国語や文章が好きになる知育玩具の選び方

お子様がこれから成長していく上で重要なのが国語力や文章力です。これは幼稚園においてもコミュニケーション力に直結し、友人との人間関係を築く際に重要であり、小学校ではすべての教科の成績に影響します。
たとえ他の能力(算数など)に長けていたとしても、それを上手に表現したり、問題を読み解くには国語力や文章力が必要となります。そんな非常に重要な国語や文章に対しての抵抗をなくし、好きになってもらうための知育玩具の選び方について紹介します。
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国語力や文章力が重要なワケ
国語や文章が好きになる知育玩具と言っても、まず確認しておきたいのは、「なぜ国語や文章が好きである必要があるのか」ということです。正直に言えば、言語を基本とした国語力や文章力というのは、そこまで意識しなくても日常生活において子供は身に付けいていきます。
ごく一般的な家庭において生活をし、一般的な健康状態で育った子供で、言葉が上手に話せるようにならないということはほぼあり得ません。にも関わらずなぜ敢えて国語や文章を好きになる必要があるのでしょうか。
コミュニケーションの基礎
国語力というのは、言いかえれば人と人とがコミュニケーションを取る際に必要な能力の一つです。人間には感情や考えがある以上、自分の言いたいことを伝えれば良いというものではありません。
どんなことを考えているのか、どのように伝えるべきなのか、どんな表現をすればよいのか、その選択肢の広がりは国語力に左右されると言っても過言ではありません。また同様に文章で伝える場合には文章力が必要となります。
これはより円滑な人間関係を築いたりする上で重要な能力であり、人とのコミュニケーションを良好なものとするためにも必要な能力と言えるのではないでしょうか。
国語が出来ると算数も得意になる!?
小学校に入学したお子様をお持ちの方の中には、「うちの子算数が苦手で…」という悩みを抱える方がいらっしゃいます。実はこうした子供たちの多くが、同様に国語も苦手であることが少なくありません。
これには簡単な理由があり、基本的な算数の力はあるにも関わらず、問題の意味を上手く読み取ることが出来ず、肝心の算数の能力を発揮することができず点数に反映されないということに繋がってしまうのです。
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国語や文章が好きになる知育玩具選び
上記のように、人とのコミュニケーションや、他の学習領域にまで影響を及ぼす国語力や文章力ですが、これらの能力を養うと同時に、子供が国語や文章を好きになるためにはどのような知育玩具を選べばよいのでしょうか。その選び方について見ていきましょう。まずはどういった種類の知育玩具が、お子様を国語や文書を好きにさせることができるのかについて確認していきます。
文字に関連した知育玩具から選ぶ
国語や文章を好きになるために最も基本的なことと言えるのが、文字に対する抵抗をいかに持たせないかということでしょう。これさえなければ子供にとって文字は、表現を豊かにする楽しい存在となるでしょう。そんな文字に関連した基本的な知育玩具には以下のものがあります。
積み木系知育玩具
特に小さなお子様におすすめとなるのが、積木に文字の要素を加えた知育玩具でしょう。知育玩具の王道とも言うべき積み木に文字の要素が加わることによって、遊びながら自然と文字に触れることが出来るばかりでなく、親御さんと言葉を作りながら楽しむこともできます。
指先の感覚を養いながら文字の概念を取り入れ、しかも何度でも積み直したり文字を作りなおしたりすることができるので飽きることなく遊んでもらうことが出来るのもおすすめ出来る要因の一つと言えるでしょう。
書き込み系知育玩具
文字と言えばやはり実際に書いてみることも非常に大切です。ここでの体験によって文字を書く楽しみや、その文字に意味があることが分かり表現することの楽しみが一気に広がるきっかけとなるでしょう。
いきなり上手に書けるということはなかなかないでしょうから、まずはなぞったり補助のあるタイプの知育玩具を選び、実際に文字を書くことが決して難しくない状況を作るようにしましょう。
パズル系知育玩具
国語や文章というのは、一つ一つの文字から出来ています。これら文字を組み合わせたり当てはめたりする要素を持ったパズル系の知育玩具も国語や文章を好きになりやすい知育玩具としておすすめできます。
単純に50音に触れるためのシンプルなパズルから、絵の意味と文字を組み合わせて当てはめていくものまで様々あります。その時の子供の成長に合わせて選ぶようにしましょう。
国語や文章が好きになる知育玩具選びの注意点
国語や文章を好きになってもらうために使う知育玩具選びの際に気を付けておきたいのは、年齢にあった知育玩具を選んであげるということです。これはどんなものでも当てはまると言えますが、子供はつまらないと思ってしまうとそれを嫌いなものであると認識しやすいと言えます。
極端な話ですが、まだ言葉もおぼつかない子供に、高度な国語力や文章力が要求される知育玩具を与えても仕方がありません。それを無理矢理押しつけることはもはや言語道断でしょう。
たとえば、1歳半から2歳頃にかけては文字の要素を持った積木系の知育玩具がおすすめです。50音が一文字ずつ書かれた積み木をお父さんお母さんと一緒に積み上げながら発音し、それを積み上げて言葉遊びをしてみましょう。
3歳以降の子供であれば、より文字よりも単語の要素が加わったものを選ぶと良いでしょう。絵と組み合わせてよりイメージしやすくしてあげると、この時期の子供は一気に語彙を増やしていきます。
これによって表現力を増やすことでより文章や表現に対する関心が高まり、国語や文章が好きになるという良い循環が出来ていくでしょう。
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