パナソニックのロボット掃除機「ルーロ」の口コミと比較

国内メーカーのロボット掃除機では、最も人気の高いパナソニック(Panasonic)の「ルーロ(RULO)」。
現在は、「MC-RS800」「MC-RS300」「MC-RS20」の3モデルのみの展開ですが、機能面や値段に違いがあるので、「どのモデルを購入したらいいか分からない!」という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、各モデルの機能面を徹底的に比較し、どんな人におすすめかをご紹介します。実際のユーザーの口コミや評価も掲載しているので購入の参考にしてみてください!
特に、カメラセンサーやスマホとの連動機能を備えた「MC-RS800」はおすすめです!
>>徹底比較!2019年最新のおすすめロボット掃除機を知りたい方はコチラ
スポンサーリンク
パナソニックのロボット掃除機「ルーロ」の特徴
パナソニックのロボット掃除機「ルーロ」は、iRobot社のルンバに匹敵するほど人気の高いロボット掃除機のブランドです。現在は、以下の3モデルを中心に展開しています。
ここでは「ルーロ」の特徴について解説をしていきます。
>>他メーカーのロボット掃除機の特徴について知りたい方はコチラ
ポイント:お部屋のスミのゴミを残さない
他社メーカーが丸い形状をしているのに対して、ルーロは三角形の形状をしているのが特徴的です。
丸い形状のロボット掃除機だと、どうしてもスミにブラシが届かず、ゴミを残してしまうという欠点があります。
一方のルーロは、独自の「三角形状」で、お部屋のスミや家具のキワまで、しっかりとサイドブラシが届き、ごみの取り残しを防いでくれます。
他のロボット掃除機では、対応できない「スミ」や「キワ」に強いのがルーロの最大の特徴と言えるでしょう。
ポイント:目に見えないハウスダストまで検知
「ハウスダスト」「花粉」「ダニのフン」など目に見えない約20 μmの微細なアレル物質をしっかりと検知する「ハウスダスト発見センサー」を搭載しています。
ごみが多い場所では、自動的にパワーや走行速度を調節し、ごみの取り残しが無いように工夫がされています。
ポイント:3種類の障害物検知センサーを搭載
「MC-RS800」「MC-RS300」の2モデルは、「レーザーセンサー」「超音波センサー」「赤外線センサー」の3種類の障害物検知センサーを搭載しています。(MC-RS20にはレーザーセンサーが搭載されていません。)
これらのセンサーにより「家具」や「壁」を検知し、ギリギリまで近づいてゴミを取り除きます。
- レーザーセンサー:前方110度の障害物を検知(幅約2cmの物まで認識)
- 超音波センサー:超音波により鏡や透明な障害物も認識
- 赤外線センサー:障害物までの距離を検知
ポイント:人工知能「RULO AI 8.0」により効率的な走行を可能に
本体上部にカメラセンサーが搭載されており、自己位置(お部屋のどこにいるのか)を認識する事が出来ます。
また、「ハウスダストセンサー」「3種類の障害物検知センサー」から得られた情報を処理し、効率的な走行を可能にしています。現在は最上位モデル「MC-RS800」のみに「RULO AI 8.0」は搭載されています。
ポイント:スマホからの操作が可能
専用アプリ「RULOナビ」により、外出先からでも「ルーロ」を操作する事が可能です。
「ゴミマップレポート」機能を使用すると、お部屋のどこにゴミが溜まっているのかを確認する事が出来ます。
また、「お手軽モード」を使用するとゴミが溜まっている箇所だけ掃除を行います。「MC-RS800」のみ搭載。
>>外出先から操作!おすすめのスマホ対応ロボット掃除機はコチラ
掃除をしたくないエリアを設定できる
壁際を走行する「ラウンド走行」を行う事により、ルーロがお部屋の間取りを学習します。学習した間取りは「RULOナビ」で確認する事ができ、「掃除をしたくないエリア」を設定する事も可能になります。
他メーカーのロボット掃除機の場合、掃除をしたくないエリアには「バーチャルウォール」といった付属品を設置する必要があります。そのため、スマホの画面一つで設定できる「ルーロ」は非常に便利と言えるでしょう。
パナソニックのロボット掃除機「ルーロ」のモデル比較
各モデルを比較すると、以下のような違いがあります。
モデル名 | MC-RS800 | MC-RS300 | MC-RS20 |
値段の目安 | 100,000円 | 70,000円 | 42,000円 |
サイズ(mm) | 最大幅330×高さ92 | 最大幅330×高さ92 | 最大幅330×高さ92 |
重量 | 約3.0kg | 約3.0kg | 約2.7kg |
ナビゲーションシステム | RULO AI 8.0 | RULO AI 3.0 | RULO AI |
最大稼働面積 | 約120畳 | 約30畳 | 約20畳 |
集じん容積 | 0.25L | 0.25L | 0.15L |
最大駆動時間 | 100分 | 100分 | 70分 |
