煮沸?レンジ?薬液?哺乳瓶の洗い方と消毒方法の種類
哺乳瓶は使ったら消毒が必要になりますが、忙しいママにとっては意外と手間になってしまうこともあります。それでも赤ちゃんが直接口にするものなので、しっかり綺麗にしてあげたいですよね。
そこで今回は、哺乳瓶の洗い方や消毒方法、保管方法と言った「哺乳瓶を清潔にする方法」を解説していきますので、ぜひ参考になさってください。
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哺乳瓶の洗い方
哺乳瓶を洗うときにはできるだけ専用の洗剤やブラシを使うようにしてボトルや乳首を隅々まで良く洗い、水でしっかり流すことがポイントです。
では早速、揃えておくべき道具や哺乳瓶を洗う際の注意点について見ていきましょう。
哺乳瓶を洗う際の道具
普通のスポンジでもできないことはないですが、生ものと接触するスポンジとの併用や隅々まで洗いにくいようなスポンジは避けましょう。以下の道具があると安心して洗うことができます。
- 哺乳瓶洗浄専用ブラシ
- 乳首ブラシ
- 哺乳瓶専用の洗剤
哺乳瓶洗浄専用ブラシ | 乳首ブラシ | 哺乳瓶専用の洗剤 |
哺乳瓶を洗う際の注意点
哺乳瓶を洗うときに食器用洗剤を使うこともあるかと思いますが、厳密には食器用洗剤でもきちんと洗い流せば大丈夫です。万が一の洗い残しが心配な場合や少しでも赤ちゃんに良さそうなものが良いという場合に哺乳瓶用洗剤を選ばれると良いでしょう。
また、洗剤を使わずに水洗いだけで済まそうとするのはNGです。水で流せば綺麗になったように見えますが、目に見えないミルクの残りかすや脂肪分が菌にとって絶好のエサになってしまうので毎回必ず洗剤を使いましょう。
哺乳瓶の消毒
哺乳瓶が洗えたら次は消毒です。洗っただけで良いのでは?と思うかもしれませんが、菌には様々な種類があって洗っただけでは滅菌できない菌もあるのです。
生まれたばかりの赤ちゃんは少しは免疫を持っていますが、徐々に少なくなっていくので大人なら大丈夫なちょっとした菌でも体調を崩してしまいがちです。赤ちゃんの健康を守るためにもしっかり消毒して清潔を保ってあげましょう。
哺乳瓶の消毒はいつまで?
哺乳瓶の消毒は育児書によっても指導内容が違うようですが、最低でも生後3ヶ月から4ヶ月頃までは続けた方が良いとされています。それ以降はいろいろなものを口に運んだり指をしゃぶったりしてしまうので、哺乳瓶だけ消毒してもあまり意味がなくなってしまうんですよね。
ただ、気になるようであれば離乳食開始後まで消毒しても大丈夫です。もし消毒をやめる場合でも洗剤でしっかり洗うことだけは続けてあげましょう。
哺乳瓶を消毒するおすすめの方法
哺乳瓶を消毒する方法は主に3つあります。それぞれのメリットデメリットを見てみましょう。
消毒方法 | メリット | デメリット |
煮沸消毒 |
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電子レンジ消毒 |
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薬液消毒 |
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見ていただいたようにそれぞれにメリットデメリットがあるので生活スタイルによってもおすすめは変わってくるのですが、いかに簡単で効率が良いかという点を考慮すると電子レンジ消毒か薬液消毒がおすすめの消毒方法になります。
薬液を買う継続コストがかかってしまいますが、使い終わったら洗ってつけておくだけの薬液消毒なら最も手間をかけずに消毒できるでしょう。
熱湯を使った哺乳瓶の煮沸消毒方法
用意するものは以下の通りです。
- 清潔な鍋
- 水道水
- トング
まず鍋に哺乳瓶、乳首を入れ、両方が隠れるくらいの水を入れます。それから火にかけ沸騰したら約3分後に劣化しやすい乳首を取り出し、さらに5分間哺乳瓶だけを煮沸して取り出します。かなり熱いので取り出すときはトングを使いましょう。あとは乾燥させて保管しておくだけで完了です。
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電子レンジを使った哺乳瓶の消毒方法
用意するものは以下の通りです。
- 専用のケース
- 水道水
やり方は簡単で、専用のケースに決められた量の水を入れ、そこに哺乳瓶と乳首を入れて約5分チンして完了です。あとはケース内の水を捨て、乾燥させて保管するようにしましょう。
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薬液を使った哺乳瓶のつけおき消毒方法
用意するものは以下の通りです。
- 専用のケース
- 専用の薬液やタブレット
- (専用ケースに付属していなければ)トング
- 水道水
こちらも簡単で、専用のケースに水と薬液を入れて消毒液を作り、そこに哺乳瓶と乳首を入れておくだけです。約1時間で消毒は完了しますが使用するまで入れておいて良く、使う際も水ですすがずに使えるので最も手間がかかりません。大体は専用ケースにトングがついているので取り出す際にはトングを使いましょう。
ケース | ミルトン | トング |
哺乳瓶の乾燥と保管方法
哺乳瓶を保管する場合はしっかり乾燥させ、正しく保管することが大切です。これは乾燥や保管が適当だとせっかく消毒しても雑菌が発生しやすくなるので消毒した意味がなくなってしまうためです。
哺乳瓶を乾燥させる際のポイント
哺乳瓶を消毒し終わって濡れている場合は、布巾かキッチンペーパーの上で自然乾燥させます。余裕があれば専用スタンドを利用すると効率的ですよ。
哺乳瓶を保管する際のポイント
哺乳瓶を保管するときには専用の保管ケースもありますが、最低でもタッパーなどの蓋つき容器を使用するようにしましょう。これはほこりや雑菌の侵入を防ぐためです。それから、たまにで良いので保管ケースも消毒してあげるようにしましょう。