初産婦でも安産になる方法について
初めて妊娠を経験する初産婦は安産かどうか最も心配されていると思います。安産する為に出来る事は妊娠中に全てやっておこう!という初産婦も多いでしょう。そこで今回は、難産が多いとされる初産婦でも安産になる方法について紹介します。
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初めての出産でも安産になる方法を紹介
初産は難産になりやすいと良く言われますが、それでも安産の人は沢山います。多くの初産婦が求める安産とは出産に時間がかからず薬を使う事の無い出産で自然分娩で母子ともに元気である事と言われていますが、そうなる方法とは何でしょう。
安産の条件を知って初産を安産にする方法を考える
安産する為の方法を知るには、まず安産に必要な条件を知っておく必要があります。安産の条件というのは3つの要素からなりそれらが噛み合った時に安産となります。もちろんそれらの条件はママの気持ちによって束ねられている事も忘れずに!
初産が安産になる条件その①赤ちゃんの頭の大きさ
児頭骨盤不均衡とも言われますが、赤ちゃんの頭の大きさと母体の骨盤の大きさが余りにも違ってしまっている場合、産道を通過する事が出来ず帝王切開となります。
母体の骨盤より胎児が大きくなってしまう原因は母体の太りすぎと関係があります。妊娠中に極端に体重が増加してしまうと骨盤より赤ちゃんが大きくなりすぎるため、安産する方法としては体重管理をしっかりして太りすぎない事が条件となります。
初産が安産になる条件その②産道の筋肉の柔軟さ
良い産道というのは、骨盤周辺の筋肉と子宮口と膣を結ぶ靭帯の柔らかさが重要です。産道が柔軟に広がる事で赤ちゃんがすんなりと通過出来るため、安産の条件と言えるでしょう。安産の方法としては事前に骨盤周辺の筋肉を柔らかくする安産体操が大切となります。
初産が安産になる条件その③赤ちゃんを出産する分娩力
分娩力というのは、陣痛(子宮の収縮)と母体の腹圧による体外へ赤ちゃんを押し出す力で、陣痛の仕組みを理解して、呼吸方法を練習しておく事が安産する為の条件と言えます。
正しく呼吸する事は安産の方法として非常に有名ですが、いざ出産となった時にパニックになってしまって上手に呼吸出来ない人も初産婦には多く見られますから、安産するためにも、妊娠中から練習しておく事が安産の方法と言えるでしょう。
初産婦が安産になる体質を作るには
安産体質というのは安産する為の方法で最も重要なポイントと言えます。そんな安産体質の中でも安産するための母体の筋肉の柔軟性は最優先事項であり、安産型の骨盤の為には括約筋に力を入れる運動を繰り返したりして筋力をアップさせます。
また、産道というのは脂肪のつきやすい場所なため体重増加で産道を狭めてしまいやすく、安産の為にも日々の体重管理や適度な運動は安産体質を作る方法として大切です。
初産婦の安産に効果のあるリラックス方法
安産するためには日々の不安からストレスを受けずリラックスする事が大切です。特に初産婦の場合、自分の出産が安産かどうかが不安材料になってしまったりして、母体や胎児に悪影響を及ぼしかねないためリラックスする事が安産の方法となります。
初産婦向け!安産の為の妊娠中のリラックス方法
妊娠中のリラックス方法は安産の為には欠かせません。そこで近年人気の高い妊娠中のリラックス方法について紹介します。
初産婦に効果のある安産灸
安産灸というのは字面からも解る通り安産に効果的なお灸です。リラックス効果も高く自宅で簡単に出来る事から活用する妊婦さんが多く、安産する方法としてだけでなく逆子や産後の母乳にも効果があるとされています。
初産婦の為のアロマテラピー
エッセンシャルオイルの中には妊娠中の使用を避ける注意書きのある物もあります。しかし、アロマテラピーは安産に非常に効果的なためしっかり理解して活用しましょう。足湯にしたり、アロママッサージ等も安産の方法として効果的です。
初産婦ならハーブティー
妊娠した人へのお祝いとしても人気の高いハーブティーはリラックスに効果的です。ハーブティーにも妊娠中は控えるべき種類もあるので知っておく事が大切です。特にラズベリーリーフティーは子宮の筋肉に良く安産に効果が高いと言われています。
初産婦に大切なのは安産の方法を身体に染み込ませる事
安産の為には分娩時の流れや呼吸法などを身体に染み込ませる事が良いとされています。近年ではこのトレーニングを"ソフロロジー"と呼び、安産に効果が高いとして人気です。
何度も分娩時のイメージトレーニングをする事で出産に関する不安を取り除く事が出来て、実際の出産でもパニックになり難く安産に直結する方法なため初産婦なら必須です。また分娩時の痛みの感じ方も変化させられるため、リラックスして出産できます。