フロスの間接照明の魅力と特徴

イタリアが生んだ世界的な照明ブランド「フロス」。世界中の著名なデザイナーを起用し、デザイナーごとに毎回異なった特徴を持つ斬新で機能的なデザインの照明を発表しているモダンインテリアの代表的なブランドです。そんなフロスの間接照明の特徴と、おすすめの間接照明についてご紹介します。
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フロス(flos)とは?
1962年に設立されたイタリアの照明ブランド「フロス」。イタリアを代表する建築家兼デザイナーであるカスティリオーニ兄弟を中心に設立されました。
フロスは、「コクーン(COCOON)」と呼ばれるスプレー吹き付け式の樹脂コーティング素材という当時の新素材を利用した照明の開発を目的として設立されました。フロスはこの新素材コクーン(COCOON)を用いた照明の開発に成功し、画期的で素晴らしい拡散光の照明器具を生み出し、世界中の称賛を浴びました。
その後も数多くの照明のデザインを手がけたフロスは、イタリアの工業デザインの古典と称されています。今もなお時代を先取りした斬新なデザインと機能性を備えたフロスの照明器具は、世界中で人気を博しています。
また、フロスにはイタリアのデザイン界の一大拠点としての顔も持ち合わせています。アッティーレ・カスティリオーニなどの著名なデザイナーが数多くフロスのデザインを多掛けており、代表作ともいえる作品も数多く輩出しています。
フロスのデザイナー照明は世界のモダンインテリアの教科書的な存在となっており、次々と世界のトップデザイナーを起用した照明の展開を今なお続けています。
フロス(flos)の間接照明の特徴
フロスの間接照明の特徴は、なんといっても世界中の著名なデザイナーがデザインを手掛けている点です。そこから生まれた照明器具の作品は、世界中の賞を受賞し、美術館の永久コレクションに選ばれるなど高い評価を受け続けています。
フロスは今でも世界の一流デザイナーの照明器具を発表し続けており、世界のモダンインテリア照明のパイオニアとしての地位を確立しています。
フロスの間接照明は、世界の一流デザイナーを起用したデザイナーズライトである点が特徴です。様々な特徴を持ったデザイナーによるデザインは、斬新で美しく、機能的であると毎回大きな話題となるほどです。
しかし、毎回様々なデザイナーがフロスの間接照明のデザインを手掛けていますので、デザイナーによってフロスの照明は大きく印象が異なります。各デザイナーによって大きく方向性が異なる点も特徴と言えます。
手のひらサイズのボール状のテーブルライトや光が宙に浮いているように見える照明など様々なデザインの照明がフロスから発表されています。
しかしフロスの間接照明は、デザインこそデザイナーごとに大きく異なりますが、どの照明も機能性に優れており、光の加減や陰影まで計算された照明であり、フロスの間接照明を奥だけで、部屋の印象をモダンでスタイリッシュな雰囲気にすることが出来る点が特徴と言えます。
フロス(flos)のおすすめ間接照明
フロスの間接照明は、デザインしたデザイナーによって大きく雰囲気や特徴が異なります。フロスの間接照明の中でも特に人気の高い間接照明をいくつかご紹介します。
フロス(flos)のMayday
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「Mayday」は、家具や食器のデザイナーとして非常に有名な「コンスタンチン・グルチッチ」が手掛けています。
タスクライトに分類される照明器具ですが、簡単に持ち運びできる点が最大の特徴です。読書の為に移動させたり、アンビエント照明として使うこともできる多様性に優れた間接照明です。
このフレキシブルなデザインによって、部屋の模様替えにも簡単に対応することが出来ます。フロスの間接照明としては手ごろな価格も特徴の1つです。
フロス(flos)のMISS K
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「MISS K」は、巨匠と称されるデザイナー「フィリップ・スタルク」によってデザインされた間接照明です。フィリップ・スタルクは、建築や家具などを手掛ける総合デザイナーとして著名な人物であり、日本でも浅草のアサヒビールスーパードライホールの建築デザインを手がけたことで有名です。
MISS Kは非常にスタイリッシュなデザインのテーブルライトであり、点灯時と消灯時で異なる印象を与えます。上方向に間接光を発する間接照明であり、上品なインテリアとしても人気が高いです。調光できる点も特徴の間接照明です。