ハマる人続出!人気の大人の塗り絵おすすめランキング
大人の塗り絵は、子どもの塗り絵とは異なり、影やグラデーションを作って色を重ね塗りしていきます。2005年ほどから世界で大ヒットし、塗り絵を楽しむことだけではなく、リラックス効果や認知症予防効果などの副次的効果を狙って始める人も多いのだそうです。
そんな人気の大人の塗り絵ですが、大人の塗り絵はどのようにして選べばよいのか、おすすめの大人の塗り絵をTOP10まで紹介いしていきます。
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大人の塗り絵とは?
「大人の塗り絵本」という名称の大人の塗り絵は、大きな枠でとらえると子供がやっている塗り絵とほぼ同じです。しかし子供の塗り絵と大人の塗り絵で分けられているのは、大人の塗り絵は色で「塗りつぶす」のではなく、「重ね塗り」をする点です。クーピーや色鉛筆、水彩絵の具を使用して輪郭の内側を塗り分け、影やグラデーションを表現します。
日本では20代~40代の女性を中心に人気ですが、認知症防止として高齢者の人にも利用されています。色を塗るという簡単な作業ではありますが、絵のうまい下手関係なくオリジナリティが出るので楽しめます。塗った後でもコピーしてDIYに使用したり、SNSで共有したりも可能です。女性誌で特集が組まれるほど人気は高まり、100均や無料ダウンロードで気軽に始めることができます。風景画や花、動物、童話など種類は様々です。
大人の塗り絵の効果は?
大人の塗り絵が人気になったのも、様々な副次的な効果があるからと話題になったためです。塗り絵に集中することで、ストレス解消や癒しをはじめとした精神的な効果が多数あります。大きくは5つです。詳しく紹介していきます。
- ストレス解消
- 癒し、セラピー効果
- 呼吸や自律神経が整う
- 脳の活性化、老化防止
- 想像力、集中力を高める
ストレス解消
塗り絵の「単純作業を繰り返す」という行為がストレス解消をもたらします。何か1つの行為を繰り返すことは、イライラの解消にとても効果的で、特に塗り絵はストレス解消に必要な「休息、娯楽(レクリエーション)、リラックス」の3つすべてが当てはまるため、精神的ストレスにかなり効きます。
大人の塗り絵のきっかけでもある「コロリアージュ」は働く女性向けであったことから、仕事の精神的ストレスがある人はおすすめです。
癒し、セラピー効果
大人の塗り絵は脳に負担がかかりすぎないほどの丁度よい刺激がいきわたるため、癒しを与えてくれます。また塗り絵に没頭することで、時間を忘れ雑念が消える効果があります。その効果は瞑想に似たものがあるそうで、現在ではアートセラピーとして脳に障害がある人や認知症予防のリハビリとして機能しているそうです。
更には塗り絵そのものを楽しむ行為と、塗り絵をSNSで共有したり、友人に披露する一連の流れは、脳にあるさまざまな部分をバランスよく活性化してくれます。
呼吸や自律神経が整う
塗り絵をすることで、交感神経と副交感神経のバランスと整える効果があります。通常、交感神経と副交感神経のバランスが取れていないとイライラしたり、胃の調子を悪くしたり、疲れやすいという現象が起こります。
しかし、塗り絵をすることで集中しているうちに呼吸が整い、自律神経にいい影響をもたらすのです。自律神経が整うと、心がリラックスして内臓や胃の調子も整います。
脳の活性化、老化防止
塗り絵には絵の輪郭を把握する、覚える、色を塗る、集中する、手を動かすという一連の流れがあります。これらの流れはあらゆる脳の部分を使うので、より活性化したりよいトレーニングになるのです。
ボケ防止や認知症予防としても効果的で、グラデーションや濃淡をつけることで効果はより発揮されます。
想像力、集中力を高める
大人の塗り絵はふつうの塗り絵と比較して想像力や集中力を高めるという効果を持っています。塗る順番や配色、塗り方を考えながら塗ることで、色彩感覚を養ったり構図の組み立てをする想像力を高めることができます。
想像力や集中力というのは、子供だけでなく仕事や家事をする大人にとても重要なので、寝る前や空き時間を使って塗り絵をするのはとても効果的です。
大人の塗り絵の選び方
初めて大人の塗り絵をする人は、塗る面積が少ない絵柄や細かすぎない絵柄がおすすめです。
