容量と録画数!ブルーレイレコーダーの上手な選び方
皆さんの中でブルーレイレコーダーをお使いの方もいらっしゃると思います。ブルーレイディスクの普及と地上デジタル放送の開始により、一気に広がった機種であり、高画質の映像を録画・再生するには不可欠な存在です。
ブルーレイレコーダーの商品数は市場でもどんどん増えていき、その性能も差別化されています。そうなるとユーザー側は選ぶのが大変になってきます。そこでこちらではブルーレイレコーダーの上手な選び方についてご紹介していきます。
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ブルーレイレコーダーの選び方のポイント
今やDVDレコーダーに代わり、高画質な映像を録画再生できる機器として普及しているブルーレイレコーダーですが、その種類は非常に多く、店頭やネットショッピングで商品を選ぼうと思うと、どれを買ったらいいのか、調べるだけでも大変だと思います。
そこでこちらではブルーレイレコーダを購入する上での選び方のポイントについてご紹介していきます。早速ですが、選ぶ上でのポイントは以下の通りになります。
- 容量
- チューナー数(同時録画可能数)
- テレビとの互換性
- その他の機能
この4つのポイントは必ずチェックしていただきたい内容になりますので、それぞれのポイントについて見ていきましょう。
容量をチェックする
録画機能を有するレコーダーにとってはそのデータを蓄積するための容量はチェックする上での必須項目となります。
かと言って容量の数字だけ見てもピンとこない方も少なくないと思います。大抵の商品には容量と「この画質なら最大何時間録画できる」という目安の時間が記載されています。
そちらを見て選んでいただくのが良いですが、現状でどれくらいの容量の商品が自分に合うのか分からない方もいらっしゃると思いますので、大体の目安を以下に記載させていただきます。
500GB | 1TB | 2TB | 3TB | |
地上デジタル | 約60時間 | 約120時間 | 約240時間 | 約360時間 |
BSハイビジョン | 約43時間 | 約87時間 | 約174時間 | 約262時間 |
どちらも標準(DR)モードと言い、放送されている番組の画質をそのままに録画するモードで最大何時間録画可能かを表しています。
地上デジタル放送のみであればあまり気にしなくていいのですが、BSハイビジョンも使用される場合は時間が違ってくるので注意してください。
これは画質のレートの問題なのですが、少々面倒な内容ですし、知らなくても支障はないので割愛します。
いずれにしても地上デジタル放送とBSハイビジョンでは使用する容量が違うこと、そしてこれよりも画質を少し落として録画する2倍モードや4倍モードでは録画可能時間が長くなることを理解しておいていただければ大丈夫だと思います。
モードの名前はメーカーによっても違いがあるので、購入されるメーカーの商品で容量と一緒に確認しておくといいでしょう。
チューナー数をチェックする
チューナー数の確認も大切です。今やブルーレイに取って代わられたDVDレコーダーや今や骨董品とまでなってしまったVHSレコーダーでは1番組の録画しかできないものがほとんどでした。
しかし技術の発展によりDVDレコーダーの中に2番組など同じ時間帯に放送している別番組を同時に録画できる商品が生まれたのです。その技術は現在にも受け継がれ、2番組同時録画は当たり前、3番組や6番組と言った複数の番組録画が可能となった商品が販売されています。
この同時に録画できる番組数がチューナー数となります。多くの番組を同時に録画できることに越したことはないですが、チューナー数が増えれば価格も当然上がります。
自身の見る番組、特に放送時間帯が被りそうなドラマや、番組改編期あるいは季節ごとの特番でどれくらいチューナー数が必要かも考えてみるといいでしょう。
全番組録画機能も大人気
昨今は技術の発展も目覚ましく、全番組録画機能を持った商品も販売され、人気となっています。これは「全録」と訳されることが多いですが、何と番組の録画をする手間がない機能となっています。
簡単に説明してしまうと、全てのチャンネルと常に録画し続けるという機能になります。容量により、録画して残しておける期間に限界はありますが、地上デジタル放送のキー局を全てカバーし全番組を録画し続けてくれます。
これにより、録画忘れの心配もなくなり、時間にとらわれずテレビ番組を楽しむことができるのです。
人気の機能ではあるものの、HDDの容量の大きさやこの機能の搭載によって価格も高めのものが多いことも頭に入れておいてください。
テレビとの互換性をチェックする
テレビとの互換性、言うなればリンクもチェックしておきましょう。同じメーカーの製品同士であればこの互換性を持っている商品が多いのです。
例えばパナソニックのテレビをお使いの場合、同じメーカーが販売しているDIGAというシリーズのブルーレイレコーダーは「ビエラリンク」というリンク機能があります。
これは1つのリモコンでテレビもレコーダーも操作できることはもちろんのこと、テレビの番組表で録画予約をすれば、レコーダーを立ち上げなくても予約できるなど便利な機能となっています。
では同メーカーのものしか互換性はないのかと言われるとそうではありません。テレビの機種によっては別のメーカー同士でも一部互換性があるものがあります。
例を挙げるとシャープのテレビであるアクオスの一部の機種は、上記のDIGAと互換性を持ちます。そのため別メーカーでありながら、アクオスのリモコンでも録画や再生ができるなど使用する上で便利となっているのです。
