電気圧力鍋とは？
圧力鍋と聞くとガスコンロで使うと考えがちですが、ガスではなく電気を使う電気圧力鍋というものも存在します。意外と認知度が低いですが、非常に便利だと主婦の口コミ評価が高く、人気が出てきている調理器具です。そんな電気圧力鍋の魅力についてご紹介します。
スポンサーリンク
電気圧力鍋とは？
調理時間を短縮できる圧力鍋は、主婦層の人気が非常に高い調理器具です。一般的に圧力鍋と言うとガスコンロで使う圧力鍋をイメージしますが、実はガスを使わない電気タイプの電気圧力鍋というものもあります。
認知度は非常に低いですが、主婦の口コミ評価が非常に高く、非常に便利な調理器具として人気が高まっています。そんな電気圧力鍋の魅力についてご紹介します。
電気圧力鍋の歴史
電気圧力鍋と聞くと、最近開発された新商品なのかな？と思いがちですが、実は1970年代に発売されたロングセラー商品なのです。
そもそも電気圧力鍋は、炊飯器の派生商品として誕生しました。当時の炊飯器は今のように多機能ではなく、玄米を白米のように美味しく炊飯することが出来ませんでした。
玄米はビタミンやミネラルが豊富で栄養価の高さが魅力ですが、浸水時間を長くとる必要があるなど炊飯が難しいことがネックでした。
最近の炊飯器には当然のように搭載されている「玄米モード」が当時の炊飯器にはなく、玄米を美味しく、早く炊くために新製品の開発が開始されました。
この開発中に、玄米を美味しく炊く技術を使えば他の料理もより美味しく、より早く調理できるということを発見し、生まれたのが電気圧力鍋です。
圧力鍋と電気圧力鍋の違い
では、普通のガスを使う圧力鍋と電気圧力鍋は何が違うのでしょうか？どちらが優れているのでしょうか？
結論から申し上げると、両者の圧力鍋としての性能は大差ありません。内部の圧力を上げて高温で調理できる点は同じです。かけられる圧力の大きさも大差ありません。
大きな違いはガスを使うか電気を使うかという点です。当たり前かもしれませんが、この違いしかありません。
しかし、ガスを使わないと言うことは非常に大きなメリットです。電気圧力鍋はガスを使わないので付きっきりになる必要もなく、手間がかかりません。
また、電気圧力鍋は自動でいろんな調理を行ってくれるなど多くのメリットがあります。電気圧力鍋のメリットに関して以下で詳しくご説明します。
電気圧力鍋の魅力
圧力鍋の優位性はみなさんご存知かと思います。調理時間が短くなりますし、食材を柔らかく調理することもできます。しかし、圧力鍋は持っているのに使わない調理器具のランキングの上位を常にキープしています。便利なのにあまり使わないのは、以下のような理由が原因です。
- 加熱時間を調整するのがめんどくさい
- 火力の調節が難しい
- シュッシュッという上記の音がうるさい
- 蓋を開けるのが怖い
などです。しかし、これらの不満をすべて解消してくれるのが電気圧力鍋です。圧力鍋のメリットはそのままに、多くのデメリットを払拭した革新的なアイテムなのです。
電気圧力鍋のメリットを以下で詳しくご紹介します。
圧力鍋よりも安心・安全！
電気圧力鍋の最大の魅力は、安心・安全という点です。圧力鍋は火加減や加圧時間がシビアであり、焦げたり異常な圧力となる危険があります。
しかし、電気圧力鍋は火加減や加圧時間を自動的にコントロールされるので、その心配はありません。火を使わないので、付きっきりになる必要もありません。
調理中に掃除をしたり、お風呂に入ることも、もちろん大丈夫です。
圧力鍋よりも簡単！
電気圧力鍋はガスを使う圧力鍋よりも圧倒的に調理が簡単です。材料を入れてスイッチを入れれば、後は自動的に調理・減圧まで行ってくれます。
通常の圧力鍋ですと、圧がかかったのを確認して火加減を調節し、弱火で煮込んで蒸らして減圧して・・・・と手間がかかります。
しかし、電気圧力鍋は火加減や圧力のコントロールも自動で行ってくれるのでその手間が一切かかりません。ボタン一つですべて完了します。
また、ガスを使わないのでガスコンロの口が一つ空きますので、他の料理の調理を邪魔することもありません。
圧力鍋よりも静か！
圧力鍋は独特のシュッシュッーという大きな音が出ます。意外と大きな音で初めて使う方はびっくりすることが多いです。この時の音の大きさは70デシベル程度だと言われています。
これは、騒々しい街頭と同じくらいの音の大きさであり、如何に大きな音かが分かります。
しかし、電気圧力鍋は児童で温度や圧力を調整してくれますのであの独特な音が発生しません。
製品によっては多少の音はしますが、大きさは50デシベル程度と言われています。これは、クーラーと同じくらいの音の大きさですので、本当に調理してるのか不安になるほど小さな音です。
