フィスラー(Fissler)の特徴とおすすめ圧力鍋
圧力鍋の代名詞的存在といって差し支えないほどの品質と信頼のあるドイツのブランドが『フィスラー』です。160年以上の歴史を誇る老舗であり、圧力鍋のおすすめを聞くとフィスラーと答える人は非常に多い世界中で人気のある定番ブランドです。ここではそんな『フィスラー(Fissler)の特徴とおすすめ圧力鍋』を紹介していきます。
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フィスラー(Fissler)とは
1845年、ドイツのイーダー・オーバーシュタインでカール・フィリップ・フィスラーによって創業され、元々は配管業者としてはじまりました。移動式野営キッチンを1892年に開発しており、ここからフィスラー社は調理器具の製造に移行していきます。
1953年、蒸気も音も出さず素材の風味を逃がさないスプリング式圧力鍋を開発し特許を取得、圧力鍋の代名詞的存在としての地位を確立していきます。その直後にドイツ初の丈夫で手入れが簡単な焦げ付き奉防止処理フライパンを開発、1980年には本格的にステンレス調理器具を展開していきます。
現在ではプレミアムシリーズとビタクイックシリーズを中心に定番且つ高級圧力鍋として非常に人気があり、圧力鍋では欠かせない存在として世界中から愛されている信頼あるブランドとして認知されています。
フィスラー(Fissler)の圧力鍋の特徴
フィスラーの圧力鍋の1番の特徴となっているのが、加圧時の音が非常に静かなところです。他の圧力鍋は加圧している状態だとお世辞にも静かとはいえない音が出ます。圧力鍋を使用するとなるとある程度はしょうがない点ではありますが。
その点フィスラーの圧力鍋は音がとても静かです。人によってごはんの時間が遅めの人だったり、赤ちゃんがいる家庭など騒音を気にしないといけない環境にいる人にとってはこれ以上ないほどメリットがある圧力鍋になっています。中には圧力鍋の音が怖い(爆発しそう)と感じる人もいるようですが、音が静かな点で安心して使用できるので初圧力鍋にフィスラーを選ぶことも多いです。
音以外にも、使い勝手・安全性・スペック・手入れ・デザイン性とすべてにおいてレベルが高い圧力鍋となっています。圧力調整もできるので素材によって圧力を切り替えることも可能です。価格は決して安いとはいえませんが、丈夫で長く使っていける圧力鍋なのでコストパフォーマンスにも優れているのが特徴となっています。
もう1点フィスラーの圧力鍋の魅力となっているのが、パーツを入手しやすいところです。長く使っていくとなると部分的に傷んでしまいますが、パッキンをはじめとした消耗品が手に入りやすいのでわざわざ圧力鍋自体を買い換えなくて済むわけです。
パッキンはもちろん取っ手やバルブなども購入しやすくなっているので、長く大事に使っていきたい人には非常にメリットがある特徴となっています。
フィスラー(Fissler)の圧力鍋の評判
概ね悪い評判はありません。音が静かなのはもちろん評価が高いポイントとなっており、使いやすく料理を美味しく作ることができる点で評価が非常に高いです。
素材の風味を活かした料理は出来栄えもよく、特にごはんをフィスラーの圧力鍋で炊くと非常においしいようで「炊飯器はもういらない」という人も少なくありません。
価格は安いとは言えません。しかし手入れがしやすく丈夫でパーツも購入しやすいという点から長く使っていきたい、或いは一生モノの圧力鍋としてフィスラーを選ぶ人は非常に多いです。
フィスラー(Fissler)のおすすめ圧力鍋
シリーズがいくつか展開されており、シリーズによって持っている機能が違います。価格も違ってくるので選びやすいように各シリーズの違いを含めて紹介していきますので参考にしてみてください。
プレミアム
フィスラーの圧力鍋の花形といっても過言ではない人気となっているのが「プレミアムシリーズ」です。
独特の形状をした取っ手は非常に持ちやすく、濡れたりしている手で持っても滑りづらくなっています。圧力鍋は普通の鍋よりも重いので、持ちやすさが意外と重要だったりします。
ポイントとなっているのがプレミアムならではの3段階で加圧レベルを切り替えられるところです。野菜や魚など煮崩れしやすい素材には低圧、肉などは高圧、さらに時間を短縮させたい場合の超高圧を設定できるようになっています。圧がかからないスチーム機能が追加されているので、フタを開閉しつつ中の状態を確認しながら調理することも可能です。
加圧の状態をチェックしやすいように圧力表示が3色に分けられているので、圧力のかかり始めや火を弱めるタイミングなど調理の工程がわかりやすくなっているのもポイントです。
鍋底が凹凸になっているので素材がくっついたり焦げ付いたりするのを防止してくれるようになっているのも親切な設計です。最高級ステンレスとアルミを使った3層構造のになっているので熱伝導もよく耐熱性や保温性にも優れています。鍋内側には目盛りがあるので水の分量などが簡単になっています。
ただ価格が決して安くはないので、高くでも圧力鍋にこだわりがある人にぜひおすすめしたいアイテムとなっています。
超高圧の用途
プレミアムシリーズの大きな特徴となっている超高圧機能ですが、何でもかんでも圧をかければいいというものではありません。魚や野菜などは更に煮崩れがしやすくなってしまいます。
主な用途としては肉などを調理する際の時間短縮です。高圧よりも数分早く調理することが可能になります。特に米を炊く際に非常にメリットがあり、普通の米なら1分ほど、炊くのに時間がかかる玄米が10分程度で炊き上がります。
現在の価格はコチラ | ||
圧力調節機能 | ◯ | |
IH対応 | ◯ | |
容量の種類 | 2.5L,3.5L,4.5L,6L,8L,10L |
コンフォート
圧力を2段階で切り替えることができる圧力鍋となっています。魚や野菜など煮崩れしやすいものは低圧、肉やシチューなどは高圧で調理することができ、圧がかからないスチーム機能によって中の状態を確認しながら調理をしたり蒸し料理を作ることも可能です。
圧力表示が3色で分けられているので、圧の状態によって調理のタイミングがわかりやすくなっているものポイントです。鍋内側に目盛りの表示もあるので水などの分量も簡単に量ることができるようになっています。鍋底も凹凸仕様になっているので素材がくっつきづらく熱伝導も良いです。
ドライバーを使うことなく取っ手やメインバルブを外すことができるのて手入れも簡単。プレミアムほど価格も高くないので、フィスラーの良さを実感しならがもなるべくリーズナブルに購入したい人はコンフォートがおすすめになります。
現在の価格はコチラ | ||
圧力調節機能 | ◯ | |
IH対応 | ◯ | |
容量の種類 | 2.5L,4.5L,6L,8L,10L |
ビタクイック
「フィスラーを使ってみたいけどちょっと高い・・・」そんな人にはビタクイックがおすすめです。比較的リーズナブルに購入できる人気の圧力鍋になっています。
静かで素材の風味を逃がさないスプリング式圧力鍋になっていますし、フタの開閉位置がわかりやすくなっているのも特徴となっています。火力調整によって2段階で低圧・高圧で調理することができ、圧力の具合もわかりやすく表示されるようになっています。
丈夫な高品質ステンレスを使用しており、汚れが付きづらくフィスラーならではの高級感を長く保つことができます。機能的にも価格的にも初心者の人に非常におすすめの圧力鍋です。
現在の価格はコチラ | ||
圧力調節機能 | ― | |
IH対応 | ◯ | |
容量の種類 | 3.5L,4.5L,6L |