4K対応も!人気の高画質レコーダーおすすめランキング
テレビは今や4Kや8Kの高画質が当たり前の時代へと突入しつつあります。液晶画面になり、地上デジタル放送でかなりの画質アップがなされましたが、進化は止まりません。そうなるとそれを記録するレコーダーも、相応の性能が必要になります。
高画質レコーダーは数あれど、どれがそうなのか見分けがつかないと言う方もいらっしゃいます。お店で聞くのも良いですが、出来れば自分で選べると良いですよね。そこでこちらでは高画質レコーダーの見分け方と人気商品のおすすめランキングをご紹介していきます。
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高画質映像を見るための重要なポイント
さて、4K対応など高画質レコーダーと一言に言っても、そのポイントはいくつかあります。4K対応を謳っていれば高画質なのは確かなのでしょうが、それ以外にも高画質映像を見ることができるレコーダーは存在するのです。
そうなると、その高画質映像を見ることができるレコーダーを選ぶ重要なポイントをおさえて置くことが大切になります。そのポイントとしては以下の3つになります。
- 超解像技術
- ノイズリダクション技術
- 階調補正
それぞれのポイントについて見ていきましょう。
超解像技術
超解像技術とはデジタルでの画像処理技術の1つになります。入力信号の解像度を高めて、高解像度の出力信号を作り出す技術のことで、これにより低解像度の静止画や動画でも、解像度を高めて出力することが可能になるのです。
原理としては難しいので割愛しますが、要するに解像度が低下した画像を解析し、補うことで高解像度の映像にすることができる技術だと言うことです。
高画質で鑑賞するのであれば、この技術は是非とも欲しいです。もちろん今販売されているブルーレイや録画した番組は高い解像度であることがほとんどですが、昔の映像やDVDなどは解像度が低いです。
そのためこの技術によって高解像度に引き上げ、高画質の映像を楽しむことができる、と考えておいていただくといいでしょう。
4Kアップコンバート機能搭載モデルを選ぶ
この機能は通称「4Kアプコン」とも呼ばれていますが、上記の超解像度を4Kにまで引き上げた機能だと思っていただくといいでしょう。既に高画質であるフルハイビジョン(1,920×1,080画素)映像も十分に綺麗ないのですが、この画素をさらに4K解像度(3,840×2,160画素)にまで引き上げてくれます。
しかもただ引き上げるだけでなく、精細感を高め、さらに美麗な映像を楽しめる機能となっています。常に4K解像度で鑑賞したい方は特にこの搭載モデルを選んでほしいですが、高画質を求める方々にもおすすめの機能になります。
ノイズリダクション技術
ノイズリダクション技術とは映像や音声などの信号に含まれるノイズを抑圧あるいは軽減する信号処理技術になります。
こちらも詳しい原理こそ省きますが、高画質や高音質にとってノイズは天敵です。そのノイズを軽減し、発生そのものを抑える技術となっています。
これにより、ノイズを目立たせることなく、スムーズに映像や音声を再生できるため、高画質や高音質にこだわるのであれば、こちらも必須の技術となります。
階調補正
映像技術の中で長年の課題となってきたのが黒と白の投映になります。特に明暗差が大きなシーンなどは白とびや黒つぶれと言った問題が発生します。
高画質を謳う以上、このような問題が起こっていては話になりません。それを解決するのがこの階調補正になります。
この補正により明暗差がある部分を自動で検出して、暗すぎる部分は部分的に明るく、明るすぎる部分は部分的に暗くし、高いダイナミックレンジを得ると言う機能になります。
またその逆で明暗差の小さいシーンでは映像で全体の締まりを良くするために、ハイライトの抜けを良くして暗部を締めるなどのレベル補正を行ってコントラス感を演出してくれます。
次世代映像規格「Ultra HD Blu-ray」とは?
