セラミック包丁の魅力や特徴と扱い方
ここ数年で一気に普及したセラミック包丁。鋭い切れ味と耐久力の強さから高い人気を誇っています。金属製の包丁とは全く異なる特徴を持っていますので、いくつか注意点があります。
そんなセラミック包丁の特徴と、おすすめについてご紹介します。
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セラミック包丁とは?
セラミック包丁とは、その名の通り金属ではなくセラミックで作られた包丁のことです。包丁に使用されているセラミックは「ジルコニアセラミック」と呼ばれる素材です。「ジルコニアセラミック」は耐食性や耐熱性に優れ、強度も高いので義歯にも使用されています。
セラミック包丁はここ数年で登場した新しい包丁のイメージが強いですが、実は1985年から販売されている包丁です。優れた機能性とデザイン性の高さから、ここ数年で一気に普及したセラミック包丁についてご紹介します。
セラミック包丁の特徴
セラミックは金属とは全く異なる特徴を有しています。ですので、セラミック製の包丁と金属製の包丁は全く異なる特徴を有しています。セラミックは丈夫で硬いという特徴を持っている一方、弾性に欠けているので欠けやすい特徴もあります。
そこで、セラミック包丁が有しているメリットとデメリットを以下でご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
セラミック包丁のメリット
- 切れ味に優れている
- 軽量で扱いやすい
- 錆びない、金属臭が無い
- 酸やアルカリに強い
- 切れ味が圧倒的に長く続く
このような点がセラミック包丁のメリットとして挙げられます。中でも「錆びない」点と「切れ味が長持ち」する点が最大のメリットです。この2点においてはどんな金属製の包丁よりも優れているセラミック包丁ならではのメリットです。
セラミック包丁のデメリット
- 硬くて弾性に乏しいので、欠けやすい
- 軽くて弾性に乏しいので、硬くて大きい物を切りにくい
- 軽すぎるので、扱いにくいと感じる人もいる
- 普通の砥石では研げない
このような点がセラミック包丁のデメリットとして挙げられます。「軽さ」と「弾性の乏しさ」に起因する点がセラミック包丁のデメリットといえます。これは包丁にとっては非常に大きなデメリットであり、セラミック包丁は食材を選ぶので、オールマイティに使える包丁ではないと言えます。
セラミック包丁の評判
セラミック包丁は切れ味の良さと、その切れ味が長く続く点が魅力です。しかし万能の包丁ではなく、欠けやすいなどのデメリットもあります。そこで実際の使用者のセラミック包丁の評判をまとめましたので、セラミック包丁を購入する際の参考にしてみて下さい。
特に多かったセラミック包丁の評判は以下の通りです。
- 切れ味はすごく良いが、脆いので固い物を切るのには向いていない。
- 一長一短あるので、セラミック包丁と金属包丁の使い分け理想。
- 切れる食材が限られるので、サブの包丁として使用している。
- 切れ味が本当に長続きする。体感で金属包丁の倍くらいは持つ。
- 切れ味が良いのでトマトなど、柔らかい物を切るときに重宝する。
- オシャレで清潔感がある。
- 割れやすい。欠けやすい。
評判をまとめると、鋭い切れ味を持つが食材が限られるので、金属包丁との併用がおすすめです。セラミック包丁と金属の包丁はそれぞれ特徴が異なるので、その特徴を活かした使い分けがおすすめです。
セラミック包丁の研ぎ方
少し前まではセラミック包丁は家庭では研ぐ方法がありませんでした。ですので、「セラミック包丁=研がなくて良い包丁」のイメージが強いですが、セラミック包丁も定期的に研ぐ必要があります。
しかし、セラミック包丁は金属製の包丁よりも圧倒的に切れ味が長持ちしますし、まめに研ぎすぎると刃先が薄くなって刃こぼれし易くなりますので、半年から一年に一度研ぐことが理想だと言われています。
研ぎ方としては、普通の包丁に使う砥石では研ぐことが出来ません。セラミック包丁を研ぐには「ダイヤモンドシャープナー」を使用する必要があります。家庭用のダイヤモンドシャープナも販売されていますので、簡単に入手できます。
また、ダイヤモンドシャープナーを購入する際は、「番手」と呼ばれる目の粗さは「#1200」以上を選ぶようにして下さい。目が粗すぎると刃を傷つける可能性がありますのでご注意ください。
また、家庭で研ぐ以外にも、メーカーが研ぎ直しを受け付けていることが多いので、不安な方はそちらを利用してみるのも良いかもしれません。
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