三輪ベビーカーの特徴やメリット&デメリット
近年のベビーカーは「高機能」「高価格帯」に人気が集まる傾向にあり、高額な輸入品ベビーカーも人気があります。それゆえ多機能化が進み、デザイン性も重視されるようになりました。そんな中、新しく定番化しているベビーカーが「三輪ベビーカー」です。
海外セレブが使用していることから人気に火が付いた三輪ベビーカー。そんな三輪ベビーカーの特徴や選び方についてご紹介します。
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三輪ベビーカーとは?
ここ数年で定番化してきた新しいベビーカー「三輪ベビーカー」。
その名の通り、通常の4輪ではなく、タイヤが1つ少ない3輪のベビーカーです。三輪ベビーカーは海外セレブが使用していることから人気に火が付いたベビーカーであり、日本でもデザイン性の高いインポート三輪ベビーカーが人気となっています。
三輪ベビーカーはタイヤが大きく、安定感があるので操作が容易であり、走行性に優れている点も人気の秘訣です。一方で三輪ベビーカーの多くは「大きくて重い」ため小型の店舗やバス、電車などの公共交通機関を利用する人には使い勝手が悪いと言われています。
三輪ベビーカーの特徴
三輪ベビーカーの特徴は、ベビーカーであるにもかかわらず「走り」にこだわって作られている点です。大きなタイヤによる安定感と三輪による小回り。これらの走行性能の高さが三輪ベビーカーの特徴であり、赤ちゃんの乗り心地の良さも抜群です。
しかし、これらの走行性能を得るために三輪ベビーカーは、重くて大きいという特徴もあります。それに加え、もともとは海外で作られていたベビーカーであり、インポート製品の多い三輪ベビーカーは海外の大きな道やお店を基準に作られています。
それゆえ、日本の小さな道やお店、車社会ではないという点を考慮すると、使い勝手は良いとは言えません。しかし、抜群の走行性能とデザイン性の高さから人気が高く、ママというよりもパパが気に入って購入するケースが多いそうです。
また、良くも悪くも日本には「三輪ベビーカー」の安全基準がありません。通常のベビーカーであれば「A型ベビーカー」や「B型ベビーカー」の認定基準をクリアすれば「SGマーク」の表示があります。
しかし、三輪ベビーカーにはこの基準がありませんので、安全性や対象月齢、連続使用時間などはメーカーやモデル次第です。ですので、三輪ベビーカーは個性的なデザインが多くなります。
三輪ベビーカーの選び方
三輪ベビーカーに限った話ではありませんが、ベビーカー選びで重要なポイントは「利用環境」と「使用目的」です。どんなに優れたベビーカーでも利用する環境によっては「役立たず」になる可能性があります。
特に三輪ベビーカーは、海外での使用が前提のインポート製品が多いので、利用環境には注意する必要があります。三輪ベビーカー選びで失敗しない為に、以下に三輪ベビーカーのメリットとデメリットについてご説明しますので、三輪ベビーカー選びの参考にしてみて下さい。
三輪ベビーカーのメリットとデメリット
三輪ベビーカーのメリットとして第一に上がるのは「カッコよさ」です。デザイン性が高いものが多く、ユニークで個性的なデザインが魅力です。「他の人とは被りたくない」「オシャレに赤ちゃんとお出かけしたい」という人に特に人気が高いです。
他にも走行性能の高さもメリットの1つです。重量感があるので安定した走行が可能であり、車輪の機動性能が高いので小回りが利きますし、操作性にも優れています。多少の凸凹や少しの段差であれば苦も無く進むことが出来ますし、方向転換しやすいので人込みでもスイスイ進めます。
しかし、デメリットとしては、「大きくて重い」という点が挙げられます。三輪ベビーカーは走行性を重視していますので、タイヤが大きく奥行きもあるので重いことが多いです。インポート品であれば海外での使用が想定されて作られていますので、日本の店や道では狭くて使いにくいことも考えられます。
特にバスや電車等の公共交通機関には致命的に向いておらず、不便であり場所をとるので迷惑がられることも少なくないようです。家出の収納面でも大きな場所をとるので、購入前に注意が必要です。
三輪ベビーカー選びの注意点
三輪ベビーカーを選ぶときに、注意してほしい点があります。それは三輪ベビーカーにはSGマークの安全基準がないという点です。前述した通り、SGマークとは製品安全協会が製品の安全性を保障するために設けた基準をクリアした製品に表示することを認めたマークです。
この基準が三輪ベビーカーにはありませんので、安全性はメーカーやモデル次第ということになります。SGマークがあるベビーカーであれば、一定の安全性が担保されており、製品に欠陥があった際に備えて対人賠償責任保険もついています。
しかし、SGマークが無い三輪ベビーカーの安全性はメーカーしか分かりません。ですので、三輪ベビーカーを選ぶときは、安心できるメーカーやブランドを選ぶことが基本となります。