同メーカーのものはもちろんのこと、他メーカーのレコーダーであっても自宅のテレビとの互換性がないかと言うのはチェックしておくと、後々使用する上での利便性が変わってくるので、必ず確認しておきましょう。
その他の機能をチェックする
上記のポイントは、もちろん購入する上で確認しておきたい必須事項になりますが、その他の機能も是非確認していただきたいです。
テレビとの互換性ではないですが、これがあるかないかで利便性が変わるものや、こだわりによっては無いと使用する上で満足できなくなってしまうこともあります。
それでは代表的な機能についていくつか挙げさせていただきますので、確認しておきましょう。
スマホで録画・再生ができる
最近はネットワークを利用した機器の使用が主流となってきています。レコーダーにも有線LANや無線LAN接続が出来るものが販売されています。
これはインターネット上の情報を拾うだけでなく、スマホとのリンクも可能としたものが多いのです。
例えばスマホからアクセスすることで、外出先に居ても録画予約をすることができるものもあります。そうなればいざ予約録画を忘れても、慌てることなく外から録画予約をすることが可能です。
また録画した番組を移動中に見たいときにも利用できます。スマホに適した画像サイズに変換したデータを転送でき、スマホで録画した番組を楽しむことも出来るのです。
ただし全てのレコーダーで出来るわけではなく、上記の機能も全て搭載されていないものもあるので、何が出来るのかは必ず確認するようにしましょう。
4K対応で高画質な動画を楽しむ
テレビの画質の向上も目覚ましいです。少し前は最高画質として話題となった4Kですが、既に普及が進んでおり、この高画質を楽しむのも当たり前と言うような時代となりました。
そうなるとレコーダーも4K対応出なければ、高画質な動画を楽しむことは出来ないのです。こだわりが無い場合や、4Kテレビを持っていない場合は別ですが、より画質の良い録画機材を欲するのであれば、この機能の有無もチェックしていただく必要があります。
こだわって音楽鑑賞も楽しむ
ブルーレイレコーダーを音楽鑑賞用に使用される方もいらっしゃいます。ブルーレイディスクは書き込める容量が多い分、音質についても非常に良いものとなっているので、音楽鑑賞に使用される方もいらっしゃいます。
あるいはHDDの中にCDなどを落とし込み、ミュージックサーバーとして使用することができる商品やハイレゾリマスター機能など、音質をさらに良くしてくれるシステムなどを有するものもあるのです。
ただしこちらも全ての商品がこの機能を持っているわけではなく、またDVDオーディオやSACDなど対応オーディオフォーマットが無いと再生できないため、音楽鑑賞用に使用したいのであれば、こちらも必ず確認するようにしてください。
目的別:おすすめのブルーレイレコーダー
さて、ここまで選ぶ上でのポイントについて触れてきましたが、具体的に商品を選ぶのは難しいと言う方もいらっしゃることでしょう。
そこでこここからは目的別におすすめのブルーレイレコーダーをそれぞれご紹介していきます。とりあえずすぐに欲しいと言う方は、こちらも参考にしていただいてもいいでしょう。
コスパ重視な一人暮らしの人におすすめ
購入するとなれば気になるのが価格だと思いますが、特に一人暮らしの方はコストパフォーマンスとの兼ね合いも重視される方がいらっしゃると思います。そんな方におすすめなのが、下記の商品になります。
パナソニック(Panasonic) / DMR-BRW520
現在の価格はコチラ |
コストパフォーマンス重視であればこちらがおすすめです。価格もブルーレイレコーダーでありながら安めなのはもちろんのこと、高い性能を持っています。
500GBの容量に2チューナーと一人暮らしであれば十分な性能をもち、かつ4Kアップコンバートで4K相当にまで映像を引き上げて見ることができます。
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家族で録りたい番組が重なる人におすすめ
家族で共用となるとどうしても問題になってくるのが録画する時間帯の重複になります。そんな時にはやはりチューナー数が多い商品などを選びたいところです。
ただそれ以外にも機能面であると便利、というものもあるため、このような状況に陥りがちなご家族におすすめの商品をご紹介します。
IODATA / HVTR-T3HD1
現在の価格はコチラ |
家族で使用するなら1TBの容量と3チューナーを搭載したこちらがおすすめです。3番組同時録画が可能となれば録画枠の取り合いも少なくなります。
さらにFireタブレット対応など、タブレットの映像などを出力することも可能となっており、機能性もも充実した商品となっています。それでいてコストは抑えられているのでお得です。
とにかくテレビ好きな人におすすめ
とにかくテレビ好きの方であれば、録画できる番組数の多さや、画質などにもこだわりがあると思います。もちろん全ての方ではないと思いますが、出来るだけその好みを叶えられる商品がいいですよね。
そうなると、おすすめしたい商品は以下のブルーレイレコーダーになります。
東芝 / DBR-T1007
現在の価格はコチラ |
テレビが好きな方にはこちらがおすすめです。1TBで3チューナーなのは上記と変わらないのですが3D映像にも対応した高画質タイプの商品です。
さらにレグザリンクで、自宅に他のレグザプレーヤーなどがあれば、そちらに転送して見ることもできますし、外付けHDDで最大6TBまで容量を増設できるのでおすすめです。
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