こんなに便利!圧力鍋で出来ることまとめ
圧力鍋は一度使うともう手放せないと思うほど非常に便利です。料理時間の短縮と料理をより美味しく作ることが両立できる魔法の調理器具と言っても過言ではありません。そんな圧力鍋で出来ることをご紹介します。
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圧力鍋を使うと調理時間が短縮できる!
圧力鍋は一度使うと「もう手放せない!」と思えるほど便利な鍋です。使ったことのない方は「何となく怖い」と思うかもしれませんが、きちんと使い方を覚えれば安全・安心です。
使い慣れると圧力鍋ほど便利なものはありません。特に調理時間を短縮できる点が最大の魅力です。忙しい方には特におすすめの調理器具です。
圧力鍋は時間とガス代の節約出来る!
圧力鍋の最大の魅力は、調理時間の短縮です。普通の鍋は大気と同じ1気圧ですので水の沸点は100度ですが、圧力鍋は加圧されているので鍋の中の気圧は2気圧程度に上がります。
2気圧は、水の沸点が120度くらいですので、通常の鍋で調理するよりも高温で調理ができるのです。ですので、具材により早く熱を通すことが出来、通常の調理よりも柔らかくすることが可能です。
一般的な料理ですと圧力鍋を使えば、調理時間は1/3程度にまで短縮することが可能です。調理時間の短縮は、ガス代に直結しますのでガス代も大幅に抑えることが出来ます。
圧力鍋は火を止めても調理が進む!
圧力鍋の種類にもよりますが、圧力鍋は火を止めても10分程度は中の温度が100度程度に保たれます。
100度とは普通の鍋を沸騰させている温度と変わりませんので、圧力鍋は火を止めてからも調理が進むと言うことです。
ですので、圧力鍋を使えば火にかける時間が普通の鍋よりも大幅に短くなります。これによってガス代を大幅に節約することが出来ます。
また、火にかけていない時間はつきっきりになる必要もありませんので、時間的な余裕も生まれます。圧力鍋は使い方を覚えれば、手放せない調理器具と言われる所以です。
圧力鍋は腐りにくい!?
他にも圧力鍋にはメリットがあります。圧力鍋は通常よりも高温で調理し、さらに密閉状態が保たれています。
ですので、蓋を開けて外気に触れさせなければ非常に腐敗しにくい状態となります。缶詰と似たような状態と言えます。
ですので、夏場でも安心して作り置きを行うことが出来る点も、主婦層からの支持が厚い理由です。蓋を開けても、もう一度ふたを閉めて熱すれば殺菌できますので、また蓋を開けるまでは傷みにくい状態を保つことが可能です。
圧力鍋は美味しくなる!
圧力鍋のメリットは調理時間の短縮やガス代の節約だけではありません。料理をより美味しくする効果も期待できます。
圧力鍋は栄養素が逃げない!
圧力鍋での調理は、通常よりも高温で短時間で済むので栄養素が壊れやすいのでは?と考える方も少なくありません。
しかし、圧力鍋は通常の調理よりも短時間で調理が完了しますので、ビタミンなどの栄養素の壊れ方に大差はないと言われています。
また、圧力鍋は密閉されているのでミネラルなどの栄養素が蒸発せずに鍋の中に残るので、通常の調理法と比較しても優れているとも言われています。
圧力鍋で調理すると魚の骨まで食べられる!
圧力鍋を使って魚を煮ると、骨まで軟らかく煮ることが出来るので、丸ごと食べることが出来ます。カルシウムの補給には最適であり、特に小さな子供のいる家庭にはおすすめです。
魚の骨を食べられるの?と思う方がいるかもしれませんが、魚の缶詰をイメージすると分かりやすいかもしれません。
魚の缶詰も圧力をかけて高温で調理されています。圧力鍋で調理するとちょうど魚の缶詰のような仕上がりになります。固さもなく、ほろほろとした食感で美味しくカルシウムを補給することができます。
圧力鍋は味見が出来ないので注意
圧力鍋は時間とガス代をかけずに美味しく柔らかく調理できる点が魅力です。しかし、デメリットも存在します。
それは、途中で味見が出来ない点です。蓋を閉めて加熱して加圧すると出来上がりまで蓋を開けることが出来ません。
途中で経過を見たり、味を調えることが出来ないのです。最初に入れた調味料ですべての味が決定されるので、この点には注意が必要です。
圧力鍋はお米も美味しく炊ける!
圧力鍋の使い方として人気が高いのは「炊飯」です。圧力鍋で短時間でお米を炊くことが出来るのです。
圧力鍋の種類や分量にもよりますが、5分加熱し、10分程度火を止めて蒸らせば美味しいお米が炊き上がります。
仕上がりは、炊飯器よりもモチモチとした食感で、冷めても硬くならない点が特徴です。
ただ、お米の種類や好みによっては「ベチャベチャする」と感じる方もいますので、固めのお米が好きな方には向かないかもしれません。