東芝のロボット掃除機「トルネオロボ」の特徴と口コミ

東芝(TOSHIBA)の「トルネオロボ」は、お手入れの簡単さやごみ捨ての回数を減らすことで、使い勝手に優れたロボット掃除機になっています。
その他にも「水洗い」が可能になっているなど、長い間清潔に保てるのが嬉しいポイントです。 この記事では、東芝のロボット掃除機「トルネオロボ」の特徴や価格、「ルンバとトルネオロボどちらがおすすめか?」などについて詳しく解説していきます!
またメインで展開されている「VC-RVS2」「VC-RV2」「VC-RCX1」の3モデルの違いについてもご紹介していますので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
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東芝のロボット掃除機「トルネオロボ」の特徴
「トルネオロボ」の特徴は、使用後のお手入れが非常に簡単な点です。これは他社のロボット掃除機を見ても、群を抜いて簡単になっています。
非常に便利なロボット掃除機ですが、使用後の毎回のゴミ捨ては面倒なものです。そんな「ゴミ捨ての面倒さ」を解消してくれたのが「トルネオロボ」。
約1か月間ゴミ捨てが不要になる「ダストステーション」は、「めんどくさがり」な人にとって嬉しい機能となっています。
>>他メーカーのロボット掃除機の特徴について知りたい方はコチラ
メリット:ダストステーションを採用し、約1か月間ゴミ捨てが不要
「トルネオロボ」には、ダストステーション機能が搭載されています。(「VC-RVS2」「VC-RCX1」のみ)
- トルネオロボ本体がお部屋のゴミを吸引
- 掃除が終了するとダストステーションまで自動的に戻る
- ダストステーションが、本体のゴミを吸引
- ゴミを1/5に圧縮する事により、約1か月間ゴミ捨てが不要
他メーカーのロボット掃除機だと、清掃完了時に毎回ゴミ捨てが必要になってきます。その点「ダストステーション」を備えている「トルネオロボ」は、約1か月に1回ゴミ捨てを行えばいいので、使い勝手が良いといえるでしょう。
メリット:壁際やお部屋の隅のゴミも残さない
壁際の約2cmを走行する技術を搭載し、壁際に溜まったゴミを上手に取り除いてくれます。また、本体のサイドに「Wサイドアームブラシ」を搭載しており、お部屋の隅やイスやテーブルの足回りの清掃にも優れています。
「超音波センサー」で、家具や窓ガラスといった障害物も検知。誤って衝突し、傷をつけてしまう事がありません。
メリット:水洗いが可能で簡単お手入れ
「ダストカップ」や「フィルター」は丸ごと水洗いが可能になっているため、清潔に保つ事ができます。
使用期間が長いと、どうしてもホコリっぽくなってしまうロボット掃除機なだけに「水洗いが可能」な点は非常に魅力的です。
デメリット:本体はやや大きめ、狭いすき間の清掃には不向き
「トルネオロボ」のサイズは、最大幅35cm、高さ8.7cmになっています。他のロボット掃除機と比較すると、やや大きい印象を受けます。
手の届きにくい家具の隙間やテレビやパソコンの下などの清掃には向いていません。
メーカー | モデル | 幅(cm) | 高さ(cm) |
アイロボット | ルンバ980 | 35.3cm | 9.2cm |
東芝 | トルネオロボ | 35cm | 8.7cm |
パナソニック | MC-RS800 | 33cm | 9.2cm |
アイロボット | ブラーバ 380j | 24.4cm | 7.9cm |
ダイソン | Dyson 360 eye | 23cm | 12cm |
アイロボット | ブラーバ ジェット240 | 17.8cm | 8.4cm |
デメリット:お部屋の様子を確認できるカメラは搭載されているが...
「VC-RCX1」は360度撮影できるカメラを搭載しています。この機能により、外出先でもお部屋の様子を確認する事が出来ます。
しかし、勘違いしてはいけないのは「カメラセンサー」ではないという事です。「ルンバ」の上位モデルなどは、「カメラセンサー」を搭載しています。このセンサーは「ロボット掃除機本体」がお部屋を撮影する事により、「お部屋のどのあたりを掃除しているか」を正確に認識し、効率的なルート設計を行うためのものです。
「VC-RCX1」は、カメラセンサーではなく、通常のカメラ機能を搭載しているという事に注意しましょう。
カメラセンサーを搭載した主なロボット掃除機 |
ルンバ980・ルンバ960・Dyson 360 eye・MC-RS800 |
「トルネオロボ」と「ルンバ」どっちがおすすめ?