初めてなのに細かすぎる絵柄だと、集中力が続かず悪いイメージを持ってしまいます。初心者だと「初めての」「やさしい」というフレーズが付いているので、選びやすくなっていです。そのためはじめは無理せず、リラックス効果が得られるくらいの絵柄が最適です。最近では100円均一で販売されているので、チェックするとよいでしょう。
何度か大人の塗り絵をした時がある中級者は、背景のみが無地の絵柄がふさわしいです。メインの絵柄が細かく塗る場所が増えているおり、動物や植物、果物など好きな絵柄で選ぶとよいです。
上級者の場合は背景も細かく、絵柄が全体的に繊細なものを選ぶとよいです。仕上げるまでに時間はかかりますが、完成したときの達成感は格別です。
人気の大人の塗り絵おすすめランキング:TOP10
大人の塗り絵には初心者から上級者まで、さまざまなレベルに分けて販売されていることが多いです。塗り絵を始めたばかりの人に特におすすめなのは、
- INKO KOTORIYAMA / 大人ディズニー 夢の世界へ 素敵な塗り絵レッスンブック
- 講談社 / 失敗しない大人の塗り絵
です。シンプルなデザインに色を塗ることでリラックス効果が生まれるような塗り絵から、中級者や上級者向けの繊細なデザインの塗り絵まで幅広く紹介していきます。
また大人の塗り絵に適したおすすめ色鉛筆を別のページでご紹介してますので、それも併せてご覧ください。
第1位:シンシア・エマリー / flower mandalas 心を整える、花々のマンダラぬりえ
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アートや宗教的なイメージが強いマンダラですが、大人の塗り絵のマンダラは幅広い世代に支持されている人気の絵柄です。
マンダラは、ヨーロッパを中心に人気で、花や草木をモチーフにした美しいデザインが多いです。マンダラには不思議な癒し効果が持っており、規則正しい模様が輪になっていることで安心感やリラックス効果を持つことができます。
口コミでも評価はかなり高く、自由な発想で色を塗ることができる、心が落ち着く、病みつきになる、と話題になりました。全て手書きのため、とても繊細でキレイです。
また片面印刷で塗りやすく、上質な紙を使用しているので裏写りの心配がありません。紙質の良さから色鉛筆や水彩ペン、絵の具など幅広い画材を使用することができます。初心者でも楽しめ、一日の疲れをとったり、気分をリフレッシュするのに最適です。
第2位:井田千秋 / わたしの塗り絵BOOK 憧れのお店屋さん
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フランスで人気のある塗り絵で、小さい時に憧れたパン屋さんや本屋さん、お花屋さん、ケーキ屋さんなどお店の絵柄をとても柔らかいタッチで描かれています。
お店の外観からはじまり、店内、小物という構成です。オシャレなお店を1人の女の子が訪れるというストーリーで、女の子目線で描かれています。
街の風景や店内の雰囲気、描かれている小物まで外国風でとてもおしゃれです。絵柄がそこまで細かくないので、初心者でも手軽に始められますし、上級者であればインテリアに模様をつけたり、洋服や靴などをアレンジして自分の好きなデザインを描くこともできます。なによりもほんわかしているので癒し効果があります。
第3位:INKO KOTORIYAMA / 大人ディズニー 夢の世界へ 素敵な塗り絵レッスンブック
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ディズニーのキャラクターが描かれた塗り絵です。大人ディズニーの塗り絵は初心者の人に一番おすすめしたいです。
大人ディズニーの大きな特徴は、塗る手順やテクニックが細かく掲載されている点です。大きな流れは、キャラクターの塗り方、背景の塗り方、まとめとなっています。
テクニックページがかなり丁寧で、単色塗りやグラデーション、消しゴムの使い方をはじめとする基本的な使い方から、光の出し方、ぼかし方など応用的な使い方まで幅広いです。練習スペースもあるので、初心者でも上手に塗ることができます。絵はディズニー重視ではなく、美しい絵画の中にキャラクターがあるイメージです。最後の4枚の裏面には塗り絵がないので、塗り終わったら飾ることができます。
第4位:かめいち堂 / かめいち堂 COLORING BOOK おもしろ動物園(玄光社MOOK)
