小原裕貴のストーカー被害

もう芸能界を引退して久しいですが、かつてタッキーや今井翼ら、と一世を風靡したジャニーズジュニアの「小原裕貴」さん。現在は一般の方と結婚され、会社員をされているそうですが6年に渡って、ストーカーの被害を受けていました。ストーカー事件の詳細と、逮捕までの経緯についてご説明。

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小原裕貴の受けたストーカー被害とは

小原裕貴の受けたストーカー被害の詳細

まず小原裕貴氏についてですが、元ジャニーズジュニアの方で現在は芸能界を引退し、一般の会社で働くサラリーマンです。親戚の女性がジャニーズ事務所に応募したのがきっかけでジャニーズ入りしました。

ジャニーズジュニアとして非常に人気を博し、ジャニーズの人気投票である「恋人にしたいジュニア」部門や「一番美形なジュニア」部門で何度も1位に輝くなど、非常に高い人気を誇っていました。滝沢秀明や今井翼らと共にジャニーズジュニアブームを牽引し、映画「ガラスの脳」では主演も果たし、幅広い活動を行っていました。

2000年に突如「学業専念」を理由にジャニーズの引退を発表し、話題になりました。亜細亜大学卒業後、大手広告代理店である博報堂に入社し、広告マンとして勤務し、現在では結婚もされているそうです。

そんな小原裕貴氏は芸能界引退後の2001年からストーカー被害に遭っていました。ジャニーズジュニア時代のファンであった40代の女性から待ち伏せやつきまといを繰り返され、自宅マンションを突き止められた後には、近所に引っ越してこられるなど酷いストーカー被害を受けていました。

ツーショットの写真を合成して作成し、送付したこともあったそうです。なんとストーカー行為は6年にも及び、ストーカー規制法により禁止命令を受けていたにも関わらず、2006年に自宅マンションに侵入し、建造物侵入の疑いで逮捕されるまで続いたそうです。

小原裕貴が被害を受けたストーカー犯について考察

小原裕貴氏が受けたストーカー被害についてですが、ファン心理をこじらせた程度ではなく、おそらく人格障害が犯人であるストーカーには、あったのではないかと推測されます。

6年もの長きに渡り、一回り以上も年下の男性を追い回し、警察からの警告や、裁判所からの禁止命令を無視し、挙句の果てには自宅を突き止めて、近所に引っ越してまで付きまといなどの迷惑行為を繰り返していたのですから、通常の人間の思考回路では理解できません。小原裕貴氏が受けた精神的な被害は非常に大きかったと察します。

小原裕貴のストーカー被害を対策に生かすなら

小原裕貴を襲ったストーカーの特徴と対策

芸能人であった時代からのファンがストーカーになり、引退後も6年にわたってストーカー行為を繰り返されたこの事例は、芸能人というのも大きな理由だったと思いますので、一般の方が対策例として考えるには大きな隔たりがあると言えます。

しかし、ストーカーの20％は顔見知りではない人からの被害であるということを鑑みれば、まったくの人ごとであるとも言えません。極論すれば、今日電車で向かいに座っていた人がストーカーになってもおかしくはないのです。

そういったストーカーへの対応としては、まずつけ入られる隙を見せないことが重要です。それでもストーカーされた場合は、警察や弁護士などの専門家に相談し、解決への協力を要請することが需要です。

小原裕貴を襲ったストーカーの事件からの教訓

このストーカー事件から得られる教訓は、ストーカー被害に対する司法の甘さと相談の重要さです。まず、警察からの警告や裁判所からの禁止命令が出されたにも関わらず、ストーカー行為が6年物間続けられ、逮捕に至るまで時間がかかったという点です。

明確な犯罪行為がなされていたにも関わらず、逮捕まで時間がかかったのは、憂慮すべき問題点です。その間に甚大な被害を受けないとも限りませんので、日本の法や警察機構に対して改善を望みます。

またもう一点は、時間がかかったとしても逮捕され、解決したというのは、警察や弁護士への相談が密に行われた結果であると考えます。こうした相談や対策がしっかりと行われていれば、深刻な被害を受ける前に解決できますし、解決できたという点では評価できると思います。