お手入れが簡単なロボット掃除機3選。メンテナンス方法もご紹介!
ロボット掃除機は、集めたゴミをまとめる「ダストボックス」や「フィルター」はもちろん、「ブラシ」も外し、絡んだ髪の毛やホコリを取り除く必要があります。
使用する頻度にもよりますが、メンテナンスは1ヵ月に1回程度行うと良いでしょう。
メンテナンスを行わず使用をしていると、ロボット掃除機の故障の原因になる事があるので注意が必要です。
ここでは、「手入れが大事!ロボット掃除機のメンテナンス方法」について詳しく解説するとともに、メンテナンスが簡単なおすすめのロボット掃除機を紹介していきます。
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お手入れ楽チン!メンテナンスが簡単なおすすめロボット掃除機
ロボット掃除機は、毎回の「ゴミ捨て」やメンテナンスに気を遣う必要があります。
しかし、メーカーではなるべくユーザーのお手入れを軽減するように設計したモデルがあります。
「お手入れを楽にしたい!」と考えている方は、そちらのモデルの購入を考えてもいいかも知れません。
東芝 / トルネオロボ VC-RVS2
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東芝のロボット掃除機「トルネオロボ VC-RVS2」は、ダストステーションと呼ばれる機器が付属しており、自動でゴミ捨てを行ってくれます。
このダストステーションは、ロボット掃除機本体で集めたごみを吸引してくれます。この際にゴミを約5分の1にまで圧縮してくれるため、約1ヶ月の間、ごみ捨てが不要になります。
また「ダストカップ」や「フィルター」だけでなく、このダストステーションもすべて分解して水洗いができるので常に清潔な状態をキープできる便利なモデルです。
アイロボット / ルンバ980
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「ルンバ980」は、各部品を水洗いする事が出来ないため、一見メンテナンスは大変だと思いがちです。
しかしその反面、「ダストボックス」の容量が他メーカーより大きいと言われています。(具体的な容量は非公開)
そのため、こまめなゴミ捨てが不要になっており、清掃の途中にゴミ捨てを行う必要がありません。
シャープ / ココロボ RX-V200
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「ココロボ RX-V200」は、外出先からココロボや家電を操作する事が出来る「遠隔家電コントロール」が搭載されているロボット掃除機です。本体にカメラを搭載し、家の中はもちろん、外出先からもスマートフォンで写真による部屋の確認や、画像を見ながらのCOCOROBO操作もできます。コミュニケーション機能である「ココロエンジン」も搭載されています。
ダストボックスやフィルターは、本体の上からサッと簡単に着脱でき、ゴミに触れずにゴミ捨てができるほか、ダストボックスもフィルターだけでなくブラシも取り外して丸ごと水洗いできるのも大きな特徴です。
サッと水洗いをして手軽にメンテナンスを行いたい人におすすめのロボット掃除機です。
ロボット掃除機のメンテナンスを行う際の注意点
メンテナンスを行う前に、まずは注意点について解説をしていきます。
誤った方法でメンテナンスを行うと、ロボット掃除機の故障の原因になりますので、注意が必要です。
水洗いが可能かを確認する
ロボット掃除機の多くのメーカーでは、各部品を「水洗い」する事が出来ます。
ただし、「ルンバ」や「ダイソン」といったメーカーは、水洗いに対応していない場合があります。取扱説明書に「お手入れ方法」の記載がありますので、必ず確認をしてください。
メーカー名【シリーズ名】 | 比較モデル | フィルター | ダストボックス | ブラシ | |
日立【ミニマル】 | RV-EX20 | 〇 | 〇 | 〇 | |
シャープ【ココロボ】 | RX-V95A | 〇 | 〇 | 〇 | |
パナソニック【ルーロ】 | MC-RS800 | 〇 | 〇 | 〇 | |
東芝【トルネオロボ】 | VC-RVS2 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ダイソン【Dyson 360eye】 | Dyson 360 eye | 〇 | 〇 | 不明 | |
アイロボット【ルンバ】 | ルンバ980 | × | × | × |
※:機種ごとのお手入れに関しては、メーカーの指示にしたがってください。
洗剤や漂白剤は絶対に使用しない