東芝「トルネオロボ」とアイロボット「ルンバ」の購入で迷っている方も多いのではないでしょうか?そんな方のために、ニーズごとにどちらのロボット掃除機がおすすめかを解説していきます。
ルンバについて詳しく知りたいという方は、下記の2記事でご紹介していますので、そちらも参考にしてください!
外出先から操作がしたい
外出先から操作を行いたいのであれば「ルンバ」がおすすめです。
専用アプリ「iRobot HOMEアプリ」を使用する事で外出先からルンバの運転開始や停止、予約運転の設定などを行う事が出来ます。(「ルンバ980」「ルンバ960」「ルンバ890」「ルンバ690」のみ対応)
トルネオロボ「VC-RCX1」も、東芝フェミニティ倶楽部に登録を行えばスマートフォンからの操作が可能ですが、登録料や月額料金がかかる事や操作性もあまりよくない為、ルンバの方がおすすめであるといえます。
お手入れは楽にしたい
お手入れのしやすさを求めるのであれば、「トルネオロボ」の購入をおすすめします。
約1か月間ゴミ捨てが不要な点や各部品の水洗いが可能な点などで、「お手入れ」の点でルンバよりも勝っています。
ロボット掃除機 | フィルター | ダストカップ | ブラシ |
ルンバ | × | × | × |
トルネオロボ | 〇 | 〇 | 〇 |
より広範囲の清掃を行いたい
複数のお部屋や広いリビングを一度に清掃したいのであれば「ルンバ」の上位機種がおすすめです。
トルネオロボの最大稼働面積は公表されていませんが、25畳~30畳を目安にすると良いでしょう。それに対して「ルンバ」は最大稼働面積は112畳で、トルネオロボの約3倍~4倍程度の面積を掃除できるようです。
ただし、ルンバの下位モデル~中位モデルの最大稼働面積は、25畳~30畳程度なので、それと比較すると同程度と言えるでしょう。
ロボット掃除機 | 最大稼働面積 | 最大稼働時間 |
ルンバ980 | 112畳 | 120分 |
トルネオロボ VC-RVS2 | 非公表(目安は25畳~30畳) | 60分 |
東芝のロボット掃除機「トルネオロボ」の価格は?
東芝「トルネオロボ」は、約5万円~6万円で購入する事が可能になっています。カラーによって値段が異なるモデルもあるので、注意しましょう。
他のメーカーのロボット掃除機と比べると、平均的~やや安い価格で購入できます。
価格は購入する時期やタイミングによって変動しますので、購入を検討されている方はチェックしてみてください。
メーカー | モデル | 価格の目安 |
アイロボット | ルンバ980 | 110,000円 |
パナソニック | MC-RS800 | 100,000円 |
ダイソン | Dyson 360 eye | 95,000円 |
アイロボット | ルンバ890 | 70,000円 |
東芝 | VC-RVS2 | 60,000円 |
東芝 | VC-RCX1 | 60,000円 |
東芝 | VC-RV2 | 50,000円 |
アイロボット | ブラーバ 380j | 40,000円 |
アイロボット | ブラーバ ジェット240 | 30,000円 |
東芝のロボット掃除機「トルネオロボ」の比較
現在「トルネオロボ」は、以下の3モデルをメインに展開されています。
各モデルを比較すると、以下のような違いがあります。
モデル名 | VC-RVS2 | VC-RV2 | VC-RCX1 |
値段の目安 | 60,000円 | 50,000円 | 60,000円 |
サイズ(mm) | 最大幅350×高さ87 | 最大幅350×高さ87 | 最大幅350×高さ87 |
重量 | 約3.4kg | 約3.4kg | 約3.4kg |
集じん容積 | 0.2L | 0.2L | 0.2L |
最長運転時間 | 約60分 | 約60分 | 約70分 |
自動充電 | 〇 | 〇 | 〇 |
タイマー機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
ゴミ残しまセンサー | 〇 | 〇 | 〇 |
マナーモード | 〇 | 〇 | 〇 |
360度撮影カメラ | × | × | 〇 |
スマホ対応 | × | × | 〇 |
ダストステーション | 〇 | × | 〇 |
バッテリー | 充電式リチウムイオン電池 | 充電式リチウムイオン電池 | 充電式リチウムイオン電池 |
サイズや重量に違いはなく、価格にも大きな違いがありません。異なる点は、「360度撮影カメラ」と「ダストステーション」「スマホ対応」の有無です。
以下でモデルごとに詳しく見ていきましょう。
