超安産の為に妊婦さんがするべき安産体操
安産を迎えるために、安定期に入ると始めると良いのが安産体操です。また、安産を迎えるためだけでなく肩こりやむくみ、腰痛などにも効果的と言われています。ここでは、そんな安産体操についてそのやり方や注意点などを解説していきます。
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室内で出来る効果抜群な安産体操の方法
股関節を柔らかくするための安産体操
安産体操と言えば、まず第一に行うべきなのは股関節への働きかけです。骨盤底筋や股関節を柔軟にすることで、産道を少しでも広がりやすいものにしましょう。ではそのために実際に行う安産体操について説明していきます。
・股関節を柔らかくする安産体操1
まずは、床にすわり背筋を伸ばします。その状態から左右の足の裏を合わせ膝を外側に向けましょう。ここから両膝を床につけるようにゆっくりと下に押します。あまり強く押しすぎて痛みを感じるほどにする必要はありません。ゆっくりと息を吐き出しながら行うようにするとよいでしょう。
・股関節を柔らかくする安産体操2
次は、股を開くように両足を開きます。そこから上半身を床につけるイメージで前屈していきます。体が硬くて前屈しにくい人はゆっくりとで構いません。最初は手のひらを床につけ徐々に前につけるようにしていきましょう。
・股関節を柔らかくする安産体操3
今度は、股を開き膝を曲げヤンキー座りのような体勢になります。この時危険なので手を前についておくとよいでしょう。この状態から手で体重を支えるように少し重心を前に移します。しばらくキープした後に重心をまたうしろに戻します。これを5回程度繰り返しましょう。
全身を使った安産体操の方法
安産体操は、股関節だけでなく全身を柔らかくする体操も重要です。そのためのいくつかの方法を紹介しておきましょう。
・全身を使った安産体操1
まずは両足を伸ばして座ります。片方の足の膝を立て、反対の足の外側に持っていき交差させます。そこから膝を曲げた足と反対の肘を曲げた膝に引っ掛けるようにして腰をひねります。お腹が大きくなってきてひねりにくい時は無理をしないようにしましょう。
・全身を使った安産体操2
両手両膝をついて四つん這いのような体勢になります。そこからゆっくりと手は床についてまま、全身を前に伸ばしましょう。両手を前に持っていったままその体勢を保ちゆっくりと元に戻します。お腹が大きい時は、両膝を広げるか無理して行わないようにしましょう。
安産体操の目的と注意点
>>超安産を狙う妊婦さんが行うべき安産習慣
>>安産の為に練習しておくべき呼吸法
安産体操をする目的とは何か
安産体操をする主な目的は妊娠中にありがちな運動不足、またはそれに起因する肩こりや腰痛などを解消することが主な目的となります。そして体操をすることによって柔軟性を保つことにより、より安産に向いた安産体質作りをするというのもその目的の一つと言えるでしょう。
特に骨盤周りの余計な肉を落とすことや、股関節の柔軟性というのは安産を迎えるためには非常に重要な事柄の一つとなります。安定期に入ってから安産体操を始めるにしても出産までにはまだ時間があるので、しっかりと安産に向けた準備ができます。そのためにも安産体操を妊婦生活の楽しい習慣のひとつとしておきましょう。
安産体操を行う上での注意点
安産体操を行う上での最大の注意点と言えばまず第一に「無理をしない」ということでしょう。
安産を迎えるためとは言え、無理に体を動かして何かあっては本末転倒です。そのためにも安産体操をしていてお腹の張りを感じたらすぐに中止しましょう。痛みや出血を伴うような事態になった場合にはすぐに横になって安静にし、状況によっては病院に行くなどが必要となる場合があるでしょう。
また、食後すぐの安産体操は内臓への負担を高めるのでこれも避けるようにしましょう。