使うくらいがちょうどいいかもしれません。
A6型の特徴
現在の価格はコチラ |
A6型は「ほぼ日手帳」に代表されるサイズであり、バックにもコンパクトに収納できることから、女性におすすめのサイズとなっています。文庫本サイズとも言われており、あの大きさなので手にも収まりがよく、それなりの情報量が書き込めるので上記のサイズよりも使い勝手が良いという利点があります。
プライベートでの使用で持ち運びにも適し、情報量としてもそれなりに記入できるものとしてはちょうどいいサイズかもしれません。
A6変型判の特徴
現在の価格はコチラ |
A6変型判はA6型よりもやや縦幅が短くなったサイズになります。こちらもバッグにコンパクトに収納できるという利点は変わりません。手の収まりも良いものとなっています。ただこちらは商品展開が少な目で、デザインも落ち着いたものが多いため、好みのものが選びにくいというデメリットがあります。書き込める情報量としてはA6型とあまり変わりがないので、デザインよりも携帯性や機能面重視という方にはいいかもしれません。
新書型の特徴
現在の価格はコチラ |
新書型はサイズとしては一番使いやすいと言われており、商品展開も最も多いサイズと言われています。このサイズは横幅こそA6型と同じですが、縦幅が長くなっており、書き込める情報量も増えています。また横幅がそのままであることから開いても手に納めやすいメリットはそのままとなっているのです。もちろんバッグにも入れておきやすいサイズなので、男女問わず使いやすいサイズとなっているのです。
B6変型判の特徴
現在の価格はコチラ |
このサイズになってくるとそれなりに大きいサイズになってくるので書き込める情報量が多く、たくさん書き込みたい方でも満足いくであろうサイズとなってきます。ただ開いたときに広い分、男性でも手で持って書くのは少し辛いと感じてしまう大きさになってしまうのがデメリットになっています。ただビジネスバッグに入れて運ぶくらいなら十分に収納しやすい大きさと言えるでしょう。
B6判の特徴
現在の価格はコチラ |
B6変型判よりも少し横幅が広くなったサイズです。僅か8mmですが広げれば16mmも広くなるので、書き込める情報量が増えるというメリットもそうですが、片手で持ちにくくなるというデメリットもより顕著となってくる大きさになります。こちらもビジネスバッグに入れて運ぶには問題ない大きさになります。
A5変型判の特徴
現在の価格はコチラ |
A5変型判ともなるとかなり大きくなります。書き込める情報量はビジネスマンであれば誰が使っても問題ないくらいには書ける大きさになっています。簡単なスケッチ程度であれば十分に書けるほどの大きさです。ただその分、片手で持つには大きく、既にデスクワーク向けの大きさになりつつあります。ビジネスバッグなどにも入りますが、少しスペースを取ってしまうというデメリットが発生してきます。
A5判の特徴
現在の価格はコチラ |
A5変型判よりも横サイズが30mm程長くなっているため、よりA5用紙に近くなった印象です。やはりバックの中では幅を取ってしまい、既に片手で持って書くには使いにくいサイズとなっています。ただデスクに置いておく分には場所もそれほど取らず、収まりがよく、それでいて書き込める量は多いのが利点となっています。
B5判の特徴
現在の価格はコチラ |
綴じ手帳の中では最も大きいサイズとなります。書き込める情報量も一番多く書き込めるのは言うまでもないでしょう。会議や電話での内容をメモするには十分な広さというメリットがあります。その代り、ビジネスバッグには入るものの、場所を取ってしまい持ち運びには不向きなサイズとなってしまいます。家やデスク専用として使う分には十分な大きさでしょう。
システム手帳のサイズの選び方
続いてシステム手帳のサイズ選びになります。こちらはプライベートや仕事など手帳をどのように使うか、もう少し分かりやすくすると持ち運びたいのか、持ち運ぶのであればバッグに収納したいのか、ポケットに収納したいのかというところがサイズ選びの焦点となってきます。
ミニ5穴(マイクロサイズ)の特徴
現在の価格はコチラ |
ミニ5穴サイズはマイクロサイズとも呼ばれ、システム手帳では最も小さいサイズになります。名刺入れよりも少し大きいくらいのサイズなので、シャツのポケットなどにも入る仕様となっており、コンパクトに携帯したい方にはおすすめの大きさです。ただその分だけ記入欄が少なくなるほか、取り扱われているリフィルの種類も少ないというデメリットがあります。あくまで携帯性重視のサイズだと思って下さい。
ミニ6穴の特徴
現在の価格はコチラ |
ミニ6穴サイズはミニ5穴サイズより一回り以上大きめのサイズです。そのためスーツであれば内ポケットに入れられるくらい、バッグであれば小さめのサイズでも収納できる大きさだと考えていただくといいです。ミニ5穴よりは大きめになりますが、小さめなことに変わりはないので、収納できるリフィルにも限りがあるというデメリットがあります。そのため多くの書き込みを望む方には不向きなサイズになります。1カ月や1週間の簡単なスケジュール管理や簡易メモ程度に利用できるサイズだと思っていただくといいです。