「水洗い」が可能であっても、洗剤や漂白剤は使用しないでください。各部品の破損や劣化につながります。
またフィルターのメンテナンスを行う際に、起こりがちですが、「洗濯機」を使用する事も厳禁です。
水洗い後はしっかりと乾燥させる
水洗いをした後は、水滴が残らないように「陰干し」を行ってください。直接日光を当てたり、ドライヤーで乾燥をさせると、各部品の劣化につながります。
また水滴が残ったまま使用をすると、雑菌が繁殖し、不衛生な状態になる可能性があります。
ロボット掃除機のメンテナンス方法
ロボット掃除機の各部品ごとに、メンテナンスの方法を解説していきます。
- ダストボックス
- フィルター
- 回転ブラシ
- 本体や充電台
多くのメーカーの場合、以下の方法でメンテナンスを行っていただいて結構ですが、一部メーカーには該当しない場合があります。
購入時に付属している「取扱説明書」をよく読み、メンテナンスを開始してください。
ダストボックスのメンテナンス方法
ダストボックスとは、吸引したゴミをためておくスペースの事を指します。(ダストケースと呼ばれる事も)
ダストボックスにゴミを入れたまま、ロボット掃除機を運転させると、本来の吸引力を発揮できず「ゴミの取り残し」が発生してしまいます。
そのため、こまめにダストボックスのゴミを捨てる必要があります。
メンテナンスのタイミング
多くのモデルでは、ゴミ捨てが必要なタイミングで「ゴミ捨てランプ」が点灯するようになっています。
この「ゴミ捨てランプ」が点灯したら、必ずゴミを取り除くようにしましょう。
また、このランプが点灯しない場合でも「ゴミをうまく吸い込まない」「汚れが気になる」場合には、「ゴミ捨て」の必要があります。
使用する頻度に依りますが、「清掃終了時には毎回ダストボックスのゴミを取り除く」くらいに思っておくと良いでしょう。
メンテナンスの方法
溜まったゴミを捨てた後に、付属している「専用のブラシ」を使用して、軽くはたき、細かいチリやホコリを落としましょう。
また「水洗い」が可能な場合は、冷水もしくは人肌程度のぬるま湯を使用して、内部を綺麗にしてください。
なお、ダストボックスをロボット掃除機本体に戻す際には、完全に乾燥している事を必ず確認してください。
水滴が付着したまま、本体に戻してしまうと故障の原因になります。
フィルターのメンテナンス方法
フィルターも、汚れたままにしておくと「吸引力の低下」や「故障の原因」につながってしまいます。
こちらもこまめなお手入れが必要になってきます。
メンテナンスのタイミング
使用頻度にもよりますが、1ヵ月に1度を目安にメンテナンスを行いましょう。
また「排気がホコリっぽい」「吸引力が落ちている」と感じた際には、必ずメンテナンスが必要です。
メンテナンスの方法
専用の「ブラシ」を使用して、軽くはたき、付着しているゴミを落としてください。
また「水洗い」が可能な場合は、冷水もしくは人肌程度のぬるま湯を使用して、フィルターを綺麗にしてください。
なお、この際「もみ洗い」をおこなわず、軽く水に浸し汚れを落とす程度にしてください。力を入れてフィルターを洗ってしまうと、「破れ」が発生し、ホコリやチリが排気に混じる可能性があります。
回転ブラシのメンテナンス方法
回転ブラシは、「髪の毛」や「ペットの毛」「糸くず」などが、絡んでいるケースが多々あります。
あまりにも多く付着している場合は、上手に回転しないケースがあります。使用毎に回転ブラシにゴミが付着していないかを確認するようにしましょう。
メンテナンスのタイミング
使用頻度にもよりますが、1ヵ月に1度を目安にメンテナンスを行いましょう。
また「回転ブラシから異音がする」「髪の毛などの取り残しが多い」と感じた際には、必ずメンテナンスが必要です。
メンテナンスの方法
回転ブラシは、両脇についてある「フック」や「レバー」を手で挟みながら外すようにしましょう。無理やり外すと故障の原因になるので注意が必要です。
取り外した回転ブラシに付着しているゴミは「ピンセット」で処理してください。また、長い髪の毛が付着している場合は、「ハサミ」を使用するとお手入れが簡単になります。この際、回転ブラシ本体を傷つけないようにしましょう。
また「水洗い」が可能な場合は、冷水もしくは人肌程度のぬるま湯を使用して、回転ブラシを綺麗にしてください。
しっかりと乾燥をさせて、本体に戻すときは「カチッ」と音がするのを確認して下さい。
本体・充電台のメンテナンスの方法
本体や充電台は、「水洗い」をする事が出来ません。必ず柔らかい布を使用して「乾拭き」もしくは「水拭き」をしてください。
この際、必要以上に水が付着していると故障の原因になりますので、固く絞ってから拭くようにしてください。