履歴書を書くときのボールペンの選び方
就職活動の入り口として非常に大切となる履歴書に関する事で、適切なボールペン選びは印象を左右するため非常に重要となります。
そこで、履歴書が担当者に与える印象や見られている部分をリサーチし、履歴書用ボールペンを選ぶときの注意点やおすすめの一本を最新のデータに照らし合わせながら紹介していきます。
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履歴書に最適なボールペンはコレ!
履歴書の顔となる文字ですから、ボールペンの選び方は重要です。下記で詳しく述べますが、履歴書に重要なポイントは3つ存在します。
それは「インクが濃い」「ペン先が0.7mm」「水性ゲル/水性インキ」この3つです。
この3つを備えたボールペンの中でも特におすすめを、ぺんてる、三菱鉛筆、ゼブラ、パイロットの4社からピックアップ!
この四種類の中から履歴書用ボールペンを選べば間違いありません。
ぺんてる:エナージェル
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筆者が履歴書用として最もおすすめなのが、ぺんてるのエナージェルです。
まるで水性ボールペンのようなスムーズな書き心地に加えて、油性に勝るとも劣らない速乾性は、履歴書を汚す事無く書ききれます。
さらに他のゲルインクとは比べ物にならないクッキリした黒色は、油性ボールペンよりもしっかりと発色する、まさに履歴書用の一本。
履歴書用に買ったボールペンだけど、社会人になった今も使っている、そんな人も多発する、とにかく優れたぺんてるの傑作です。
三菱鉛筆/uni:ユニボール シグノ
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履歴書に非常におすすめ出来る普遍性をもったボールペンです。鮮やかな黒インク、滑らかな書き心地、どれをとっても完璧です。
万人にお勧めなのですが、特にこのボールペンをお勧めしたいのは、「ポールペンで字を書くと、ペン先が引っかかる感じのする人」です。
実はあの、引っかかる感触はボールペンを寝かせた際の、ボールを挟んでいるペン先の角が紙に引っかかってしまっているのです。
しかしユニボールシグノはエッジレスチップといって角がありません。これによって快適に履歴書を作ることが出来るようになるでしょう。
ゼブラ:サラサ
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履歴書用のボールペンとしての基本はしっかりと押さえていますが、インクの濃さ、書き味、何処をとっても一位にはなれないボールペン。
しかし、なぜサラサが履歴書用ボールペンとして愛されているのか、また履歴書用のボールペンとして私がお勧めするのかといいますと、「インクが出なくなるというトラブルが全く起きない」からです。
また、サラサには特別に「ブルーブラック」のインクがあり、相手に真面目さを与える事のできるため非常におすすめなのです。
まるで万年筆の様な色は、履歴書に最適といえるでしょう。是非とも、個性を出す為にサラサを使用してみて下さい。
パイロット:Vコーン
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水性ボールペンの書き味が好きなら、履歴書はコレ一択と言えます。
直液式のため最後の最後まで滑らかな書きやすさを持ち続けるので、何十枚と書く必要のある履歴書に非常におすすめなボールペンです。
また、水性インクならではの圧倒的な書き心地の良さは一級品で、全くストレスを感じる事なく、楽しく履歴書が書けるようになります。
黒くハッキリとした文字、そして角度により若干線の太さが変わる特徴を持っており、どちらも履歴書に使用した場合好印象を与える事が出来るため昔から、履歴書用の定番ボールペンとして愛され続けています。
履歴書が担当者に与える印象
求人情報で有名なアイデムが履歴書が担当者に与える影響を調べどのような事が、どのように評価されるかをまとめてくれていました。
プラス |
プラス |
マイナス |
マイナス |
しない |
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採用担当者は履歴書のどこを見る?
