アイロボットのロボット掃除機「ブラーバ」の特徴と口コミ
アイロボットの「ブラーバ」は、本体に水を入れる事によって「拭き掃除」を可能にしたロボット掃除機です。
そのため、「子供がよくご飯を床にこぼしてしまう」「床のシミが気になっている」「通常の掃除機だけだと物足りない」と考えている人にはぜひおすすめしたいモデルです。
今回はそんなブラーバの特徴や価格帯、「ルンバと比較してどっちがいいの?」など、ブラーバのあらゆる疑問にお答えします!
実際に使用しているユーザーの口コミや評価も交えながら解説していきますので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてください!
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アイロボットのロボット掃除機「ブラーバ」の特徴
「ブラーバ」は、「ゴミの吸引」が目的のロボット掃除機とは異なり、本体に装着するクリーニングパッドで「ゴミを拭き取る」事を目的としたロボット掃除機です。
そのため、フローリングやタイルにこびりついた汚れを、落とすのに効果を発揮します。「雑巾がけ」や「クイックルワイパー」での掃除に近いと考えるといいかもしれません。
使用方法も至ってシンプルで、誰にでも操作ができるようになっています。
- 本体に専用の「クリーニングパッド」を装着
- タンクに水を入れる
- スイッチを押す
食べ物や飲み物をよくこぼしてしまう「小さなお子様」がいるご家庭やキッチンの床の汚れが気になる方におすすめです。
また水分を含んだクリーニングパッドで清掃を行うため、床に落ちている「ホコリ」や「チリ」が舞い上がりにくいのも嬉しいポイントです。
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メリット:床にこびりついた汚れも綺麗に落とす
通常のロボット掃除機は、床に落ちている髪の毛やホコリなどを「吸引」するのが主な用途になります。
一方のブラーバは、「水拭き」をしてくれるので、落ちているゴミだけでなく、床にこびりついた「皮脂汚れ」や飲み物をこぼした際の「べたつき」まで綺麗に落とす事ができます。
「床のシミ汚れが気になる」という方には俄然、ブラーバはおすすめです!
メリット:フローリング・タイル・クッションフロアに対応
フローリングの清掃はもちろんの事、タイルやクッションフロア(塩化ビニル系床材)の清掃も可能です。ご自宅の床に使用されている床材に合わせて、使用できるのも「ブラーバ」の魅力の一つです。
ただし、床材によっては劣化を引き起こす可能性もあるので、事前に施行業者やアイロボットのサポートセンターへ相談する必要があります。
メリット:コンパクトなサイズ感も魅力的
通常のロボット掃除機と比較すると、コンパクトな形状のため、家具の隙間や壁際の清掃に優れています。
「ブラーバ ジェット240」で幅は17.4cm・高さは8.4cm、「ブラーバ 380j」で幅は24.4cm・高さ7.9cmになっています。
以下の「サイズ比較表」でも他メーカーのロボット掃除機より、コンパクトな事が分かります。
メーカー | モデル | 幅(cm) | 高さ(cm) |
アイロボット | ブラーバ ジェット240 | 17.8cm | 8.4cm |
アイロボット | ブラーバ 380j | 24.4cm | 7.9cm |
アイロボット | ルンバ980 | 35.3cm | 9.2cm |
パナソニック | ルーロ MC-RS800 | 33cm | 9.2cm |
ダイソン | Dyson 360 eye | 23cm | 12cm |
メリット:スマホからの操作が可能!掃除をさせたくない場所の設定も
専用アプリ「iRobot HOMEアプリ」を使用すれば、外出先からでも「ブラーバ」の操作が可能になっています。
- 清掃の開始・中止
- 狭いエリアの集中的な清掃
- 侵入禁止エリアの設定(バーチャルウォールモード)
- 清掃履歴の確認
「iRobot HOMEアプリ」からは上記のような設定や確認をする事ができます。
特に「ブラーバ」に清掃させたくないエリアを、スマートフォンの画面から簡単に設定できるのは、大変便利です。
デメリット:カーペットを敷いている家庭には不向き
「ブラーバ」は、フローリングやタイルなど比較的固い床材の上での使用に適しています。そのため、カーペットやラグを敷いているお部屋での清掃は不向きであるといえます。
デメリット:段差は乗り越えられない
カーペットやラグの上を清掃してしまわないように、「ブラーバ」には段差を乗り越える機能がありません。段差を検知すると、方向転換を行う仕組みになっていますので、お部屋に段差が多いというご家庭での使用は注意が必要です。
デメリット:定期的にクリーニングパッドの購入が必要
「ブラーバ」を使用する際には、「クリーニングパッド」を装着する必要があります。
クリーニングパッドには、「使い捨てタイプ」と「洗濯が可能で複数回使用できるタイプ」の2種類が存在します。
- 使い捨てタイプ:1,000円程度(10枚入り)
- 洗濯可能なタイプ:4,000円~5,000円程度(50回の洗濯が可能・3枚セット)
どちらを使用した場合でも、1回のお掃除で約30円~100円程度のコストがかかる計算になってきます。
アイロボットのロボット掃除機「ブラーバ」と「ルンバ」どっちがおすすめ?