このように高画質レコーダーを選ぶポイントがあるわけですが、これはレコーダーだけで生み出せるわけではなく、映像を記録しているディスクの性能にもよります。
現在、高画質と言えばブルーレイディスクとなっていますが、技術の進化は新たなステージへディスクの領域を広げています。
それが次世代映像規格である「Ultra HD Blu-ray」です。UHD BDとも省略されていますが、これはブルーレイディスクの後継となる光ディスク規格で、徐々に広がりつつある4K UHD(2,160p - 3,840×2,160 60fps)をサポートする規格となっています。
従来のブルーレイディスクが25GBの1層あるいは2層なのに対し、Ultra HD Blu-rayのディスクは25GBの2層、32GBの2層ないし3層となっており、大容量化が実現しているため、4Kの映像をまるごと記録できるだけのメディアとなっています。
ただし、Ultra HD Blu-rayのディスクを従来のブルーレイでレコーダーに入れても再生できないため、こちらを使用したいのであれば、新たに「Ultra HD Blu-ray対応のレコーダー」を購入する必要があります。
しかしそれに見合うだけの高画質な映像が楽しめるのは事実であり、Ultra HD Blu-ray対応のレコーダーであれば、これまでのブルーレイも視聴できるので、より画質にこだわるのであれば是非注目してほしい機器になります。
もう少し詳しく知っていただくためにも、このUltra HD Blu-rayの特徴についても触れておきましょう。
4K解像度
大容量化を果たしたこちらの光ディスクは、同じく情報量の非常に多い4K解像度を収めるには相応しいものとなっています。
まだまだ対応機器の商品数こそ少ないですが、4Kの映像は現在普及の一途をたどっているため、いずれは一般的になります。
そうなったときこの解像度を美しいまま記録できるメディアがこのUltra HD Blu-rayになるのです。
HDR対応
HDRとはハイダイナミックレンジの略であり、従来使用されていたSDR(スタンダードダイナミックレンジ)よりもさらに広く明るさの幅を表現できる技術になります。
SDRでは日影が黒つぶれしたり日向が白とびしたりしてしまいましたが、HDRであればどちらも起こることが無く、自然でリアリティのある映像描写が可能となった次世代の高画質技術であり、Ultra HD Blu-rayはこれに対応しているのです。
先ほど階調補正の話もさせていただきましたが、それを必要としない技術として現在注目されている表現技術であり、Ultra HD Blu-rayによって既に広まりつつあるのです。
広色域
しかし、上記のHDRだけでは、美しい映像は生まれません。色域と呼ばれる映像を映し出す上で必要な色の再現度も重要となってきます。現在、テレビ放送ではBT.709という規格が採用され、これは自然界に存在する約74.4%の色を再現できるものになります。
しかし4Kや8K放送では色域規格としてBT.2020を採用しており、これによって自然界に存在する99.9%の色の再現が可能となっています。
言うなればほぼ全ての色の再現が可能となったのです。これをHDRで活かすことで、まるでそこに現実の世界が広がるかのような自然な映像が投映されるわけです。
ただそうなるとデータ量も非常に多くなり、大容量を誇るブルーレイでも対応しきれません。この高色域を記録することを可能にしたのがUltra HD Blu-rayなのです。
人気の高画質レコーダーおすすめランキング:TOP10
さて、ここまで次世代技術を含めてご紹介してきましたが、やはり具体的な商品が気になると言う方もいらっしゃるでしょう。
そこでここからは人気の高画質レコーダーのおすすめランキングをご紹介していきます。
第1位:パナソニック(Panasonic) / DMR-BRW1030
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パナソニックから販売されているこちらの商品が第1位になりました。6チューナー搭載により、最大6番組を同時録画可能なのも凄いですが、映像に対してのこだわりも高い商品です。
これは4Kダイレクトクロマアップコンバートという機能により実現しています。これによりフルハイビジョン映像を4K映像にまで引き上げてくれます。
もちろん4K映像そのものも対応しているので、非常に美麗な映像を映し出すことができます。スマホとの連携をしているなど操作性も高いことからおすすめです。
第2位:パナソニック(Panasonic) / DMR-UBZ1
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こちらもパナソニック製ですが3TBで3チューナー搭載のUltra HD Blu-ray及び4Kにも対応したレコーダーです。
