【1歳頃向け】知育玩具の選び方
歩けるようになり行動範囲が増え、自我が芽生えて意思表示ができるようになる1歳。子供の成長に合わせて知育玩具も変化させていく必要があります。1歳児の特徴と、それに合わせた知育玩具の選び方をご紹介します。
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知育玩具選びに重要な1歳児の特徴
1歳児は非常に心と運動機能が発達し、変化の多い年齢です。歩き始めたり、利き手がはっきりとしてきたり、片言ですが言葉を喋ったりと子供の成長を日に日に実感できる歳です。
知育玩具選びで押さえておきたい1歳児の特徴をまとめましたので参考にしてみて下さい。
自我の芽生え
歩き始めたり、言葉を喋り、道具を使えるようになるのも1歳の時です。どんどん自分の世界を広げていき、親が目を離せない時期でもあります。
何でも自分でやりたがり、制止すると怒りを表して反抗するなど「自我」が芽生えだします。落ち着きなく動き回り、なんでも触ったり口に入れたりします。
自我の芽生えによって、食べることや手を洗うこと、着替えなどを自分でやりたがるようになり、やってあげようとすると抵抗や拒否を示します。自分の感情や考えで行動するようになりますので、見守りながら出来ることを増やしてあげる時期と言えます。
自我の芽生えと共に、「自立」が始まっていきますので、1歳の頃からのしつけが社会人となるための一歩目となります。
運動能力と認知力の向上
1歳児は運動能力が向上する時期でもあります。一般的には15か月程度で歩き始め、18か月までに歩行が安定すると言われています。しゃがんだり、物を持って歩いたりと行動範囲が広がり、移動の方法も増える運動能力が非常に発達する時期です。
また、歩き始めたころにはスプーンなどの簡単な道具が使えるようになるので、食事や遊びの面でも世界が広がっていきます。食事も自分で食べたがりますので、こぼしたりしながらも徐々に上手くなっていきます。
認知力も1歳になると向上していきます。絵本を見ながら「いたー」や「あったー」と指差すようになり、積み木を車に見立てるなどの見立て遊びもできるようになります。
言葉を喋りだすのも1歳の時期です。ゆっくりと語彙が増えていき、2歳に近づくにつれ「ママ ネンネ」「わんわん いた」などの2語文が話せるようになっていきます。
言葉に加え、身振りなども交えて自分の意図を伝えるようになるのも1歳の時期です。絵本を繰り返し読んでとせがんだり、自分でやるという意思表示をしたりします。大人の言うことも理解し始め、肯定・否定を示します。
1歳児の為の知育玩具の選び方
1歳児の知育玩具選びで重要な点は多々ありますが、まず重要なのは「成長に合った知育玩具」であるという点が重要です。
心と体が日に日に成長する時期ですので、成長速度に合った知育玩具でなければ誤飲やケガのリスクがあります。
また、行動範囲や出来ることが増える時期ですので、積極的に世界を広げる手助けとなる知育玩具が適していると考えられます。
1歳児の為に知育玩具を選ぶ上で留意しておきたいポイントをご説明します。
好みに合わせた知育玩具選び
1歳は自我が芽生える時期ですので、子供にも好きや嫌いなど好みも芽生えます。知育玩具選びで失敗した人のうち、約30%が「最初から興味を示さなかった」と回答しているというデータからも、この点が如何に重要であるかが分かります。
子供の好みを把握することは、大人が思っているよりも難しいです。もう知っていると思っていたことも子供は理解していなかったり、可愛いデザインだと思っても子供はそう感じなかったりします。
子供の目線で、子供の好みに合わせて知育玩具を選ぶことが重要です。1歳の子供は、「見たことがあるもの」や「知っているもの」を見つけると喜ぶ特徴がありますので、普段から身近に接している「食べ物」「乗り物」「動物」などが題材となった知育玩具に興味を持ちやすい傾向にあります。
また、「音」や「光」にも敏感に反応しますし、「青色」「黄色」「赤色」などの分かりやすい色にも興味を持ちやすいので、覚えておいて損はないです。
遊び方の種類が多い知育玩具を選ぶ
1歳の子供は、好奇心が旺盛で出来ることがどんどん増えていくので、幅広い遊び方ができる知育玩具を選びましょう。ワンパターンな遊び方しかできない知育玩具はすぐに飽きられてしまうことが多いです。
知育玩具選びの失敗理由のトップも「すぐに飽きられた」です。出来ないことがあるとすぐに飽きてしまうのも1歳児の特徴です。
1つの知育玩具でも多くの遊び方があるものがおすすめです。自分のしたことに関する反応が多い知育玩具が特におすすめで、「視覚」「聴覚」「触覚」などの五感を刺激する知育玩具であれば、ワンパターンにならずに夢中で長く遊んでくれる可能性が高いです。
もちろん安全性にも注意が必要です、好奇心が旺盛でなんでも口に入れようとしたりするので、口に入れても安全なのか、尖っていないかなど見極めてから購入しましょう。