お手入れ簡単!ゴミ捨てが面倒な方におすすめな「VC-RVS2」
現在の価格はコチラ |
3モデルの中で唯一「バーティカルトルネードシステムCLEAR」を搭載(上位版ダストステーション)しています。
この機能は、ゴミを遠心分離しながら1/5に圧縮する事(デュアルトルネード分離)や、ダストカップがいっぱいになっても吸引力が落ちない事(ミルクトルネード分離)を可能にしています。
そのため、約1か月間ゴミ捨てを行う必要がありません。「ロボット掃除機のゴミ捨てが面倒」と考えている方にぜひおすすめしたいモデルです。
VC-RVS2のユーザーの口コミや評価
- 毎日のゴミ捨ての手間が省けて嬉しい。
- サイズは大きめだが、60分動き回ってくれるので満足。
- 2cm以上の段差は乗り越えられない。
- ロボット掃除機の中では、最もデザインがかっこいいと思う。
- ダストステーションを分解して、水洗いできるので清潔に保てる。
- 吸引力は他社のロボット掃除機と大差ない。ペットの毛の吸引はやや苦手。
やはり、「お手入れの簡単さ」「ゴミ捨ての頻度が少なくなること」に対する高評価が多くみられました。吸引力に関しては、通常程度との意見。
サイズが大きく、イスの脚の間をうまく通れないというマイナス評価を見られました。
ダストステーション非搭載モデル「VC-RV2」
現在の価格はコチラ |
当モデルは、「ダストステーション」が搭載されていません。そのため、清掃終了時に毎回のゴミ捨てが必要になってきます。
価格は約50,000円と「トルネオロボ」の他モデルより1万円程度安くなっています。
その他の機能は「VC-RVS2」と変わりありませんので、「毎回のゴミ捨ては我慢できる」という方は当モデルがおすすめです。
VC-RV2のユーザーの口コミや評価
当モデルに対する口コミや評価は、多く見られませんでした。ダストステーション以外の機能は、ほぼ「VC-RVS2」と同じですので、そちらの口コミや評価を参考にしてください。
外出先からの操作やお部屋の撮影が可能「VC-RCX1」
現在の価格はコチラ |
「VC-RVS2」と同様に、「ダストステーション」を搭載したモデルです。ただし、こちらはゴミを圧縮する機能や吸引力の低下を防ぐ機能は搭載されていません。
また「360度撮影カメラ機能」と「スマートフォンからの操作」に対応しています。外出先からロボット掃除機を操作したい方やお部屋の様子を確認したいという方におすすめです。
VC-RCX1のユーザーの口コミや評価
- ブラシでお部屋の隅のゴミまで取り除ける。
- スマートフォンから操作を行う為には有料サービス「東芝フェミニティ倶楽部」への登録が必要。
- 家中を綺麗にしてくれるので、なしでは生活できない。
- 充電器にうまく戻らない事がある。
- 細かいゴミを残してしまう事がある。
360度撮影カメラに対する口コミや評価はあまり見られませんでした。
概ね「VC-RCX1」に対して高い評価がなされていますが、「充電器に戻らない」「細かいゴミ」は苦手という意見が見られました。
東芝フェミニティ倶楽部は、「初期登録料が1,000円(税抜き)」「月額サービス料が500円(税抜き)」がかかってしまうようです。詳しくは公式ホームページ(http://feminity.toshiba.co.jp/feminity/about/price-service.html)よりご確認ください。
東芝のロボット掃除機「トルネオロボ」の保証期間は?故障したら?
東芝トルネオロボの保証期間は、購入日より1年間になっています。
保証期間を過ぎてしまうと、有料での修理になるようです。お買い上げの販売店に相談すると良いでしょう。詳しくは東芝のお客様サポート(https://www.toshiba-lifestyle.co.jp/support/cleaners/index_j.htm)よりご確認ください。
東芝ロボット掃除機「トルネオロボ」は充電台に戻らないって本当?
メーカーによると、複数のお部屋の掃除を行う場合、お部屋の間取りによっては充電器に上手く戻らないケースがあるようです。
- 本体と充電器が14m以上離れてしまっている(障害物がない状態)
- 本体と充電器が5m以上離れてしまっている(途中に障害物がある状態)
上記のようなケースの場合は、正常に充電器まで戻る事ができないようです。
また、充電器の「前方1m以内」もしくは「左右0.5m」以内に障害物がある場合も同様に、本体が充電器まで戻れない可能性があります。「トルネオロボ」を購入の際は、いすや机の配置に工夫する必要がありそうです。