掃除が楽で簡単!ロボット掃除機の種類と上手な選び方
「ロボット掃除機の購入を検討しているけど、何を選んだらいいか分からない!」という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ロボット掃除機の種類と、価格によるロボット掃除機の違いや、選び方について解説をしていきます。
ご自宅の広さやカーペットの有無などに合わせて、適切なロボット掃除機を選びましょう!
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ロボット掃除機の種類
ロボット掃除機と一言でいっても、「様々な種類」が存在します。
通常の掃除機と同じような働きをするタイプや、雑巾かけをしてくれるタイプが存在します。
また、最新のロボット掃除機には「カメラセンサー」を搭載し、お部屋の間取りを把握しながら走行するタイプも発売されています。
「掃除機タイプ」「床拭きタイプ」「窓拭きタイプ」の違いとは?
実は、ロボット掃除機といっても、細かく分けると3タイプ存在します。
多くの方は、通常の掃除機と同じ働きをする「掃除機タイプ」のロボット掃除機を思い浮かべるかもしれませんが、その他にも「床拭きタイプ」「窓拭きタイプ」があります。
- 掃除機タイプ
- 床拭きタイプ
- 窓拭きタイプ
掃除機タイプのロボット掃除機(一般的なロボット掃除機)
アイロボット / ルンバ980 |
通常の掃除機と同じ働きをします。お部屋に落ちている「髪の毛」「ホコリ」「チリ」を吸引するのが主な役割です。
高性能なモデルだと、目に見えない「ハウスダスト」や「花粉」「ダニ」まで吸い取る事が可能になっています。
約30畳~40畳の清掃が出来るモデルが一般的ですが、アイロボットの「ルンバ」や東芝の「ルーロ」などの一部モデルだと約100畳以上の清掃が可能になっており、広い一軒家やマンションのお掃除をすべて任せる事が出来ます。
>>アイロボットのロボット掃除機「ルンバ」について詳しくはコチラ
床拭きタイプのロボット掃除機
アイロボット / ブラーバ ジェット 240 |
「掃除機タイプ」のロボット掃除機とは異なり、本体の下に「専用のクリーニングパット」を装着し、床の拭き掃除をしてくれます。
「雑巾かけ」や「モップかけ」と同じ役割を果たしてくれると考えておくと良いでしょう。
代表的なモデルとしては、アイロボットの「ブラーバ」があります。清掃可能な面積は約50畳程度になっています。
>>おすすめ床拭きロボット掃除機のランキングについて詳しくはコチラ
窓拭きタイプのロボット掃除機
エコバックス / WINBOT 950 |
このタイプのロボット掃除機はあまり知られていませんが、実は「窓」を拭くためのロボット掃除機も存在します。
一般的なご家庭では、あまり必要ないかも知れませんが、「ご自宅に大きな窓がある」「窓がたくさんある」といったご家庭で大変重宝されるタイプになっています。またオフィスや学校、店舗での使用にも大変便利です。
>>窓拭きロボット掃除機「WINBOT」について詳しくはコチラ
動き方が違う?ナビゲーションシステムの種類
ロボット掃除機は、お部屋の「家具」や「壁」などを認識してぶつかるのを回避する「障害物センサー」を搭載しています。
しかし、「障害物」を回避するだけでは、お部屋の効率的な走行が出来ず、掃除を完了するのに時間がかかってしまいますし、何より「ゴミの取り残し」が増えてしまいます。
そこで搭載されたのが「カメラセンサー」です。「カメラセンサー」を搭載する事で、「お部屋の間取り」を正確に把握。また「いまどこを掃除しているのか」「まだ掃除していないエリア」はどこかを判断し、効率的な走行ができるようになりました。
しかし、「カメラセンサー」を搭載しているモデルは、まだまだ一部です。このカメラセンサーの有無で、「ナビゲーションシステム」が異なります。
ランダムナビゲーション
パナソニック / ルーロ MC-RS300 |
「ランダムナビゲーション」は、あらかじめ搭載されたプログラムに従って、走行する方法です。お部屋の壁際に沿ってぐるりと一周したあと、すき間を埋めるように部屋を動き回るのが一般的です。
何度も同じ場所を清掃するので、お部屋の掃除を完了するのに時間がかかってしまう上に、「ゴミの取り残し」が出てきてしまいます。
エントリーモデル~ミドルクラスのロボット掃除機に搭載されることが多く、下記で紹介する「高度ナビゲーションシステム」より安価で購入する事が出来ます。
高度システムナビゲーション
パナソニック / ルーロ MC-RS800 |
一方の高度ナビゲーションシステムは、「カメラセンサー」や「高感度センサー」によって「お部屋の間取り」や「広さ」「家具の形状」などを正確に把握します。
これらのセンサーによって得られた情報を、高度処理し、「効率的な清掃ルート設計」を行います。
基本的には、同じエリアは一度しか清掃を行わず、短時間でお部屋の掃除を終わらせる事が出来ます。
ロボット掃除機の選び方
ロボット掃除機は、決して安い買い物ではありません。高いモデルだと12万円近いものもありますし、ご予算に合わせて慎重に選ぶ必要があります。
大体の価格の目安としては、以下のようになっています。
- 格安モデル:1万円~3万円
- エントリーモデル:3万~5万円
- ミドルモデル:5万円~8万円
- ハイエンドモデル:8万円~
当然、価格が高ければ高機能になってきますが、ご家庭によっては不要な機能を搭載しているモデルもあります。
ご家庭のニーズや「清掃したい範囲」によって、適切な価格のロボット掃除機を選びましょう。
なお、より詳しくロボット掃除機のモデルについて知りたい方は、【2019年最新】おすすめのモデルはこれ!人気ロボット掃除機を比較の記事を参考にしてください!
