食と生活で安産体質に変化させましょう
出産を待つ女性なら安産したいというのは誰もが思っている希望だと思います。安産で出産するにはまず、妊娠中から安産体質になる為の努力が必要なのです。そこで今回は、食と生活から安産体質へと変化させていく方法について紹介します。
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安産体質になるには妊娠中の過ごし方が大切
妊娠した女性であれば安産する為に安産体質になりたいと多くの人が考えます。安産体質へと身体を変化させるのであれば妊娠中の過ごし方が非常に大切であり、母子ともに健康で出産するための準備を整えていく必要があるのです。
何を基準に「安産」というのか
そもそも安産という言葉を勘違いしてしまっている妊婦さんが多く、その最たる例が「痛みの無い出産=安産」という間違った考え方です。安産と言うのはトラブルの無い出産であり無痛である事は重要でないのです。
赤ちゃんが必要な時間としっかりとした陣痛を伴って出産する事が安産であり、痛みの伴わない出産は出産した実感も少なく後悔する女性も多くいるのです。
そもそも安産体質とは?
安産体質というのは、無駄に長時間な陣痛で苦しむ事が無く適切な時間で円滑に出産を行う事ができる体質の事を言います。そこで安産に重要となるのが骨盤の可動範囲と産道の広さとなります。
安産体質その①:理想の骨盤の可動範囲
骨盤というのはママの身体の中で赤ちゃんを支えておく為の重要な箇所です。しかし、いざ出産となれば赤ちゃんを産道へと通過させる為に柔軟に広がります。
ところが、運動不足で筋肉が硬直してしまっていたりして股関節の可動が狭いと十分に骨盤が広がらず安産で出産出来なくなってしまう傾向があるのです。つまり赤ちゃんを通過させる為の可動範囲を持つ事が安産体質の条件と言えます。
安産体質その②:理想の産道の広さ
赤ちゃんの頭が大きすぎれば良い産道であっても帝王切開になるかもしれません。しかし産道が狭すぎれば一般的な体型の赤ちゃんでも難産になる可能性があるのです。
妊娠中の体重増加は脂肪のつきやすい産道を肥大化させてしまい、産道を狭くする事や赤ちゃんを大きくしすぎてしまうと言う事が解っているため注意が必要と言えるでしょう。安産に必要な産道の広さを確保する為にも体重管理は安産体質の基本となるのです。
安産体質へ変化させる食と生活
さて、安産体質についてしっかりと理解出来た所で体質の改善法に移りましょう。安産の為に股関節や骨盤の筋肉を柔らかく柔軟にする為には運動やストレッチが大切であり、安産の為に産道を広く確保するには体重管理や食生活が大切である事は理解出来たでしょう。
では、妊娠中に行いたい安産体質の作り方について紹介していきたいと思います。
安産体質になる為の食生活
安産の為に大切となるのは理想の食事バランスです。食生活で体質を改善して安産体質となるには主食と主菜と副菜のバランスが重要なのです。
【主食:5/主菜:2/副菜:3】で安産体質となる
たとえば、妊娠するまえの食生活を思い出してみてください。このバランスで食事が出来ていなければ現在のあなたは安産体質ではありません。しかし妊娠から出産までは10月10日と言われ体質改善には十分な期間があります。
胃腸に負担のかかる食べ物は避け、出来る限り暖かい料理にしましょう。飲み物もぬるま湯を中心にして身体を冷やす効果のある夏野菜などは避けましょう。
安産体質になる為の生活習慣
安産の為にするべき体質改善は新陳代謝を良くして筋肉を柔軟にする事です。柔軟な筋肉を作るには、適度なウォーキングやストレッチが効果的なため、安産体操を日々の生活に盛り込む事や"あぐらで座る癖"が重要となります。
しかしそれ以上に、規則正しい生活を送るというのが安産体質にはとても大切で朝は早起きし、深く深呼吸する事で血中の酸素濃度を高める事、ぬるい麦茶を飲んで早い時間から新陳代謝を高める事も安産体質を作ります。