レクリントの間接照明の魅力と特徴
北欧デンマークを代表する照明ブランド「レクリント」。デンマーク王室御用達にも選ばれる程の機能性とデザイン性の高さを誇ります。北欧の長い夜を優しく照らす独特な陰影を作り出すレクリントの間接照明は世界中で高い人気を誇ります。そんなレクリントの間接照明の特徴とおすすめの間接照明についてご紹介します。
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レクリント(LE KLINT)とは?
1943年設立のデンマークの照明ブランド「レクリント」。レクリントの歴史は20世紀の初頭にデンマークの建築家「P.V.イエンセン・クリント」によって趣味の延長で作られたランプシェードによって始まりました。
彼はオイルランプのまぶしさを和らげるために羊皮紙を使い、規則的に織り上げてシェードを作りました。この趣味の延長で作られたシェードは非常に美しく、機能的であると評判となりました。
この照明の評判の高まりを受けて、イエンセンの息子「コーア・クリント」によってレクリント社が立ち上げられました。
その後も数多くの照明の名作を世に送り出し続けており、デンマークだけではなく北欧を代表する企業にまで成長しました。2003年にはデンマーク王室御用達の栄誉を授かり、レクリントは名実ともに照明ブランドのトップブランドとして認知されています。
レクリント(LE KLINT)の間接照明の特徴
北欧が生んだ間接照明の名品「レクリント」。レクリントの間接照明の特徴は、特殊なプラスティックペーパーを手で折りあげて作られる、ハンドクラフトならではの綺麗なフォルムです。この美しいフォルムによって、レクリント独特の北欧の長い夜を温かく照らす光と影が作り出されるのです。
レクリントの間接照明は、そもそも家庭の趣味の延長として生まれたものですので、ハンドクラフトにこだわった製品作りが特徴です。ハンドクラフトならではの美しいフォルムから生まれる幻想的な光と影は、芸術品であると称されています。
北欧は家具メーカーや照明メーカーが多い?
デンマークなどの冬の寒さが厳しい北欧は、自宅で過ごす時間が他の地域よりも格段に長く、家具などの生活環境を重要視します。また、日照時間も短いので照明も生活にとって非常に重要なものであり、デザイン性や機能性の高い物を求める傾向にあります。
そのような環境が影響し、北欧には世界的に有名な家具メーカーや照明メーカーが多いのです。北欧の厳しい冬を快適に過ごすために磨かれてきた技術。「クォリティー・オブ・ライフ」を追求する北欧デザインの代表的な照明ブランドがレクリントです。
レクリント(LE KLINT)間接照明の注意点
レクリントの間接照明は、北欧であるデンマークの長い夜を快適に過ごすための照明です。ですので、部屋全体を明るく照らす照明ではありません。
レクリントの間接照明の種類にもよりますが、光源は電球型の蛍光灯が1つだけですので、ぼんやりと部屋を照らすイメージです。本を読めるようなはっきりとした明るさはありません。部屋全体をぼんやりと照らし、美しい陰影を楽しむための間接照明です。
また、最近の照明のような多機能な間接照明ではありませんので、リモコンや調光機能は基本的にはありません。
間接照明に便利さを求める人には向きませんが、光の陰影の美しさを落ち着いて愉しめる人にはおすすめの間接照明です。
レクリント(LE KLINT)おすすめの間接照明
北欧を代表する照明ブランド「レクリント」。デンマーク王室御用達にも選ばれているデザイン性にも機能性にも優れた間接照明です。
レクリントの間接照明の中でも特に人気の高いものをいくつかご紹介します。
レクリント(LE KLINT) 172B
現在の価格はコチラ |
1971年にデザイナー「ポール・クリスチャンセン」によってデザインされた間接照明です。従来のレクリントの間接照明は、シェードを直線的に折って作られていましたが、172Bは独特なカーブを多用したデザインとなっています。
172Bの斬新な彫刻的フォルムは、以降のレクリントの間接照明の方向性を決定づけたと言われています。今ではレクリントの間接照明のデザインアイコンとなっています。
レクリント(LE KLINT) スウォール(Swirl)
現在の価格はコチラ |
2013年にデザイナー「オイヴィント・スロット」によってデザインされた比較的新しいシリーズである「スウォールシリーズ」。スウォールとは渦という意味であり、その名の通り螺旋状の美しいスタイリッシュなフォルムが特徴的な間接照明です。