格安モデル(1~3万円)のロボット掃除機
ILIFE / V3s pro |
使用する上で、最低限の機能を備えた「ロボット掃除機」であれば、1~3万円で購入する事が可能です。
これらのモデルの特徴として、以下ようなポイントが挙げられます。
- 清掃範囲は狭い(10畳~20畳程度の使用がメイン)
- 清掃に時間がかかる
- フローリングの上での清掃であれば、問題なく使用できる
- カーペットや絨毯のゴミは取り残しも
- スマートフォンからの操作は出来ない
- 進入させたくないエリアを設定できない
基本的には、10畳程度~20畳程度のお部屋を時間をかけて、お掃除を行うモデルが多いという事を覚えておきましょう。
フローリングや畳の上では、難なくお掃除をこなせるモデルになっていますが、カーペットや絨毯といった繊維の奥に入り込んだ「ホコリ」までは対応できません。
また「髪の毛」「ホコリ」といった目に見えるゴミは吸引できますが、微細な「ホコリ」「チリ」は吸い取る事が出来ません。
>>コスパ最強!おすすめの安いロボット掃除機ランキングはコチラ
エントリーモデル(3~5万円)のロボット掃除機
シャープ / ココロボ RX-V200 |
「アイロボット ルンバ」や「パナソニック ルーロ」などの主要メーカーの最も安いモデルは、3万円~5万円程度で購入する事が出来ます。
- 清掃範囲はやや狭い(20畳程度)
- 清掃に時間がかかる
- フローリングの上での清掃であれば、問題なく使用できる
- カーペットや絨毯のゴミは取り残しも
- スマートフォンからの操作に対応したモデルも
20畳程度のお部屋の清掃に適したモデルです。少し広めの「リビング」や「寝室」のお掃除をこなしてくれます。
格安モデル程ではありませんが、やはり清掃には時間がかかってしまいます。
また、カーペットや絨毯の上での吸引は苦手なので、フローリングや畳のお部屋での使用がメインになります。
一部モデルでは、外出先からスマートフォンで操作を行う事が可能です。
ミドルモデル(5~8万円)のロボット掃除機
アイロボット / ルンバ890 |
ロボット掃除機で最も売れているモデルが、5万円~8万円のモデルになります。
- 一般的なご家庭であれば充分(30畳~40畳)
- 短時間での清掃が可能
- 高い吸引力
- お部屋の「隅」の掃除に強いタイプも
- スマートフォンからの操作に対応
ミドルクラスのロボット掃除機になると、機能面に充実が見られます。
30畳~40畳程度の清掃を短時間で行う事が可能になっており、「リビング」「寝室」「キッチン」など2~3部屋程度の使用に適しています。
また吸引力に関しても、フローリングや畳の清掃はもちろんの事、カーペットや絨毯の上でもゴミの取り残しが少なくなります。
ハイエンドモデル(8万円~)のロボット掃除機
パナソニック / ルーロ MC-RS800 |
アイロボットの「ルンバ」、パナソニックの「ルーロ」の最上位モデルは、10万円を超す価格帯になります。
- 100畳を超す広範囲の清掃が可能
- カーペットや絨毯の上でも高い吸引力を発揮
- 掃除をしたくないエリアを細かく設定
- カメラセンサーを搭載し、お部屋の間取りを正確に把握
- スマートフォンから細かい設定が可能
これらのモデルになると、100畳(約55坪)程度の清掃を短時間で行う事が可能になります。
「リビング」や「寝室」などに限らず、ご自宅全体を一気に掃除できるモデルだと思っておくと良いでしょう。
また、カーペットや絨毯の上では「吸引力」を自動的にアップさせ、繊維の奥に入り込んだゴミまで吸引可能。「一軒家」や「広めのマンション」にお住まいの方はこれらのモデルがおすすめです。