自動充電 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動再開 | 〇 | × | × |
自動運転モード | 〇 | 〇 | 〇 |
念入り運転モード | × | 〇 | 〇 |
スポット運転モード | 〇 | 〇 | 〇 |
エリアメモリー運転モード | × | 〇 | × |
エリア指定運転モード | 〇 | × | × |
徹底清掃運転モード | 〇 | × | × |
お手軽運転モード | 〇 | × | × |
レーザーセンサー | 〇 | 〇 | × |
赤外線センサー | 〇 | 〇 | 〇 |
超音波センサー | 〇 | 〇 | 〇 |
ハウスダスト発見センサー | 〇 | 〇 | 〇 |
床面センサー | 〇 | 〇 | × |
落下防止センサー | 〇 | 〇 | 〇 |
バッテリー | 充電式リチウムイオン電池 | 充電式リチウムイオン電池 | 充電式リチウムイオン電池 |
RULO AI 8.0を搭載したハイスペックモデル「MC-RS800」
現在の価格はコチラ |
現在販売されているパナソニック「ルーロ」のモデルの中では、最上位のモデルになっています。価格帯は97,000~100,000円程度。
従来の「赤外線センサー」と「超音波センサー」に加え、新たに「レーザーセンサー」を搭載、全3種類の障害物検知センサーで壁際や家具の周りまで、ゴミを残さずに清掃する事を可能にしました。
本体上部に付けられたカメラセンサーによって「ルーロ自身がお部屋のどこにいるのか」を認識、走行ルートをマッピングする事により、お部屋の間取りを学習し、効率のいい走行ルートを決定します。
最大稼働面積は、従来の30畳から120畳まで向上し、掃除にかかる時間も従来モデルの半分になっています。また、アプリ「RULOナビ」を使用してスマートフォンから操作が可能なので、外出先からのルーロの操作開始や掃除モードが使用できるのも特徴です。
価格は10万円前後と高額ですが、「自宅の清掃はロボット掃除機に任せたい!」と考えている方におすすめのモデルです。また外出中に自宅の清掃を終わらせたいという人もこのモデルで間違いないでしょう。
MC-RS800のユーザーの口コミや評価
- センサーがゴミを検知すると、強力に吸引を行う。
- 通常時は非常に静か、テレビ視聴時でもほとんど気にならない。
- センサーが優秀で、家具に接触しない。
リモコンで操作が可能「MC-RS300」
現在の価格はコチラ |
パナソニック「ルーロ」のミドルクラスのモデルです。価格帯は、68,000円~70,000円程度。
上位モデル「MC-RS800」には、カメラセンサーが搭載されていましたが、こちらのモデルには搭載されていません。障害物検知センサーは、上位モデルと同様に「赤外線センサー」と「超音波センサー」「レーザーセンサー」の3種類を搭載しています。
スマートフォンからの操作はできませんが、「お掃除サポートリモコン」が付属しています。このリモコンにより、離れた場所から操作が出来るだけでなく、1週間の掃除スケジュールを決める事や掃除したいエリアを設定する事も可能になっています。
最大稼働面積は約30畳ほどなので、2~3部屋での使用が中心になるでしょう。「リビング」「寝室」「キッチン」など決められた部屋を重点的に掃除したい!という方におすすめのモデルです。
MC-RS300のユーザーの口コミや評価
- 掃除機を使用する事がほとんどなくなった。
- 「落下防止センサー」のおかげか、段差から落ちた事がない。
- ゴミが捨てやすいため、お手入れが楽。
価格を抑えたスタンダードモデル「MC-RS20」
現在の価格はコチラ |
機能面を抑えた「ルーロ」のスタンダードモデルです。価格帯は、41,000円~50,000円程度になっています。
カメラは搭載されておらず、障害物検知センサーも「赤外線センサー」と「超音波センサー」の2種類のみの搭載になっています。
最大稼働面積は20畳、ダストボックスも0.15Lと上位モデルと比較すると、どうしても劣ってしまいます。しかし、その分価格が抑えられているのが、このモデルの魅力と言えるでしょう。
複数のお部屋を清掃するのには向いていませんが、「リビングのみ」「寝室のみ」など1部屋を清掃するには充分なモデルです。
MC-RS20のユーザーの口コミや評価
- 吸引力は強くないが、通常の目に見えるゴミは確実に取れる。
- ボタン一つで操作が簡単。
- 電源コードを乗り越えられず、止まってしまう事も...。
パナソニックのロボット掃除機「ルーロ」の保証期間は?
「ルーロ」の保証期間は、購入日より1年間になっています。保証期間内であれば無料で修理を行ってくれるようです。ただし、無料保証規定外の場合は有料での修理になりますので、注意が必要です。
詳しくはパナソニックの公式ページ(https://www.panasonic.com/jp/support/consumer/repair/soji.html)よりご確認ください。
なお、修理の依頼は「購入した店舗」もしくは「パナソニックのサービス拠点」で行われます。