ファーバーカステルの口コミ評判とおすすめ色鉛筆
色鉛筆の中でも「最高峰」との呼び声高いファーバーカステルは、レビュー評価も高く、名だたるアーティストが愛用しているメーカーです。
ファーバーカステル最大の特徴は、芯が柔らかく色鮮やかな点にあります。もともと鉛筆を得意とするメーカーだけあって、描き心地は抜群で、信頼性が高いです。また、初心者向けの赤缶、上級者向けの青缶、ハイクオリティの緑缶の3つが用意されていて幅広いレベルの人に対応されているのも特徴です。
そこでファーバーカステルの特徴や口コミ、評判に加えおすすめのファーバーカステルを紹介していきます。
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ファーバーカステル（FABER-CASTELL）とは？
ファーバーカステルは世界中にいる多くの巨匠アーティストから愛されている高品質な画材を集めたドイツの鉛筆生成、販売の老舗メーカーです。はじまりは約250年以上前の1761年にドイツのニュルンベルク近郊の街でカスパー・ファーバーが鉛筆の製造でした。
その後、1851年に後継者となったローター氏が鉛筆の長さや硬度、太さの基準を作りました。ローター氏がつくった鉛筆の基準は150年以上経った現在でも世界中で使われています。
また、1905年にアレクサンダー伯爵が製造したCASTELL9000番の鉛筆は現在ファーバーカステルの中で最も有名で、世界中で販売されてます。このように、鉛筆の基盤をつくってきたメーカーのため、ファーバーカステルは「鉛筆メーカー」と呼ばれることが多いです。
また、鉛筆のほかにも油性色鉛筆や水性色鉛筆、パステルや万年筆、インクペンなどをはじめとする多彩な商品を販売しています。特に画材は、伝統や人、環境を大切にした品質の高い用品を提供することを基盤に経営を行っています。
品質の高い用品が多い分、趣味として芸術を楽しむ人から世界で活躍する芸術家まで時代を超えて愛されてきました。特に鉛筆では、世界で最も有名な画家であるゴッホが愛用していいたともいわれており、友人宛ての手紙え「ファーバー製の鉛筆は素晴らしく、描き心地がよい」と絶賛していたそうです。
日本ではシャチハタ株式会社がファーバーカステルとライセンス契約を結び、商品を販売しています。
ファーバーカステルの色鉛筆の特徴
ファーバーカステルの色鉛筆は描き心地と発色に優れているのが最大の特徴です。
ファーバーカステルの色鉛筆は少し柔らかめですが、描きやすいという意見が多いです。鉛筆の原型をつくったメーカーというだけあって、芯の硬さが心地よく描ける柔らかさでとても塗りやくなっています。
また顔料成分を豊富に含んだ純度の高い成分ため、鮮やかな発色です。重ね塗りしても色を弾くことがないので、新しい色彩感を生み出すことができます。
ファーバーカステルは高品質でありながらも環境に配慮した色鉛筆を5種類販売しています。
5種類の中からさらに初心者や学童向けの赤缶、色鉛筆になれてきた中級車向けの青缶、プロや上級者向けの緑缶の3種類にさらに分かれおり、水彩、油性ともにかなり幅広い世代や用途で使用できるのも特徴です。そのため、初心者でもフォーバーカステルの描き心地と鮮やかさを存分に味わうことができます。
ファーバーカステルの色鉛筆の口コミや評価
全体的にとても評価は高いです。色鉛筆の中で最高峰、最も満足が高く人気が伺えます。青缶や緑缶などは他の色鉛筆よりも価格が高いため、最初は抵抗を持つ人が多いのですが、実際に購入してみるとお値段相応、もしくはそれ以上というレビューが多くユーザーの満足度は抜群です。
しかし、色彩感がドイツ仕様になっているので36色や60色を購入したときに日本で定番の色がない、という意見もあります。
そのほか具体的な口コミや評判を紹介していきます。
良い口コミや評判
一番に多い口コミが「発色がよい」という意見です。高品質な顔料をはじめとした材料を使用しているため、塗ったときに色がとても鮮やかでノビがあります。また品質が高いことから、芯の色がすぐに紙にのり、描いていて心地がよいという意見が多いです。
描き心地でいえば少しの力でキレイに描け、濃くはっきりと表現することができる、濃淡のコントロールも自由自在で混色も自然なので、1つの色鉛筆だけで様々な表現をすることができる、とかなり高評価です。品質が高いにも関わらず、特に赤缶であればお手軽に購入できるのもメリットです。
悪い口コミや評判
芯が柔らかいという意見も多い中で、芯が硬いという人もいます。描き心地はひとそれぞれのため一概には言えませんが、気になる人は単品購入して試し描きすることをおすすめします。
またファーバーカステルはドイツ製のため、色相もドイツ仕様となります。ドイツと日本では色相環や好まれる色、よく使う色は違うので36色や60色を購入したときに定番の色が入っていなかったり、想像していた色とは異なる場合があるという意見もありました。
ファーバーカステルの色鉛筆はどんな人におすすめ？
ファーバーカステルは幅広い人におすすめできます。なぜなら、使用する人のレベルに合わせて色鉛筆が作られているからです。具体的にはファーバーカステルの色鉛筆を収納する缶の色（赤・青・緑の3色）によってレベルがわかります。
赤色の缶は、学童向けです。販売元は文具メーカーのシャチハタのみとなっています。インドネシアで生産されており、入学祝いや卒業祝いでプレゼントする人が多いです。玩具安全基準を満たしているので、お子様でも安全に使用することができます。