この2つに対応しているとなれば当然、非常に綺麗な映像を映し出すことができるレコーダーとして人気となっています。価格が高いのが気になりますが、高画質にこだわるのであればこちらもおすすめです。
第3位:ソニー(Sony) / BDZ-EX3000
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こちらは画質にこだわりを持つソニーから販売されているレコーダーです。3TBの大容量と3チューナー搭載なのは元より、4Kアップコンバート対応で4K映像でなくても高画質で視聴できる機能が魅力です。
さらにこちらは3D映像にも対応しているので、他の機種では楽しめないコンテンツも視聴可能なのはポイントとなっています。
第4位:東芝 / DBR-M1007
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こちらは最大7チャンネルの番組を常時録画するタイムシフトに対応したレコーダーです。そのため容量も1TBのHDDを搭載しています。
画質としては4Kにこそ対応はしていないものの、この容量もあり、標準画質での録画で綺麗な映像を楽しむことができます。便利さと画質の美しさで第4位になりました。
第5位:パナソニック(Panasonic) / DMR-BRG2030
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再びパナソニックから2TBで6チューナー搭載のレコーダーが登場です。4Kにも対応しており、大容量を活かして高い画質を維持したまま録画、視聴ができます。
もちろん独自の4Kダイレクトクロマアップコンバート方式で4K映像でなくても画質を引き上げて楽しむことができます。
この品質もパナソニックならではです。チューナー数の多さなどから価格が少し高めとなっていますが、利便性を考えて第5位になりました。
第6位:ソニー(Sony) / BDZ-ZW1500
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ソニーのレコーダーは1TBで2チューナーとシンプルではあるものの、一人で使うのであれば十分な性能となっています。しかも容量が足りなければ外付けHDDで増設も可能です。
ソニーでも画質へのこだわりを持っているので、HDR非対応4Kテレビであっても高画質で視聴できるほどの性能を持ちます。無線LANによるスマホとの連動も便利です。
高い性能を持ちながら価格は抑えられているのも魅力として第6位になりました。
第7位:シャープ(SHARP) / BD-UT1100
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Ultra HD Blu-ray及び4Kに対応した高画質に重点を置いたレコーダーになります。さらにAQUOS純モードも搭載しているので、特に同社製のテレビとの親和性も高いものとなっており、性能をフルで活かすのであればおすすめです。
映画館で見ているような美しくダイナミックな映像を楽しみたいのであればおすすめです。
第8位:パナソニック(Panasonic) / DMR-UBX4030
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こちらはパナソニック製ですが、第7位のようにUltra HD Blu-ray及び4Kに対応した高性能なレコーダーです。
それだけでなく4TBの大容量と7チューナー搭載で、全録機能を持っているので、録画予約忘れの心配もない便利すぎる商品です。ただしそれだけに価格がかなり高いのもあることから第8位になりました。
第9位:ソニー(Sony) / BDZ-ZT2500
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ソニー製の3TBで3チューナー搭載のレコーダーです。画質向上の機能としては上記までのソニー製のものと同じですが、容量とチューナーの増加により家族でも使いやすい商品です。
無線LANによるネットワークを利用したスマホとの連動ももちろん出来るので便利な商品として第9位に入っています。
第10位:東芝 / DBR-T3007
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東芝の3TB・3チューナー搭載レコーダーが第10位になりました。価格こそこの容量とチューナーで高めではありますが、人気もある商品です。
画質の高さもありますが、3D映像も対応していることからきれいで立体感のある映像も楽しめることから価格も納得の商品になっています。