近年では、パソコンのワードやエクセルを使用した履歴書も増えました。
しかし上記の、企業の採用担当者に聞いた履歴書の評価ポイントからは、手書きはPCで作成した履歴書よりもかなり好印象なのが解りました。
とは言っても、多くの人はPCよりも手書きの方が良い事を知っています。だからこそ手書きで差をつける為のボールペン選びを気にしているはず。
ではまず、履歴書用のおすすめボールペンを紹介するまえに、採用担当者が気にする履歴書のポイントについて押さえておきましょう。
履歴書全体の文字の印象
人間関係においても第一印象というのは非常に大切です。故に、履歴書をパッと見たときの印象というのは大きく影響します。
この時、他の履歴書よりもハッキリとした文字の色が出ていたり、全体のバランスが取れた文字や行間が取れている事はとても大切です。
丁寧な文字を見ると、丁寧な仕事をやってくれそうだと判断出来ます。もちろん、文字から人間の事が全て解ると言う訳ではありませんが、採用担当者も人間ですから、文字の見やすさ等に影響されます。
丁寧かつ綺麗に書いた文字を際立たせる為にボールペン選びが大切です。
履歴書の紙の綺麗さ
文字や文面が綺麗なのは履歴書に置いて必須科目と言えますが、同様に紙が綺麗であるというのも、負けず劣らずに重要です。
例えば粗悪な水性インクで書いた文字が滲んだり擦れたり、さらには擦ってしまって紙が汚れていては悪い印象となります。
紙がよれよれ、というのははっきり言って言語道断ですが、ボールペンのインクダマなどで紙を汚してしまうのは注意です。
履歴書というのは、入社希望の企業へ送るラブレターの様な物、誠心誠意、心を込めて書くというのが大切となります。
履歴書自体の出来映え
企業の採用担当者、というより社会人としての心構えからすれば「履歴書は完璧に完成されていて、初めて標準レベル」と言えます。
履歴書に誤字脱字があっては、字の綺麗さやボールペン選び以前の話、ケアレスミスのないようにしっかりと書いておきたい所です。
書き方から出る人間性
字体から人柄がにじみ出ると言われているように、言い回しや字間、または履歴書の内容で貴方の事を想像します。
例えば趣味の欄をしっかりと書いて来る人は個性がありそうだとか、過去の経験をしっかり書ける人は、自信を持てる事を経験した人だとか、文字の筆圧や書き方だけでも自分をアピール出来ると言う事です。
履歴書用ボールペン選びの注意点
さて、それでは履歴書のポイントが理解出来た所で、履歴書用のボールペン選びで重要な部分をチェックして行きましょう。もちろん、冒頭で紹介したボールペンであれば間違いありません。
しかし自分の今持っているボールペンが履歴書に適しているのかや、履歴書に適したボールペンについて理解を深めたいと言う方向けに、履歴書に最適なボールペンの条件について紹介していきます。
履歴書用ボールペンに最適な太さとは?
履歴書に最適なボールペンの太さは「0.7mm」と言えるでしょう。一般的なボールペンは0.5mmですが履歴書は0.7mmがポイントです。
0.7mmのボールペンは、インクの出が良く、ペンの走りも良いため、クッキリとした文字を、流れるように書く事が可能となりますし、なによりノート等と違って履歴書は大きい文字を筆記します。
つまりノートでちょうどいい0.5mmの線では、文字が華奢に見えてしまため、力強い文字を書く為にも履歴書は0.7mmが最適と言えます。
また、ペン先は太い方が、紙字体が凸凹せず、美しい状態を保てます。綺麗な履歴書を出す為にも、最適な太さのボールペンを選びましょう。
履歴書に適したボールペンのインクとは?
一般的に多く普及しているボールペンのインクと言えば油性ですが、油性のインクは色のムラや擦れが起きやすいという特徴があります。
そのため履歴書を書くときは水性ゲルもしくは水性インクがおすすめです。
油性のインクよりも1.5倍近く、黒くハッキリとした発色性があり、ボールペンの傾きによって若干の太さが変わるという特徴があるため、油性ペンよりも温かみのある、美しい文字を書く事が可能です。
履歴書での第一印象を良くするなら、油性は避けましょう。
消せるボールペンは要注意
パイロットのフリクションボールに代表される消せるボールペン。大切な履歴書ですから納得出来るまで書き直したい気持ちは解ります
そのため、かなりの人数が消せるボールペンを履歴書に使用出来るかについて、インターネットなどを通じて調べているのですが、これには注意です。
発色性や筆跡の面から見ても、消えるボールペンは良くありませんが、そもそも消えるボールペンは証書類に使用出来ない決まりなため、履歴書に使用してしまえば、落とされる事間違いないでしょう。
郵送で履歴書を送る場合は、もっと危険なトラブルがあります。郵便配達員の車やバイクの入れ物の中が60℃以上になってしまうと、消せるボールペンのインクは消えてしまうため履歴書が白紙になります。
真夏日であれば無い話ではない為注意が必要なのです。