「ブラーバとルンバどちらを購入しようか迷っている!」といった声をよく耳にします。
実際のところ、「ブラーバ」と「ルンバ」は、使用の用途が若干異なりますので、どちらが優れているとは一概に言えません。
- ブラーバ:床の拭き掃除
- ルンバ:落ちているゴミの吸引
ただし、ご家庭の状況やニーズによっては、どちらが適しているか判断する事ができます。
ブラーバ | ルンバ |
複数のお部屋を一気に清掃したい
複数のお部屋を清掃する場合は、「ルンバ」の方がおすすめです。
「ブラーバ」は段差を検知すると、乗り越えようとはせずに、引き返してしまいます。そのためお部屋間の移動には適していません。一方の「ルンバ」は多少の段差(目安は2cm)であれば、簡単に乗り越えていく事ができます。
また「ブラーバ」のウェットモード使用時の最大稼働面積は、約12畳~20畳なのに対し、「ルンバ」は約112畳の清掃が可能になっています。(ルンバ980の場合)
「複数のお部屋を」もしくは「ご自宅の清掃をすべてロボット掃除機に任せたい」と考えている方は、「ルンバ」の購入をおすすめします。
食べこぼしや飲みこぼしを清掃したい
「食べこぼし」や「飲みこぼし」を清掃したいのであれば、「ブラーバ」がおすすめです。
「ルンバ」はゴミの吸引がメインのため、「液体」の清掃には向いていません。小さなお子様がいるご家庭で、床に飲食物のシミが出来てしまうというご家庭は、「ブラーバ」が向いているといえるでしょう。
初期の購入費用を抑えたい
初期の購入費用を抑えたいと考えている方には、「ブラーバ」がおすすめです。
後ほど詳しくご紹介しますが、「ブラーバ」の価格は3万円~4万円ほどになっています。その一方で「ルンバ」の価格は4万円~11万円ほど。
初期の購入費用はなるべく安いほうがいいと考えている人は「ブラーバ」を選ぶと良いでしょう。
ランニングコストを抑えたい
「ブラーバ」は、定期的に専用のクリーニングパッドを購入する必要があるので、ランニングコストがかかってしまいます。
一方の「ルンバ」は、基本的にランニングコストはかからず、本体が故障しない限りは0円で使用しつづける事が可能です。(電気代やバッテリーの交換費用はかかります。)
ランニングコストを考えた場合は、「ルンバ」の方がお得であるといえるでしょう。
モデル名 | 初期費用の目安 | ランニングコストの目安(1か月) |
ルンバ980 | 110,000円 | 0円 |
ブラーバ ジェット240 | 30,000円 | 3,000円 |
※「ブラーバ ジェット240」を1日1回使用した場合。使い捨てのクリーニングパッドを使用。電気代等は含みません。
アイロボットのロボット掃除機「ブラーバ」の価格は?
