ストーカー被害の対策に対応するストーカー保険とは
人生において保険を活用している人は多いでしょう。病気や死亡にかける生命保険や、家や自動車などの損害保険などが挙げられます。しかし現在では、社会の問題に合わせた保険が登場しています。ここではそんな保険の一つであるストーカー保険について解説します。
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女性に人気のストーカー保険について
ストーカー保険の登場
近年、ストーカーによる犯罪や事件がニュースから聞こえてくることが多くなりました。2000年にはストーカー規制法が出来たことで、ストーカーという言葉の認知度も上がっていきました。そのような状況を受け、一部の保険会社からはストーカー保険というものが登場してきました。
一つは東京海上から発売された「レディーガード」という保険です。正式には、ストーカー対応費用担保特約付き女性保険と言われています。補償内容としては、まずは怪我の保障です。
ストーカー等の第三者から受けた怪我については、通常の二倍の保険金が支払われ、もしも顔に怪我を負って手術を受けた場合も、入院・通院保険金が通常の二倍支払われます。また、この保険の最大の特徴としては、ストーカー行為を警備、防止する補償が付いていることです。
綜合警備保障との提携により、ストーカー被害に遭った場合の、ストーカーの特定や証拠収集、盗聴器の発見等の警備サービスが提供されます。またそれに付随する費用に関しても補償されるという女性には非常にうれしいプランとなっていました。
ストーカー対策の費用もストーカー保険が使えるか
最近の女性向け保険には、ストーカー対策に対する補償が付与された特約が多くなってきています。現在では三井住友海上の女性向け保険にもこのようなストーカー対策が盛り込まれており、ストーカー(つきまとい行為)による怪我などにおいては保険金が2倍といったものもあります。
また他にもストーカー(つきまとい行為)の被害に対して弁護士紹介サービスを無料で利用できたり、ストーカー(つきまとい行為)被害に対しての弁護士にかかった費用や、防犯グッズの購入、引っ越しが必要になった場合にはその補償なども対象となっています。
ストーカーによる被害を受けて出費がかさんでしまった場合においても、こうした保険に加入しておけば、後からその費用を補償してもらえるというのは、女性にとっては非常にうれしい補償内容と言えるのではないでしょうか。
防犯ブザー、監視カメラ、催涙スプレーなどの防犯グッズなどの購入費用は決して安くはありません。保険に入る際には、ストーカー対策特約が付いた保険も検討しておくべきと言えるでしょう。