圧力鍋の定番機種を性能や特徴で徹底比較
各メーカーから非常に多様な商品展開がある圧力鍋において、一体どのような選び方をすればよいのかについて迷ってしまう方は少なくないでしょう。一体どの圧力を選べばよいのか!?この疑問を解決するために、売れ筋の圧力鍋を厳選し、性能や特徴などで比較してみました。
「片手鍋、両手鍋、少容量タイプ、高圧力」に分け、それぞれの圧力鍋について比較しています。本当に自分に合った圧力鍋を見つけたいという方必見の比較表となっているので是非参考にしてみてください。
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片手鍋の圧力鍋比較
15センチ程度の小さめの口径の圧力鍋であれば扱いやすいのが特徴となる片手鍋。調理の際に汁の蒸発が少なく済むので洗いやすいのはもちろんのことながら、煮物やスープ類などを作るのにも向いています。
各メーカーからも比較的豊富なラインナップを取り揃えており、そこまで一度にたくさん料理をしない方や家族の人数が少ないという方に選ばれる傾向にあると言えるでしょう。
まずはそんな片手鍋の圧力鍋に関する性能や特徴について比較していきます。
メーカー | 【フィスラー】 | 【パール金属】 | 【WMF】 |
機種名 | プレミアム 4.5L | クレア 4.5L | パーフェクトプラス 4.5L |
参考価格 | ¥57,200 | ¥12,960 | ¥41,040 |
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最高調理圧 | 2.2気圧 | 2.0気圧 | 1.9気圧 |
圧力切替 | 3段階 | 2段階 | 2段階 |
重量 | 2.6kg | 2.5kg | 3.1kg |
鍋の内径 | 22cm | 22cm | 22cm |
材質 | ステンレス アルミ | ステンレス アルミ | ステンレス アルミ |
調圧弁のタイプ | スプリング式 | おもり式 | スプリング式 |
IH対応 | ○ | ○ | ○ |
片手で扱える圧力鍋として特に人気の高かった上記の三商品ですが、まず比較してはっきりと分かることは、価格の差がかなり大きいということでしょうか。やはり海外ブランドに関しては決して安いとは言えませんね。
性能を比較してみても、パール金属のクレアは決して劣っていないにも関わらず非常に価格が安いですね。メーカーやブランドにこだわりがないようであればパール金属はかなりおすすめと言えますね。
両手鍋の圧力鍋比較
短時間で美味しい料理を作ることが出来るということで非常に便利な圧力鍋ですが、その欠点ともいうべきポイントが、やはり重たいと言うことでしょう。通常の鍋に比べるとその違いは明確です。
そんな重たい圧力鍋を扱うのは当然ですが両手がおすすめ。両手でしっかりと持って移動させる方が安全面から言っても利にかなっていると言えると考える方も多いようです。
ここではそんな両手鍋の圧力鍋について比較していきます。
メーカー | 【ワンダーシェフ】 | 【ティファール】 | 【ティファール】 |
機種名 | 魔法のクイック料理5.5L | アクティクックプラス 6L | クリプソ アーチ 6L |
参考価格 | ¥13,824 | ¥36,720 | ¥30,240 |
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最高調理圧 | 2.38気圧 | 1.83気圧 | 1.79気圧 |
圧力切替 | - | 2段階 | 2段階 |
重量 | 2.8kg | 3.41kg | 3.14kg |
鍋の内径 | 22cm | 21cm | 21cm |
材質 | ステンレス アルミ | ステンレス アルミ | ステンレス アルミ |
調圧弁のタイプ | おもり式 | おもり式 | おもり式 |
IH対応 | ○ | ○ | ○ |
こちらも片手タイプの圧力鍋と同様に海外ブランドの価格が高く、国内ブランドであるワンダーシェフがもっともリーズナブルな圧力鍋となっています。
機能的な面においてもワンダーシェフの「魔法のクイック料理」がもっとも高い気圧での調理が可能となっており、なおかつ重量も軽いと良いことずくめの内容となっているように見えます。
