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A型ベビーカーの特徴やメリット&デメリット

A型ベビーカーの特徴

ベビーカーにもA型やB型という種類があるのは多くの方がご存知だと思います。しかし、具体的にどのような違いがあるかについては知っている人は少ないのではないでしょうか。

そこで、A型ベビーカーの特徴や選び方についてご紹介します。

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A型ベビーカーとは?

A型ベビーカーとは?

ベビーカーには「A型ベビーカー」と「B型ベビーカー」という種類があります。これは各メーカーが独自に種類分けしている物ではなく、「製品安全協会」が定める「SGマーク」の基準で定められています。

SGマークとは安全な製品を示すマークであり、体に危害を与える恐れのある製品に対して安全な製品としての必要な点を認定基準として定め、この基準をクリアした製品に表示されるマークのことです。このSGマークがある製品は、もしも製品に欠陥があった際に備えて対人賠償責任保険が付いているのも特徴です。

A型ベビーカーの特徴

製品安全協会の定めるA型ベビーカーのSGマーク基準(2009年3月改定)の一部を以下に記載します。

  • 適用月齢:生後1か月または4か月から24か月または36か月、最長48か月まで
  • リクライニング:リクライニング機能を有し、150度以上。ただし4か月以降が対象の場合は130度以上
  • 使用状態:寝かせた状態で使用可能
  • 連続使用時間:2時間以内

SGマーク基準の1例ですが、これらの機能を有したベビーカーをA型ベビーカーと言います。一般的な認識としては、A型ベビーカーはフルフラット近くまでリクライニングが可能であり、生後1か月から使用できるベビーカーです。

最大の特徴は、B型ベビーカーが最短で月齢7か月から使えるのに対し、A型ベビーカーは月齢1か月から使用できる点です。これはリクライニング機能、居住性を重視したワイドシート、快適性を重視した衝撃吸収機能など、赤ちゃんの乗り心地にこだわって作られているからです。

また、これらのA型B型のベビーカーの基準は日本の基準で定められていますので、海外モデルのベビーカーは「A型相当」や「B型相当」として売られています。乗れる時期や機能もバラバラですので、購入の際はご留意ください。

今のA型ベビーカーは旧AB型ベビーカー?

少し前まではA型ベビーカーと言えば「大きくて重い」というイメージが強く、取り回しのし難さがデメリットでした。それゆえ、A型レンタルで済まして赤ちゃんの腰が据わったらB型ベビーカーを購入という人が大半でした。

しかし、2000年ごろからこの流れに変化が起きました。当時のSGマーク基準に該当しない「B型ベビーカーに近い軽量さとコンパクトさと、A型ベビーカーに近い機能を有するベビーカー」が販売されました。

これはAB型ベビーカーと呼ばれ、瞬く間にベビーカーの主流となりました。この流れを受けてSGマーク基準が改定し、AB型ベビーカーはA型ベビーカーに編入される形で消滅し、現在では新基準A型ベビーカーという名前で呼ばれています。

現在販売されているA型ベビーカーのほとんどは、この旧AB型ベビーカーと呼ばれていたタイプの流れをくむベビーカーです。

>>A型・B型・AB型(新基準A型)のベビーカーの違い

A型ベビーカーの選び方

A型ベビーカーの選び方

赤ちゃんを獲れて出かける時の必需品であるベビーカー。ずっとおんぶや抱っこで親御さんも赤ちゃんも疲れてしまいます。また、ベビーカーは赤ちゃんが心地よいと感じやすく、寝てくれることも多いです。

そこで、赤ちゃんにとっては動くベッドや椅子ともいえるベビーカーの選び方についてご紹介します。

A型ベビーカーを選ぶメリットとポイント

A型ベビーカーにもB型ベビーカーにも特徴があり、それぞれ一長一短があります。どちらを選べばよいのか?両方必要なのか?と迷われる方も多いと思います。そこでA型ベビーカーのメリットと選ぶポイントについてご紹介します。

まず、A型ベビーカーのメリットは、新生児期から使えるという点です。リクライニング機能によって腰が据わる前から赤ちゃんを乗せることが出来ます。それゆえ、ベビーカーを使い終わるまで1台で済ませることが出来ます。

B型ベビーカーよりも安定感があり、赤ちゃんの居住性も高いという特徴もあります。対面機能が付いたものがほとんどですので、常に赤ちゃんの様子を見ることもできます。

しかしデメリットとしては、B型ベビーカーよりも価格が高いです。また、安定性を重視した設計ですので、取り回しのし難さや重いという点もあります。

それゆえ、A型ベビーカーを選ぶ上では、収納性に注意して選ぶことをおすすめします。安定性やどのくらいの月齢まで使えるかなどの基本性能も重要ですが、ほぼ毎日使うものですから簡単に収納できるか?電車に乗ることが多いのなら電車でも問題ないか?などに注意して選ぶことがポイントです。

また、赤ちゃんの暑さ対策やUV対策として日よけが充実したベビーカーも人気があります。これらのポイントに留意し、赤ちゃんにとって最適なベビーカーを選んで下さい。

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