一方青缶は、上級者やプロ向けな色鉛筆です。緑缶はさらにグレードがアップし、価格もそれなりにします。しかしその分、描き心地は抜群で「色鉛筆の中でも最高峰」と呼ばれています。青缶以降からが生産元はドイツとなり、ファーバーカステルそのものの良さを味わうことができます。
このようにファーバーカステルは色を楽しむ学童から、アーティストまで幅広く対応しており、使用者レベルによって色鉛筆も選びやすくなっています。ファーバーカステルの色鉛筆は高品質なため、ただ単に色鉛筆が欲しい人よりかは色を楽しみたい人におすすめです。
ファーバーカステルの色鉛筆おすすめランキング：TOP5
ファーバーカステルは色鉛筆が初心者の人からプロまで幅広く愛されているメーカーです。また、環境に優しい成分を使用しているのでお子様も安心して使えます。
そんなファーバーカステルの中から、特に人気の色鉛筆をおすすめ順に第5位まで紹介していきます。
第1位：ポリクロモス色鉛筆 36色 （缶入）
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色彩の鮮やかさと高度な品質が特徴のポリクロモスは、著名な芸術家やアーティスト、更には色を楽しむ一般の人まで幅広く愛用されています。「ファーバーカステルの最高級品」と言われるほどハイクオリティな製品です。
ポリクロモスはギリシャ語で「多くの色」という意味を指しています。高品質な顔料でより濃く、鮮やかな色彩で描くことができます。芸術の街、ドイツのメーカーというだけあって絵画的な深い色合いが特徴的です。また柔らかすぎず、硬すぎないために心地よい描き味がすると好評です。耐光性もあるので、作品を色あせずにより長く展示できます。
第2位：アートグリップ水彩色鉛筆36色セット
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アートグリップの水彩色鉛筆は三角軸になっています。人間工学に基づいてつくられたということあって、滑り止め加工のドット塗装や手に持った時に疲れにくいよう設計されています。持ちやすさを意識していることで、手に馴染みやすく、長時間の絵画でも手が疲れません。
肝心な描きごこちとしては、油性色鉛筆と同様に鮮やかです。色鉛筆と水彩絵の具のいいとこどりをした製品で、水筆をなじませると水彩画の風合いが簡単に表現できます。耐光性も抜群です。また、芯は軟質で柔らかいために、あまり力がいりません。
第3位：アルブレヒト・デューラー 水彩色鉛筆 36色 （缶入）
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ドイツ最大の画家であったアルブレヒト・デューラーの名前から名付けられた色鉛筆です。最高峰の画家からとった名前というだけあって、水彩色鉛筆も最高峰の品質となっています。
アルブレヒト・デューラーは、色の伸びと溶けやすさが特徴です。水筆に一度通しただけで簡単に筆後が消えます。他の水彩色鉛筆と比較すると違いは明らかで、通常の色鉛筆よりも伸びが1.5倍～2倍になっています。
描き心地はかなりしっとりとしており、筆を持って描いてる感覚に陥ります。また、色鉛筆太さが通常のより太いのも特徴的です。普通の鉛筆削りは使用できないので、カッターで削るか専用の鉛筆削りを用意する必要があります。
ファーバーカステルは他の水彩色鉛筆と比較すると、少し地味な色合いをしているという口コミがあります。筆圧によって色合いがかなり変わるそうなので、調整が必要かもしれません。
第4位：アートグリップ油性色鉛筆 36色セット缶入り
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アートグリップの大きな特徴の1つである三角軸は、人口工学に基づいてつくられたというだけあってとても持ちやすいです。滑り止め加工をしているドット塗装と、疲れにくい設計によって長時間持っていても疲労感がありません。アートグリップシリーズは、初心者からプロまで幅広く愛用されているため、非常に使いやすくなっています。
描き心地は滑らかなため使いやすいです。高品質で純度の高い顔料成分を使用しているので、より鮮やかな色彩感で表現できます。ポリクロモスをはじめとするファーバーカステルの油性色鉛筆との違いは、アートグリップは比較的初心者向けのモデルということです。初心者向けのモデルのために、120色セットでは販売されていないことに注意が必要になります。
第5位：ピットパステル鉛筆36本セット
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パステル画に近い表現ができる鉛筆型パステルです。です。オイルフリーの芯でできているので、パステルと併用して細かい部分を塗るのに適しています。さらに、パステルには似ているものの手を汚すことなく使えるのが最大の特徴で、色塗りを存分に楽しむことができます。
芯はやや硬めのミディアムタイプ、と表記されてはいますが非常に柔らかく、消しゴムで簡単に消すことができます。太さは4.3mm、と他のファーバーカステルの色鉛筆よりも太いです。
（パステルという類かもしれませんが、ファーバーカステルの色鉛筆の種類として公式HPに掲載されているためランクインさせます。）
