犯罪心理から学ぶ女性ストーカーの心理について
ストーカーはイメージだと男性のイメージが強いです。事実、ストーカーの80%が男性であるというデータもあります。しかし、女性がストーカーになるケースも少なからず存在します。女性ストーカーといって油断は禁物です。ストーカーになる女性の特徴と心理状態についてご説明します。
スポンサーリンク
心理的にストーカー行為を起こしやすい女性
女性のストーカーに多く見られる心理的な特徴
女性ストーカーによる被害は、男性ストーカーよりも深刻な被害となるケースも多いです。ストーカーが男性である場合は、自宅での待ち伏せやしつこい電話など相手の「プライベート」を狙って行われるものが多いのが特徴です。しかし、女性ストーカーの特徴としては、相手の「仕事」を狙ってくることが多いです。
具体的には会社の前で待ち伏せをしたり、会社に電話をかけたりする傾向があり、男性にとってアキレス腱となる「仕事」を狙って妨害してきます。最悪のケースですと会社をクビになる危険性もありあます。そんな女性ストーカーの心理的な特徴としては、以下のような点が挙げられます。
「男性に対する不信感が強い」
過去の恋愛が辛いものであった経験などで、男性への不信感が強いため、ケータイを勝手に見たり、今日何をしていたかしつこく聞くなど、相手の行動の全てを把握しておきたいと強く考えています。「監視」したいと言い換えることもできます。
「依存性が強い」
仕事でうまくいかないなど、なにか不安があると男性に癒しを求める女性です。依存度が非常に高いので、男性に冷たくされたりフラれたりすると、逆上してストーカーとなるケースが多いです。
「自分に自信がない」
この傾向は女性ストーカーの中でも一際多い傾向です。男性を過度に縛り付け、他人を批判することで自分を守ろうとします。外見にも気を使っており、一見すると魅力的な人が多いのも特徴です。
女性ストーカーの心理を逆撫でせずに対処する方法
ストーカーするまでに至った相手と円満に解決する方法は、正直ありません。ストーカーに至る女性は、なんらかの論理的思考が欠落しています。ある研究では、ストーカーはなんらかの人格障害を患っているというデータもあります。
自分ひとりで、円満に解決することは非常に困難であることは認識しておいてください。それを踏まえたうえで、大きな被害を被らない為に、ストーキングの証拠を集め、警察や弁護士、あるいは探偵などの専門家に相談しましょう。
男性は女性ストーカーの被害を申告しにくいと思いますので、申告ベースの統計であるストーカー被害の数は少なく見えますが、女性ストーカーの悩んでいる男性は多数います。深刻な被害を被る前に、対策を考え、行動してください。
女性ストーカーの心理状態から探る危険性
危険度の高い女性ストーカーの心理状態とは
危険度の高い女性ストーカーの心理状態の特徴としては、人格障害によって「自分を客観視できない人」です。様々な迷惑行為をしても「自分を客観視できない」ですので、嫌われていること気付きません。また、プライドが非常に高いので理想通りにいかない現実を受け入れらません。
「時間が経てば自分のことを好きになる」とご都合主義の考え方をし、恐ろしいまでの自己愛を持っています。このような女性ストーカーは非常に危険な心理状態と言えます。
女性ストーカーが殺人を起こす心理とは
女性ストーカーが殺人までに至ることは、多くはありません。しかし、そのような事例も現実に存在します。体格的に男性に劣る女性ストーカーによる殺人は、非常に計画的ですので、防ぐことは非常に困難です。
女性ストーカーが殺人に至る心理とは、自分のものにならないことを受け入れられない、という心理が根底にあります。「ターゲットを殺すことによって私のものにできる」という飛躍した発想に至るほどの人格障害を患っているのが現実です。このような凶悪犯罪に巻き込まれないように、細心の注意を払いましょう。