ただし海外ブランドの2商品に関しては圧力の切替が可能となっています。ちなみに価格に関しても最安値を見ると参考価格に比べかなり安くなっています。売れ筋の圧力鍋をピックアップしていることから、「気圧にこだわらない」、「ティファールが好き」という方がかなり多いということもこの比較からは分かります。
少容量の圧力鍋比較
圧力鍋というと、必ずしも大きめの鍋でたくさんの量を作るというものではありません。むしろ短時間で簡単に美味しい料理ということを考えれば、一人暮らしの方や、家族の人数が少ない方にも非常におすすめの調理器具であると言えます。
ここではそんな少容量に絞った圧力鍋について、特に人気の三商品をピックアップし、比較していきたいと思います。小さめの圧力鍋購入を検討されている方は是非参考にしてみてください。
メーカー | 【パール金属】 | 【パール金属】 | 【MEYER】 |
機種名 | 節約クック 2.5L | クイックエコ 2.5L | 電子レンジ圧力鍋 2.3L |
参考価格 | ¥10,584 | ¥9,180 | ¥5,400 |
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最高調理圧 | 2.0気圧 | 2.0気圧 | 1.27気圧 |
圧力切替 | 2段階 | 2段階 | - |
重量 | 1.6kg | 1.8kg | 0.65kg |
鍋の内径 | 16cm | 16cm | 18cm |
材質 | ステンレス | ステンレス アルミ | ポリプロピレン |
調圧弁のタイプ | おもり式 | おもり式 | おもり式 |
IH対応 | ○ | ○ | × |
一人暮らしや少ない家族でも使いやすい少容量の圧力鍋ですが、ここでピックアップしておきたいのはやはり『MEYER』の電子レンジ圧力鍋でしょう。高気圧での調理にこだわらないのであれば非常におすすめです。
比較表から見て分かる通りですが、圧倒的に軽い上に非常に安価です。重さという圧力鍋の欠点を見事に解消しています。それでいて電子レンジで簡単に美味しい料理が作れるというのは、特に一人暮らしの方におすすめしたい圧力鍋です。
高圧力(2気圧以上)の圧力鍋比較
圧力鍋の魅力と言えば何と言っても高圧状況による時短効果、そして誰でも比較的簡単に、とても美味しい煮込み料理などを作れることが魅力です。
ここでは特に圧力が高いとされる2気圧以上の高圧力鍋を、三つ厳選して選び比較してみましょう。カレーに関しては1分もかからずに出来ることも。とにかく圧力の高い圧力鍋を探している方は必見です。
メーカー | ワンダーシェフ | ドウシシャ | アサヒ軽金属 |
機種名 | マクサス 5L | ルミナスプラスプレミアム 4.5L | ゼロ活力なべ 5.5L |
参考価格 | ¥27,000 | ¥15,233 | ¥26,900 |
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最高調理圧 | 2.42気圧 | 2.1気圧 | 2.44気圧 |
圧力切替 | 2段階 | 2段階 | 2段階 |
重量 | 2.6kg | 3.1kg | 3.0kg |
鍋の内径 | 21.5cm | 21cm | 24.7cm(外径) |
材質 | ステンレス アルミ | ステンレス アルミ | ステンレス アルミ |
調圧弁のタイプ | おもり式 | おもり式 | おもり式 |
IH対応 | ○ | ○ | ○ |
※アサヒ軽金属 / ゼロ活力鍋 画像引用元:http://www.asahikei.co.jp/index.html
国内で最高クラスの圧力を誇る『ゼロ活力なべ』が注目されがちな高圧力鍋ですが、上記のように比較してみると、実はマクサスもかなり優秀であることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
最高調理気圧に関しても0.02気圧しか変わりません。ちなみに最安値を見ていただくとお分かりいただけるように、価格に関してもマクサスに分があります。軽さの面においても有利であり、高圧力鍋に関しては国内メーカーのマクサスが非常におすすめと言えるでしょう。