旅行先でのミルク作りに必要な持ち物と消毒や洗浄のコツ
哺乳瓶を使って赤ちゃんに粉ミルクを与えているパパママにとって旅行先での授乳は一苦労です。ただでさえ旅行の準備で荷物は多いのにミルク用品も多いし、どこでミルクを作って良いのかわからない、さらに消毒や洗浄はどうすれば良いんだろう?と疑問は尽きませんね。
そこで今回は哺乳瓶赤ちゃんと楽しく旅行するために必要な道具やシーン別のミルク作りアイディア、消毒や洗浄について解説していくのでぜひ参考にしてみてください。
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旅行時のミルク作りに必要な持ち物
旅行先でミルクを作る場合は最低でも以下の4つの道具を揃えておきましょう。
- 粉ミルク
- 哺乳瓶
- お湯
- 湯冷まし用の水
以下でおすすめの選び方を解説していきます。
旅行用の粉ミルクの選び方
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旅行用の粉ミルクは、荷物と手間をなるべく減らすためにスティックタイプやキューブタイプのものを選ぶと良いでしょう。かさばり具合と軽量の手間が省けます。
旅行用の哺乳瓶の選び方
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旅行用の哺乳瓶はガラスよりもプラスチックの方が軽くて楽です。ガラスがダメなわけではないですが、落として割れる危険性や重さを考慮するとプラスチック製の方が断然おすすめです。短期の旅行であれば使い捨て用の哺乳瓶も選択肢の1つとしては良いでしょう。
哺乳瓶のサイズは月齢に合わせて替えていくものですが、旅行用も月齢に合わせて替えているとかなり費用が掛かります。少しかさばってしまいますが240mlのものを2~3本持っておくと良いでしょう。2~3本用意しておく理由は、旅行先では思ったように消毒ができず、1本を使いまわすことができないためです。
旅行用の水筒の選び方
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旅行中の水筒は移動中に使用することも考慮して、気密性の高い魔法瓶タイプのものがおすすめです。コンパクトさで言えば密閉式タンブラーのようなものも良いですね。
基本的にはお湯用と湯冷まし用で2本用意しますが、市販のミルク用調整水を途中で入手できる場合は湯冷まし用は必要ありません。
移動のシーン別:粉ミルク作りのアイディア
それでは道具が揃ったところで、今度は旅行先のシーン別にミルク作りのアイディアを紹介していきます。覚えておくとスムーズなので頭の片隅にでも入れておきましょう。
電車移動の場合
電車移動の場合は場所も狭く、いろいろなものを取り出すのが一番大変になります。そんな時はあらかじめ哺乳瓶にお湯を入れておき、スティックタイプやキューブタイプのミルクを入れるだけで完成できるようにしておきましょう。
上手に冷ますのも難しいですが、人手があれば赤ちゃんを見ててもらい、車内の洗面台やトイレの水道などで哺乳瓶の外側から水を当てて冷まします。この時用に、空のヨーグルトパックや牛乳パックを切った容器などを持っていて湯冷ましするのも良いでしょう。
車移動の場合
車の中では、赤ちゃんが泣いてから作り始めるとなかなかうまく作れません。赤ちゃんが寝ている状況で、そろそろ起きそうかなと思ったら一度車を停めてミルクを作っておきましょう。夫婦のどちらか一方が運転している場合は車内でそのまま作っても問題ありません。
熱すぎるときは外気に当てておいたり、クーラーに当てておくとすぐに冷ますことができます。もし赤ちゃんが起きなくて冷めすぎた場合は保温ポーチなどに入れておくと良いでしょう。
飛行機移動の場合
飛行機移動の場合は客室乗務員にお願いすればお湯や水をもらうことができます。ミルクと哺乳瓶はないので持参しましょう。
旅行時の哺乳瓶の消毒と洗浄について
旅行先となると、なかなか自宅のように哺乳瓶の消毒ができませんね。しかし、赤ちゃんが口にするものなので、できるだけ清潔にしてあげたいものです。知恵を絞れば「熱湯消毒」か「薬剤消毒」で消毒することができるので紹介していきます。
旅行時に行う熱湯消毒
用意するものは「お湯」のみになります。その為、ホテルや設備(調乳室)の整った建物内でしかできませんが、ポットなどでお湯を沸かしてそれを哺乳瓶にかけて完了です。あとは清潔なタオルの上において自然乾燥させておきましょう。
熱湯消毒のメリット
- お湯をかけるだけなので簡単
- すぐに消毒が完了する
- 消毒用の荷物が減る
熱湯消毒のデメリット
- お湯が沸かせる場所でないとできない
旅行時に行う薬剤消毒
薬液消毒は本来、専用の容器に水とタブレットなどを入れて薬液を作りますが、荷物を減らしたい旅行時には「ジップロック」と「薬液用のタブレット」を持って行くことで可能になります。ジップロックに水とタブレットを入れて薬液を作り、1時間ほど哺乳瓶を浸けておけば完了です。
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薬剤消毒のメリット
- 殺菌力が強いので安心
薬剤消毒のデメリット
- 消毒完了まで1時間かかる