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独特なイラストを描くかめいち堂さんが出した塗り絵です。動物自体はとてもシンプルで、細かい模様がうまくミックスされています。
よくみると文字が隠されていて遊び心もあり、見ているだけで楽しめます。SNSでも数多く掲載されており、殆どの人がふんわりとしたパステル調の色合いでした。
かなり細かいため、中級者向きかもしれません。上級者であれば、背景に模様やカラーを足して華やかにできます。
第5位:ジョハンナ・バスフォード / ひみつの花園
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世界的な塗り絵ブームの火付け役ともいわれています。フランス生まれの「ひみつの花園」は色のない花園に色を重ねていくことで、美しくよみがえるという構成になっています。書店の塗り絵コーナーには必ず1冊はあるほどの人気です。
全94ページにわたる塗り絵は、「花園」をテーマに花はもちろん、自然や蝶、フクロウなどが描かれており、イラストが繊細でなによりも美しいのが特徴です。
定番の塗り絵をしたい、という人におすすめで、細密画がかなりびっしりと描かれています。
第6位:柳川風乃 / 世界一周ぬり絵の旅
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タイトルのように、世界の各国をテーマにした塗り絵です。ヨーロッパやアジア、アメリカやカナダなど世界を塗り絵で横断する、というコンセプトです。
塗り絵をしながら、世界一周ができた気分になると好評の商品で、飽きることなく楽しめます。
各国によって塗り絵のモチーフはガラリと変わりますし、かなり細かいのでやりがいありです。旅行好きや海外好きの人におすすめで、各国の魅力がのぞけます。中級者以上向けで、最後は塗った作品を飾ったり、カードにできます。
第7位:ゾェ・ドゥ・ラス・カズ / パリの街角スタイル
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パリのアートディレクターであるゾェ・ドゥ・ラス・カズが描いた塗り絵です。
大きな特徴はパリの街角にあるファッションがテーマで、自分で洋服やアクセサリーをデザインできる点です。おとなの女子が大好きなおしゃれなパリの街並みはもちろん、洋服やアクセサリーが比較的シンプルに描かれているので、自分でデザインを付け加えることができます。
第8位:河出書房新社 / 大人の塗り絵
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2005年に発売されて以降、日本での「大人の塗り絵」ブームはこの塗り絵が火付け役となりました。
絵柄がかなり本格的で、なめらかな線で描かれています。種類が豊富で、初心者でもはじめやすい花をテーマにしたものから、マネの「笛を吹く少年」、モネの「日傘を持つ女」などフランスのオルセー美術館の絵画を用いた塗り絵まで、幅広い人におすすめです。オルセー美術館をはじめとする上級者向けになると、時間と根性が必要になるので、達成感があります。
第9位:田代知子 / おとぎ話の塗り絵ブック
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子供のころに親しんだ白雪姫やシンデレラをはじめとする12個のおとぎ話で構成された塗り絵です。
絵本を塗り絵にしたような可愛らしい塗り絵が特徴です。両面見開きになっているので、更に世界観に引き込まれます。
左右合わせて1つの作品となりかなり細かいので大がかりですが、見ているだけでもうっとりする繊細で綺麗なデザインは、小さいときの思い出をよみがえらせてくれます。線が沢山あるので、3Dに近いくらい立体的です。複雑なデザインから自分で生み出したカラーを加えることで、達成感を味わうことができる作品です。
第10位:講談社 / 失敗しない大人の塗り絵
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塗り絵で人気なルドゥーテのバラをはじめとした植物を中心に掲載されている塗り絵です。
タイトルの通り、初心者でも失敗しないようカラー冊子で配色が分かりやすく、本絵も載っているなど塗り方の説明が詳しく記載されています。
塗り絵そのものを楽しむ人ももちろんですが、リラックス効果が欲しい人や認知症、ボケ防止対策とした副次的な効果を期待している人におすすめです。