バイブルの特徴
現在の価格はコチラ |
システム手帳の中では標準のサイズとして作られており、携帯性と実用性に優れているというメリットがあります。「バイブル=聖書」からサイズを決めているためこのような名称となっています。バッグに入れるにしてもコンパクトにまとまるサイズであり、開いたときの大きさも手に納まるくらいの大きさで書きやすいことが、このメリットの裏付けとなっています。また多くのリフィルを収納できるものも発売されているので、その数を増やせばかなりの量の書き込みが出来るようになります。
デメリットとして挙がるとすれば、収納できる量が増えると言うことは中央のリングが大きくなるので、書き込むときに邪魔になることがあります。またリフィルが多くなることで多少重くなることがあります。しかしこれは調整次第でどうにでもなるので、システム手帳のサイズの中では男女ともに使いやすいものとなっています。
A5の特徴
現在の価格はコチラ |
A5サイズは少し大きめとなるので、ビジネスバッグなどには入るものの、場所を取ってしまうというデメリットがあります。ただその分だけ収納できるリフィルも増え、書き込める情報量も増えるというメリットにもなります。先ほど出たリングが邪魔で書きにくいという点は気になるかもしれませんが、デスクワークなどで使うのであれば使いやすい大きさになります。
A4の特徴
現在の価格はコチラ |
大学ノートよりも大きめのA4サイズもあります。A5サイズの倍なので、ビジネスバッグでも入らないものが出てくるくらいの大きさであり、持ち運びにはまず向きません。記入量こそ非常に多くなりますが、バインダーの種類やリフィルの種類がかなり限定されてくるのでおすすめできる大きさではありませんが、参考までにご紹介させていただきます。
モジュール型手帳のサイズの選び方
次はモジュール型手帳になります。こちらは商品展開が少なく、サイズもメーカーやブランドによって独自のものとなっており全く異なっています。また自分のカスタマイズ如何によって厚みも変わってくるので、こちらはサイズで選ぶよりもメーカー各社の特徴や自分が使いたい手帳の仕様によって選ぶようにして下さい。
>>おすすめのモジュール型手帳ブランドはコチラ
トラベラーズノートのサイズ
現在の価格はコチラ |
トラベラーズノートはパスポートサイズとレギュラーサイズの2種類の展開となっています。パスポートを持っている方であれば、パスポートサイズはイメージしやすいものとなるでしょう。こちらは小さめなので、小さめのバッグなどに入るものの、カスタマイズの仕方によっては太さで場所を取ってしまうかもしれません。
それでも携帯には便利な大きさとなっています。ただその分だけ記入できる情報量は少なめと言えます。
一方レギュラーサイズは縦はA5サイズの用紙より少し長く、横は少し短いくらいの大きさになります。そのためビジネスバッグ程度の大きさならば収納が可能となっています。携帯性は落ちた分、ノートなども収容できるので書き込める量は大幅に増えています。
「超」整理手帳のサイズ
現在の価格はコチラ |
この手帳のサイズは1種類のみの展開となっており、縦に長く横に短い縦長長方形サイズとなっています。ビジネスバッグにもなんとか収納できる大きさですが、幅を取ってしまう可能性が高いです。
縦に長いため、それを活かした手帳やノートなどでカスタマイズできるので、書き込める量も多めと考えていただいていいです。ただし使い方には多少癖が出てしまうサイズではあります。
ジブン手帳のサイズ
現在の価格はコチラ |
ジブン手帳も1種類のサイズ展開となっています。トラベラーズノートのレギュラーサイズに近い大きさとなっています。そのため大きめのバッグであれば収納可能であり、書き込める情報量もかなり多いと思っていただいていいでしょう。A5サイズの用紙にメモするので事足りる方なら十分な大きさです。
コレトノートカバーのサイズ
現在の価格はコチラ |
これとノートはミニサイズ、B6、A5サイズの3種類の展開となっています。またB6サイズとA5サイズもシリーズによって微妙にサイズが違うので、そこまで入れると全5種類となります。
ミニサイズは非常にコンパクトで胸ポケットにも入れられる大きさとなっていますが、その分だけ書き込める情報量は少なくなります。携帯性に優れているサイズと言うことですね。
B6やA5サイズともなると、縦幅と横幅はその用紙の大きさを思い浮かべてもらうといいかもしれません。もちろん、寸法に違いはありますが、書き込める情報量はその用紙に記入できる量をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
どちらもシリーズによっては厚みがあるので、薄目のビジネスバックだと入れた時に圧迫感があるかもしれません。これはカスタマイズ次第で変わってしまう問題なので、どれにも言えることですが、大容量のバッグであれば収納するのに支障はないでしょう。