【0ヶ月〜2ヶ月頃向け】知育玩具の選び方
生まれたばかりの赤ちゃんにとって、遊びはミルクと同じくらい成長に必要な栄養になります。何かを触ったり聴いたりする外からの刺激は、脳の発達に非常に重要です。だからこそ赤ちゃんが楽しく成長に良いものを選んであげたいですよね。ここではねんね期(0ヶ月〜2ヶ月頃向け)の知育玩具の選び方を紹介していきます。
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ねんね期(0ヶ月〜2ヶ月頃)の赤ちゃんの特徴
生まれたばかりのねんね期の赤ちゃんは、五感をフルに使って外からの情報を理解し外からの刺激によって脳が発達していきます。しかし首がしっかりすわっていないので安定しておらずあまり動いたりしませんし、目もぼんやりしか見えていない状態です。
その中でもなめたり触ったり、音を聞いたり物を見たりすることによって外の世界がどうなっているのかと理解しようとしている時期であり、それを促してあげる環境やコミュニケーションが重要になってきます。
また脳が発達していないのであまり反応もないのでパパやママの中には少し物足りないと思ってしまう人もいるかもしれません。しかしたとえ反応があまりなかったとしても、触ってあげたり話しかけることはねんね期の赤ちゃんの脳の発達にとって非常に重要なことです。
ねんね期の視覚と聴覚
目はあまりよく見えておらずぼんやりとしている状態で視野も30cm程度です。眼球の動きもまず上下運動から発達してきます。なので色は原色系、位置は上よりも下方向にあるものを認識しやすいです。
聴覚に関しては視覚とは違ってよく聞こえています。大きな音にはびっくりもしますし、反応はなくてもパパとママの声もちゃんと聞こえています。生活音やおもちゃの音など何かを聴くことも脳の発達には欠かせません。なのでなにかする度に話しかけてあげることはねんね期の赤ちゃんにとって非常に重要なことなのです。
肌への刺激が成長を促す
触ったり触られたりすることも赤ちゃんにとってはとても良い刺激になります。触られた時の感触がどういうものかを感じたり、自分が触れたり握ったり引っ張ったりすることによって感じる感触も赤ちゃんの大事な情報源です。
優しく触れてあげたり、指やおもちゃを握らせたりすることも脳の発達を促す効果があります。それ自体が赤ちゃんにとっては遊びにようなものなので無理なく積極的にしてあげてください。
ねんね期(0ヶ月〜2ヶ月頃)の赤ちゃんの知育玩具の選び方
たくさんの種類が存在する知育玩具。なにを選んだらいいかわからない人も多いのではないでしょうか。近年では高機能な知育玩具もありますが、ねんね期の赤ちゃんにとって大事なのは複雑な機能性ではありません。
ではどういった知育玩具を選べばいいのか紹介しますので参考にしてみてください。
0ヶ月〜2ヶ月頃に選ぶ知育玩具のポイント
多様な種類がある知育玩具の中でもアイテムによって特徴は様々です。同じ種類の中でも機能が違ったものもあり迷ってしまいますよね。では以下で選びやすくなるポイントを紹介します。
優しい音色をもつ知育玩具
まず寝ている赤ちゃんでも遊びやすい音の出る知育玩具を選んであげましょう。聞こえているとは言っても赤ちゃんの聴覚は発達している最中です。大きい電子音が出るようなおもちゃは避けましょう。
おすすめなのは優しい音がする知育玩具です。たとえばガラガラ(ラトル)だったりオルゴールだったりですね。心地よい音は脳の発達を促すだけでなく、赤ちゃんの心を落ち着かせてくれます。
鮮やかな色をもつ知育玩具
ねんね期の赤ちゃんの目ははっきり見えておらず、視野が30cm程度でぼんやり見えている状態です。なので認識しやすいように原色などの鮮やかな色の知育玩具を選んであげましょう。色を認識しやすくなることによってそれは脳への発達へも繋がりますし、認識できることによって反応もしやすくなります。
赤ちゃんが持ちやすい形や重さ
まだ握る力がないねんね期の赤ちゃんは長く握ったりできません。ですが握るという運動はとても大事な刺激になるので、軽くて握りやすい形、できれば硬くない知育玩具を選んであげましょう。
それに合わせて音が出るガラガラ(ラトル)のような物や、原色のように認識しやすい鮮やかな色のものを選んであげると赤ちゃんも楽しめますし脳の発達により効果的です。
0ヶ月〜2ヶ月頃の知育玩具を選ぶときの注意点
ねんね期の赤ちゃんは手で触る以外に物をなめたりします。これはなめたり口に入れたりすることが赤ちゃんにとって非常に敏感なセンサーだからです。
なめるのをやめさせることは赤ちゃんの脳の発達の妨げになります。なめさせるのをやめさせるのではなく、なめても大丈夫な素材や形を選んであげることがとても大事です。
安全な検査をパスしている知育玩具には国産なら「STマーク」、輸入したおもちゃならヨーロッパ安全基準をパスしている「CEマーク」が表示されているので選ぶ際にはチェックしてみてください。