アイロボット「ブラーバ」は、上位モデル「ブラーバ 380j」で4万円前後、下位モデル「ブラーバ ジェット240」で3万円前後で購入が可能になっています。他メーカーのロボット掃除機と比較すると非常に安いという事ができるでしょう。
価格は購入する時期やタイミングによって変動しますので、購入を検討されている方はチェックしてみてください。
メーカー | モデル | 価格の目安 |
アイロボット | ブラーバ 380j | 40,000円 |
アイロボット | ブラーバ ジェット240 | 30,000円 |
アイロボット | ルンバ980 | 110,000円 |
アイロボット | ルンバ890 | 70,000円 |
パナソニック | MC-RS800 | 100,000円 |
ダイソン | Dyson 360 eye | 95,000円 |
アイロボットのロボット掃除機「ブラーバ」の比較
各モデルを比較すると、以下のような違いがあります。
モデル名 | ブラーバ ジェット 240 | ブラーバ 380j |
値段の目安 | 30,000円 | 40,000円 |
サイズ(mm) | 最大幅178×高さ84 | 最大幅244×高さ79 |
重量 | 約1.2kg | 約1.8kg |
最大稼働面積 | 約15畳 | 約56畳 |
ナビゲーションテクノロジー | iAdapt2.0 | iAdapt2.0 キューブナビゲーション |
ウェットモード | 〇 | 〇 |
ドライモード | 〇 | 〇 |
ダンプスウィープ | 〇 | × |
バッテリー | 充電式リチウムイオン電池 | 充電式ニッケル水素電池 |
1部屋の清掃に最適「ブラーバ ジェット240」
現在の価格はコチラ |
「ブラーバ ジェット240」は、本体の前方部から水を噴射し、汚れを一度浮かしてから、お掃除を行います。クリーニングパッドが細かく振動し、床にこびりついた汚れを驚くほど綺麗に拭き取る事が可能になっています。障害物を感知するので、お部屋の家具や壁に、水を吹きかける事はありません。
「ブラーバ」に侵入をさせたくないエリアを設定できる「バーチャルウォールモード」も備えています。選べる清掃モードは、3種類になっています。
最大稼働面積は12畳~15畳と「ブラーバ 380j」より狭いですが、「リビングのみ」「寝室のみ」など1フロアの清掃であればこちらのモデルで充分でしょう。
モード | 最大稼働面積 | 清掃方法 |
ウェットモープモード | 12畳 | 同じ場所を3度拭き、こびついた汚れを落とす |
ダンプスウィープモード | 15畳 | 最大稼働面積同じ場所を2度拭き、ホコリやチリを清掃 |
ドライスウィープモード | 15畳 | 水を使用しない乾拭き、髪の毛やペットの抜け毛に |
ブラーバ ジェット240のユーザーの口コミや評価
- ハウスクリーニング業者に頼んだかのような仕上がり!
- 使用した後は床が綺麗になっているのが、一目でわかる。
- 小回りがきくので、ダイニングテーブルやイス回りも綺麗に。
- 使い終わったクリーニングパッドに触れる事なく、レバー一つで捨てる事が可能。
- 5m程度のタグやカーペットに登ってしまい、その上を清掃してしまう事も...。
広いお部屋や複数のお部屋の清掃には「ブラーバ 380j」
現在の価格はコチラ |
「ブラーバ 380j」の魅力は、その稼働面積の広さにあります。「ブラーバ ジェット240」が最大で15畳なのに対し、当モデルは最大で56畳の清掃が可能になっています。広いお部屋や複数のお部屋を一気に清掃したい場合は、こちらのモデルを購入すると良いでしょう。
モード | 最大稼働面積 | 清掃方法 |
ウェットモード | 20畳 | 同じ場所を3度拭き、こびついた汚れを落とす |
ドライモード | 56畳 | 水を使用しない乾拭き、髪の毛やペットの抜け毛に |
また「ブラーバ ジェット240」に搭載されていない機能としては「NorthStarキューブ」の存在があります。
このキューブ状の付属品を使用する事で、「お部屋のどのあたりを清掃しているのか」をより正確にブラーバが認識し、拭き残されているスペースを減らす事ができます。
広いお部屋を、もしくは複数のお部屋を「拭き残し」なく清掃したいのであれば、「ブラーバ 380j」がおすすめです。
ブラーバ 380jのユーザーの口コミや評価
- 手では掃除しにくい、狭い場所まで綺麗にしてくれる。
- 動きが静かで、睡眠中でも気にならない。
- ルンバと購入を迷ったが、カーペット等を使用していないためコチラも購入。結果は大正解だった。
- フローリングのお家であれば、ぜひおすすめしたい!
アイロボットのロボット掃除機「ブラーバ」の保証期間は?故障したら?
ブラーバは、購入日より1年以内であれば無償で修理を受けることが出来ます。この際にオーナーズサポートに登録を行う必要があります。また、修理返却後90日以内に再び不具合が起こった場合は、再度無償で修理を受ける事が可能になっています。
詳しくは公式ホームページ(https://www.irobot-jp.com/support/)よりご確認ください。