快適に書けるボールペン用の下敷きについて
ボールペンでノートに筆記すると、筆圧で次のページに筆跡が残ったり、かといってプラスチックの下敷きを使用すれば硬過ぎて滑ったり。
紙をテーブルにおいて字を書くと滑り過ぎて綺麗な字が書けなかったり様々な悩みも、ボールペン用の下敷きを使用すれば全て解決します。
綺麗な字を書く為に必須といえるボールペンの下敷きをご紹介。
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ボールペン用の下敷きとは?
小学校のときは当たり前に下敷きを使用していたと思いますが、あるときから突然下敷きを使わなくなった人も居ると思います。
そもそも小学校等で下敷きを使用する理由というのは、机の傷や穴などにペン先を取られてしまわないようにと、ノートの次のページに筆跡の溝が出来ないためでした。
しかし多くの人は気がついていると思いますが、綺麗な字を書く事だけ言えば、下敷きは無い方が良いのです。
筆圧を適度に受け止めてくれる事で字はより綺麗に書けるのですが、下敷きを使わないと、紙が筆跡でぼこぼこになってしまうでしょう。
そこでおすすめなのが、ボールペン用の下敷きです。
一般的には「ソフト下敷き」といった名前で販売されていて、ラバー素材であったり、レザー素材によって作られています。
ソフト下敷きとハード下敷きの違い
しっかりとした綺麗な字を書きたいのであればソフト下敷き、速記や筆跡の凸凹を改善したいのであればハード下敷きがおすすめです。
ソフト下敷きであれば、ノートの次のページに筆跡が残る事は無く、ハード下敷きであれば紙の裏面の筆跡も残りません。
例えば、テーブルの上で手首をしっかりと押し付けて書けるときはハード下敷きであってもそれなりに綺麗な文字が書けるかもしれません。
しかし、手帳を手に持ってボールペンを使用するといった場面ではソフト下敷きを使用するだけでかなり書きやすくなります。
ボールペン下敷きとインクの相性
近年では書きやすさを向上させた滑らかなインクが増えました。
そのため油性であっても水性に匹敵する書き心地の物が登場し、滑る様に筆記出来るボールペンが多数存在しています。
こういった滑らかな書き心地のインクを使用したボールペンをハード下敷きの上で使用すると、その書きやすさが仇となり、ボールペンが滑りすぎると言う事があるためソフト下敷きがおすすめとなります。
さらに、普段から水性ボールペンを愛用している人は注意が必要となります。水性インクのボールペンは性質上紙がインクを吸っいやすいため、ソフト下敷きを使用すると滲みの範囲が広くなり太文字になります。
水性ボールペンの太さを細く出したい場合はハード下敷きを使用し、ペン先の沈み込みを少なくする事で綺麗な字が書けるでしょう。
ボールペンの下敷きに代用出来る物
ボールペン用下敷きの代わりに使用出来るものとしては、レポートパッドの裏についている厚紙であったり雑誌の付録や粗品で貰う事の多い厚紙を使用した下敷き、さらには、お菓子の空き箱なんかでも代用が可能です。
不要になったマウスパッドなどを切断しても良いでしょう。
素材によっては市販のボールペン下敷きよりも相性が良かったりします。
多くの人は、ボールペン下敷きの代用品に厚紙を使用していますが、厚紙と専用のソフト下敷きでは、かなり大きな違いがあります
しかし、試しに使ってみたい!と言う人は厚紙でも良いでしょう。
ビニール素材の下敷き
ボールペン用ソフト下敷きの定番と言えばビニール素材です。
柔らかい質感は、ボールペンの筆記を疲れにくくしてくれますし、しっかりとした安定感のある字を書けるようにアシストします。
比較的サイズの大きな物が低価格で手に入るのもこの素材の特徴で、A4サイズのノート等を使用する事が多い人にお勧めと言えます。
また、サイズに合わせてカッターなどで切断する事も可能ですから、メモ帳や手帳などに最適なサイズを作る事も出来ます。
レザー素材の下敷き
ビジネスマン達に人気の高い下敷きがレザー素材でしょう。
手帳などもレザーカバーを使用する事が多い人達は色を合わせたりスーツスタイルでも違和感のないデザインが注目されています。
使えば使う程味が出るのも特徴とあって人気を獲得していますし、ちょっと高価な見た目が、借りパクされにくのも魅力です。
一般的なソフト下敷きよりも沈み込みが少なめのため、0.5-0.7mm程度のボールペンであれば筆跡もつきにくく、ノートの裏面がが凸凹しにくいのも特徴です。
プラスチック素材の下敷き
ハード下敷きの定番と言えば何時の時代もプラスチック製です。
水性ボールペンをメインに使用する人には特に相性が良く、デスクの上で筆記したり、速記をする事が多い人におすすめです。
プラスチック製の下敷きは、カッター等で切断すると角が立ち、ヤスリ等で面取りをしないと手を切ってしまう可能性があります。
ですから、自分の使用するサイズの下敷きを選ぶ事が大切です。