意外と知らないおむつの種類について
初めて赤ちゃんを家族に迎え入れるお母さんが、出産準備のために初めて紙おむつを買いに行った時、そのおむつの種類の多さに驚かれる方も多いでしょう。
おむつというのは、赤ちゃんの成長や発育の状態に合わせて様々な種類が存在し、お子さんの状態に合わせてぴったりのものを選んであげる必要があります。
ここではそんな様々なおむつの種類について紹介していきます。
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紙おむつと布おむつ
まずおむつというのは大きく二つの種類に分けることができます。それが「紙おむつ」と「布おむつ」です。この二つに関しては、使い方などについて大きな違いがあると言えるでしょう。
簡単にいえば、「紙おむつ」は使い捨てのおむつ、「布おむつ」は汚れるたびに洗濯をすることによって再利用できるおむつであると言えるでしょう。
「紙おむつ」と「布おむつ」の違いに関しては、コチラの記事⇒『布おむつと紙おむつはどちらがオススメ?』を参考にしていただけると良いでしょう。
このページでは様々に種類分けされる紙おむつの種類ついて解説していきます。
紙おむつの種類について
冒頭部分でも紹介した通り、紙おむつには様々な種類があり、赤ちゃんの状態に合わせたものを選ぶ必要があります。そんな紙おむつの種類は形状やサイズだけでなく、目的によっても種類分けがなされています。
まずは、どんな種類分けがされているのか、またそれぞれの種類分けによってどのような紙おむつがあるのかについて確認していきましょう。
紙おむつの形状による種類
紙おむつは、その形状によって大きく二つの種類に分類することができます。一つはテープタイプの紙おむつ、もう一つはパンツタイプの紙おむつです。
テープタイプの紙おむつは、平面上になっていて、赤ちゃんのウエスト部分をテープでとめるようなタイプのものを言います。一方でパンツタイプの紙おむつはその名の通りパンツの形状になっているため、赤ちゃんの足を通して履かせるタイプの紙おむつとなっています。
>>パンツタイプのおむつへ切り替えるタイミングについてはコチラ
紙おむつのサイズによる種類分け
上記のように大きく二つの種類に分けられた紙おむつですが、もちろんここからさらにサイズによる種類分けがなされます。これは私たちが普段着ている服と同じように分かれており、「S、M、L、ビッグサイズ」などと言った分けられ方になっています。
赤ちゃんの大きさはその成長度合いによって様々ですので、しっかりとその赤ちゃんにあったサイズ選びをしてあげるようにしましょう。
サイズの合ったおむつを選ぶことは、同時におむつ漏れを防ぐためにも非常に重要です。
紙おむつの目的による種類分け
紙おむつというのは、トイレを覚える前の赤ちゃんのおしっこやウンチを漏らさないようにするためのものです。しかし紙おむつの役割がそれだけとは限りません。
トイレを覚えるための、トイレトレーニング用の紙おむつやおねしょ用の紙おむつ、水遊び用の紙おむつというのも存在してます。
赤ちゃんに合わせたおむつ選びというのは、赤ちゃんの体の成長具合だけでなく、赤ちゃんの成長段階に合ったものを選ぶ必要があり、そのための紙おむつというのが存在しています。
それぞれの紙おむつについてもう少し詳しくみていきましょう。
トイレトレーニング用の紙おむつ
通常の紙おむつと違う点は、おしっこをした時にそれがお子さんにしっかりと伝わるような作りになっているということです。紙おむつは通常赤ちゃんが不快にならないように、おしっこをしてもおしりがベタつかないような作りになっています。
しかしトイレトレーニング用のおむつは特殊な吸収体を使用することで、おしっこをした子供に濡れた感触がしっかりと伝わるようになっているため、自分がおしっこをしたという実感を持つことが出来るようになっています。
おねしょ用の紙おむつ
おむつが外れて一安心している親御さんにとってちょっと心配なのが、夜寝ている時のおしっこ、つまりおねしょです。おねしょされると困るので子供におむつを履かせようとすると、子供はせっかく卒業したはずのおむつを履かされているという気持ちになってしまいます。
そこで使うのがこのおねしょ用のおむつです。見た目に関してもおむつっぽさが薄れているので、おむつを卒業したことを喜んでいるお子さんのプライドを傷つけにくく、抵抗なく使えるタイプの紙おむつと言えるでしょう。
水遊び用の紙おむつ
子供に水遊びをさせる時に、通常のおむつを履かせたままで遊ばせると、紙おむつに入っている吸収体が大きく膨らんでしまいます。
それを防ぐのがこの水遊び用の紙おむつです。これがあればトイレの心配なくお子さんに水遊びを楽しんでもらえるでしょう。