おむつのサイズを変更する際の目安とは?
赤ちゃんは本当に驚くほどの早さで大きくなっていきます。赤ちゃんが大きくなるということは、それに合わせて使っているおむつのサイズも変更していかなくてはなりません。
では赤ちゃんのおむつのサイズを変えるのはどんなタイミング、何を目安にすればよいのでしょうか。ここではそんな成長に合わせたおむつのサイズ変更の目安について紹介していきます。
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おむつのサイズ変更の目安
おむつのサイズ変更を考える際には、基準となるいくつかの目安が存在します。一般的なものでいえば、月齢や体重などがそれにあたるでしょう。
これらは各おむつメーカーなども一般的な基準として表記しています。Sサイズは4キロ~8キロといった記載がこれにあたり、実際におむつのサイズを考える上では分かりやすい基準であると言えるでしょう。
ただし体重以外にもおむつのサイズ変更のタイミングをはかる上で気にしておくべきことがあるので、ここではそれに関しても紹介しておきましょう。
赤ちゃんの体の成長
まずおむつサイズ変更の目安としてもっとも基本的なポイントとなるのは、やはり赤ちゃんの体の成長具合でしょう。冒頭部分で紹介した通り、体重がもっとも一般的な目安と言えますが、それ以外にもウエスト周り、足の付け根周りなどのフィット感も大切です。
あまりにもサイズのあっていないおむつを使用していると、ウンチなどがおむつの隙間から漏れやすくなってしまいますし、きつ過ぎれば赤ちゃんの肌を傷つけてしまいます。
足の付け根や腰回りに、おむつのしめつけ痕がはっきりとつくようになってきたら、サイズアップの切り替えのタイミング。テープタイプのものに関してはウエスト部分のテープ位置が外側に近づいてくれば変更の時期と言えるでしょう。
おしっこやウンチによるサイズ変更
赤ちゃんの体は、成長していくごとにおしっこやウンチの量も変化していきます。当然と言えば当然ですが、赤ちゃんは成長すればおしっこやウンチの量は増加していきます。
基本的におむつはサイズが大きいほど吸収量も多いので、おしっこやウンチが漏れるようになってくればそれはおむつのサイズが合っていないと判断できますので、サイズアップを考え始める時期であると言えるでしょう。
赤ちゃんの運動能力の変化
赤ちゃんは驚くほどのスピードで色々なことができるようになっていきます。その一つが運動能力の変化です。簡単にいえば成長するに従って動きが非常に多彩になるということです。
特にハイハイやつかまり立ちを始めた赤ちゃんは非常に積極的な動きを見せるようになります。この時期は仰向けに寝かせておむつを取り替えようとしても、すぐにうつ伏せになろうとしたりするため、おむつが非常にとりかえにくいと感じるでしょう。
そんな時はテープタイプのおむつから、はかせるタイプのパンツ型のおむつに変えていく時期であると判断することができるでしょう。はかせるタイプはつかまり立ちさせた状態でもおむつ交換ができるので非常に楽です。
おむつのサイズの種類について
赤ちゃんのおむつサイズは、各メーカーによって対象の範囲やサイズが異なります。しかし大まかなサイズの分け方にそこまで大きな違いはありません。
まずは赤ちゃんが使うおむつにはどんなサイズ区分があり、どのような種類のおむつがあるのかについて確認しておきましょう。
テープタイプのおむつ
ほとんどの赤ちゃんは、まずこのテープタイプのおむつからスタートします。このテープタイプのおむつで最も小さなサイズは「新生児用」です。
赤ちゃんの成長度合いにもよりますが、多くの赤ちゃんは新生児用サイズのおむつを一ヶ月~二ヶ月程度しか使いません。一人目の赤ちゃんを持つお母さんは、新生児用おむつを買いすぎないように注意してください。
新生児用のおむつを卒業した赤ちゃんは、そこからテープタイプのSサイズ、Mサイズ、Lサイズと段々と大きくなっていきます。ほとんどのメーカーはこうしたサイズ分けとなっているので、赤ちゃんの体格などに合わせたサイズ選びをしましょう。
パンツタイプのおむつ
テープタイプのおむつの次に赤ちゃんが使うのがパンツタイプのおむつです。これはテープでとめるタイプではなく、普通のパンツのように履くタイプのものとなっています。
活発に動く赤ちゃんは仰向けでジッとしていることを嫌がり動きまわり、おむつの交換が非常に大変になります。そうなると履かせるタイプのおむつに変えていくお母さんが多いでしょう。
このタイプのパンツも下からSサイズ、Mサイズ、Lサイズと大きくなっていき、メーカーによってはビッグサイズといったさらに大きなものまで幅広くサイズが準備されています。