子供用包丁の選び方とおすすめの包丁まとめ
普段からママの料理する風景を見てれば、自ずと子供は「ママといっしょに料理したい!」と言ってきます。そんな、おままごとからのステップアップで気になる事といえば、刃物という危険をはらんでいる「包丁」ではないでしょうか。
練習しなければ包丁を使えるようにならないけれど、気をつけなければ怪我をしてしまう可能性もあるため、子供用の包丁選びは、種類もタイミングも悩んでしまうことが多いですよね!
そこで今回は、子供に包丁を与えるならどう選ぶべきなの?また、いつ包丁デビューさせるべき?といった疑問に答えつつ、子供向けのおすすめ包丁についても詳しく解説していきます。
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子供用包丁の種類とは?
子供用の包丁には大きく分けて、「切れる包丁」と「切れない包丁」が存在します。
切れない包丁といっても、プラスチックのママゴト用おもちゃ包丁ではなく、手を切って怪我をしないために切れにくくしてある包丁なため、無理な力が加わると手を切ってしまう可能性もあります。
切れる包丁と切れない包丁はどちらが安全?
実際に野菜などを一般的な包丁に近いレベルで切れる包丁となれば、もちろん正しく使用しないと子供用包丁とはいえど危険なケースは多々有ります。
例えば、子供に対して包丁の使い方を教えようとしている時に、自分でやるから!とワガママをいって包丁を振り回したりしたら、切れる包丁の場合子供も危険ですが、ママ自身も危険な目にあう場合もあります。
しかし、反対に切れない包丁(切れ味の悪い子供用包丁)の場合、柔らかいものを切る分には問題ありませんが、ニンジンやキュウリといった、少し力を入れなければ切れないのもの場合、切ろうとして力を入れた際に手元が滑って手を切ってしまうという可能性も考えられます。
つまり、子供用の包丁というのは、使用するケースや対象の年齢、またお子様の成長の度合いに合わせて選ばなければ、どのようなタイプの子供用包丁でも危険は付き物だと考えられるのです。
年齢に合わせた子供用包丁の選び方
子供に包丁の使い方を教えていく時は、基本となる3ステップを踏まえて選んであげるのがポイントとなります。
ステップ1:切れない子供用包丁(初めての包丁)
初めて子供に包丁の使い方を教える場合は、刃のついていない包丁を選んであげるのがおすすめです。
豆腐やハム、バナナなどの柔らかい食べ物を使用して、包丁を使って何かを切るという事を体で覚え、また包丁には危険もあるのだという事を理解するまでは刃の付いてない子供用包丁を使って教えてあげましょう。
初めて子供用包丁を与えるのは何歳から?という質問も多く、一般的には3歳前後からという意見が多いのですが、こればかりはお子様の成長の度合いに合わせて与えてあげるのが重要となりますので、「言う事をちゃんと聞く事ができる」事や、「落ち着いて作業する」という事ができるようになってから与えてあげましょう。
ステップ2:なまくら刃の子供用包丁(3〜4歳)
ステップ1で「包丁を使って切る」という事ができるようになったら、なまくらの刃がついている包丁や、お子様の理解度に合わせて「包丁の端部に刃の付いていない子供用包丁」を選んであげるのがおすすめです。
なまくら刃の包丁というのは、素材がステンレスなどの本物の包丁と同じものでできているものもあり、お子様の習得度合いに合わせて、包丁を研いで切れるようにしてあげるというステップアップも可能です。
ステップ3:切れる子供用包丁(小学生以上)
大人の包丁さながらに切れる包丁というのは、家庭によっては比較的早い段階から使用させているというケースもありますが、小学生になってからで十分だという意見が一般的です。
小学生になって、包丁を扱う基本的な所作が理解できている場合であれば、子供用の包丁ではなく大人用の包丁を使っても問題ないケースも多いので、お子様の成長にしっかりと目を向けて、最適な包丁を選んであげてください。
プレゼントに子供用の包丁を選ぶなら!
友人や親戚の家族へ贈り物だったり、子供への誕生日プレゼントなどで子供用の包丁を選ぼうと思っている人は多いかもしれません。
自分の子供であれば成長度合いも理解できていますから、どのレベルの子供用包丁を選べば安全かが分かると思いますが、よその子供となると、どのレベルの子供用包丁を選べばよいか困ってしまうケースも多いでしょう。
プレゼントなら切れない金属製の子供用包丁
贈り物として渡すのであれば、刃の付いていない金属製の子供用包丁を選ぶのがおすすめです。このタイプの包丁であれば、安全に使用できるだけでなく、子供のステップアップに合わせて切れる包丁へと変化させる事もできます。
もし不安な際は、プレゼントを渡す相手に、どのレベルの子供用包丁がよいか尋ねてみるのもよいでしょう。尋ねる事に対して「サプライズ感が失われてしまう」と不安になるのであれば、実際にプレゼントする際に子供用包丁に合わせてエプロンや三角巾などもプレゼントすれば、喜んでもらえるので覚えておきましょう!
レベル別:おすすめ子供用包丁
先ほど子供用包丁の選び方で紹介した包丁トレーニングのステップ別に、おすすめの子供用包丁を紹介していきます。
包丁は刃物ですから、使い方を間違えると大怪我につながります、くれぐれも急ぎすぎず、お子様の成長に合わせた子供用包丁を選んであげてくださいね。
【初めての包丁におすすめ】貝印 リトルシェフクラブ 包丁 丸刃 FG-5002
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「ママといっしょに料理がしたい!」と、包丁に興味をもったお子様にファースト包丁としておすすめなのがコレ!
柄の部分が斜めになっているため付け根が握りやすく、手を切りやすい刃先と刃元は丸めてあって、全体的に鋭い刃がついてないため子供でも安全に包丁トレーニングが楽しく行えます。
まずはこの包丁で、バナナや豆腐といった柔らかいものを切って包丁の扱い方を学んでから、次の子供用包丁にステップアップしていくのがおすすめです。
【3歳からの包丁トレーニングにおすすめ】正広 こども包丁 りす
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切れない包丁で基本を学んだ子供におすすめな包丁がコレ!
本物の包丁そっくりの雰囲気と、りすのキャラクターが可愛いこの子供用包丁は、包丁の両端1cmには刃がついていない安心設計となっており、刃先と刃元は丸くなっています。
包丁の中心部分はそれなりに切れるため、キュウリやニンジンといった夕飯のおかずになる定番の食材も切ることができますので、ママといっしょに料理をしているという実感が子供にも湧きやすくなります。
右利き用だけでなく左利き用が売られているのもポイントです。
【小学生からのおすすめ子供用包丁】京セラ セラミックナイフ 子供用
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ちゃんとステップを踏んで包丁トレーニングをしている子や、しっかりと言う事を守りながら落ち着いて作業できる子ならば、小学生から本格的に切れる包丁を使用しても問題ありません。
しかし、小学校入学付近の子供にとって、大人用の三徳包丁というのは想像以上に重く扱いづらいため、危険な場合もありますから、セラミック包丁などの軽いものを選んであげるのがおすすめです。
軽いのに切れ味が抜群なセラミック製の子供用包丁であれば、無理な力を加えてバランスを崩して怪我をするということも少なくなりますから、本格的な切れる包丁を買い与える場合は、軽さや扱いやすさに注意しておきたいところです。