【2歳頃向け】知育玩具の選び方

語彙が増え、色を覚えるなど遊びながら日に日に成長していく2歳。しかし、自我が強くなり好きなもの・ことに偏ったり、出来ないとすぐに飽きたり知育玩具選びの難しい時期ともいえます。そんな2歳児の特徴と、それにあわせた知育玩具選びの方法をご紹介します。
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知育玩具選びに重要な2歳児の特徴
2歳児は知能の発展が目覚ましく、頭の中が劇的に変化する時期です。今ない物を思い浮かべたり、過去を再現したりするなど、イメージ力が発達します。
また、なんでも自分でやりたくなり、出来ないことも自分でしようとしたりします。やらせてもらえなかったり、出来ないと癇癪を起したりすぐに飽きたりすることもあります。
知育玩具選びで押さえておきたい2歳児の特徴をまとめましたので参考にしてみて下さい。
運動能力と器用さの向上する2歳児
2歳児は運動能力が非常に発達します。歩行の安定感や距離が伸びるにつれて、走ったり跳んだり出来るようになるのも2歳の時期です。
徐々に階段を登れるようにもなり、行動範囲がさらに広がります。全身の運動能力が向上し、走り回ったり、追いかけっこなど遊びの幅もどんどん広がっていきます。
器用さも出てきますので、片手でお茶碗を持ってもう一方の手でスプーンを持って食べるというように、両手を使って食事ができるようにもなります。ボタンを閉めたりも出来るようになり、一人で出来ることが格段に増えていきます。
また、粘土遊びでも丸めたり細くしたりしてヘビを作るなど意味づけが出来るようになるのもこの時期です。
他にも、他社との共通点を発見し「同じだ」と認識したり、大きい小さい、長い細いなどの関係を正しく理解出来るようになります。順番待ちを理解するなど、見通しを持った行動が出来るようになるのも2歳児の特徴です。
自我とコミュニケーションの発達を促す選び方
1歳時よりも格段に語彙が増加し、3文語や4文語が話せるようになります。「これ なに」と物の名前を質問することが非常に増え、加速度的に語彙が増えていきます。「ちょうだい」から「ごはん ちょうだい」と要求の表現が状況に応じて使い分けできるようになります。
子供同士で会話するようになるのも2歳の頃からです。思い出したことや、目の前にいない人のことを話題にするなど、コミュニケーション能力が発達します。ただ、内容を言葉にすることが難しいので適度に大人が手伝ってあげることが必要です。
自我もさらに発達し、自分でするという意思表示がさらに多くなります。2歳児の特徴として「みてて」とよく言うようになります。これは「手を出さないで。自分にやらせてほしい」という自己主張と見守ってほしいという依存要求が内在しています。
2歳児の為の知育玩具の選び方
2歳児は遊びや生活の中から心も体もどんどん発達していきます。子供の学ぶ力、成長する力を阻害せず、如何に伸ばしてあげるかが知育玩具選びで重要となります。
また、自我が発達し、自分の好きなこと・ものがはっきりしてくる時期でもあるので、子供の好きなように知育玩具を選ばせると、非常に偏りが生まれてしまいます。
そこで、2歳児の為に知育玩具を選ぶ上で留意しておきたいポイントをご説明します。
自由な発想・想像力を伸ばす選び方
2歳は子供の発想力やイメージ力が発達する時期ですそれゆえ、単調な知育玩具ではなく、自由な発想で頭の中のイメージを表現できる知育玩具がおすすめです。
答えが1つに決まっているパズルのようなおもちゃよりも、積み木のような様々な発想が表現できる自由度の高い知育玩具を選ぶことによって、子供の発想力や想像力を伸ばすことが出来ます。
幅広いテーマに触れさせる選び方
2歳児は自分の好みがはっきりとしてくる時期ですので、好きなもの・ことに遊びが偏ってしまう傾向にあります。
子供が興味を持った遊びの中でも、広いテーマの遊びに触れさせることが重要です。電車が好きな子供に電車が好きだからと電車のおもちゃばかり与えてしまうと、刺激に慣れてしまい適切とは言えません。
子供が今興味を持っていること以外にも興味を持てるように、遊びの中から自然に多くのテーマに触れさせてあげることで、好奇心を広げてあげることが重要です。
ステップアップする達成感を感じさせる選び方
2歳児は何でも自分でやりたがる意欲が旺盛な時期ですので、もう少し頑張ればできるレベルの難易度の知育玩具を与えることで、成長とステップアップする達成感を感じさせてあげることが出来ます。
しかし、出来ることが限られますし、難易度が高すぎるとすぐに飽きてしまうので子供の成長に合わせた難易度の知育玩具を選ぶ必要があります。
おすすめは、難易度に幅があって簡単なことからステップアップしていける知育玩具です。