ボールペンを長く愛用するための手入れ方法
プレゼントとしてもらったボールペン、自分のために買ったボールペン。せっかくならばしっかりお手入れをして長く使っていきたいものです。
大切なボールペンを長く愛用していくためのお手入れについて紹介していきます。
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油性ボールペンの手入れ方法
油性ボールペンというのは、多くのメーカー、ブランドで製造され、多くの種類が存在している、世界でも愛用者の多いボールペンと言えます。
油性ボールペンのお手入れの際に気をつけるべきことは、まずインクの粘性です。
他の種類のインクにくらべて粘性が高いために油性ボールペンの先端部分は固まりやすくなります。
そのため、しばらく放置して使っていなかった油性ボールペンを手入れなしで使おうとした時に、インクが固まってしまい書こうとしても書けないという事態に陥ったりするでしょう。
そこで油性ボールペンの手入れ方法として、原始的ではありますが、時折紙に書いてあげるということが大切になるでしょう。
少しでも油性ボールペンの先端をまわしてあげることで油性インクの硬化を防ぎます。
固まった油性インクをライターなどであぶる方がいますが、先端部分の変形を招く恐れがあるので、できれば避けた方が良いと言えるでしょう。
ゲルインクボールペンの手入れ方法
ゲルインクを使用したボールペンを持っている方は、お手入れの面でどのような点に注意すべきでしょうか。
まず、ゲルインクボールペンは染料インクと顔料インクを使用したものがあります。
このうち顔料インクを使用したゲルインクボールペンのお手入れを考える上で、大きく気をつけるべき点は少ないと言えます。
ゲルインクボールペンの場合は、お手入れに関しては芯(リフィル)の交換がメインとなるでしょう。
ゲルインクの性質として、インクの減りが非常に速いという特徴があるため、使用料によってはあっという間にインクがなくなってしまいます。
一般的にそのゲルインクボールペンのインクの減少速度は油性ボールペンの10倍と言われるほどです。
ですので、インクの出が悪くなったり、固まりを確認できた場合には芯(リフィル)の交換をするのが最も効果的と言えるでしょう。
ゲルインクボールペンの手入れに関しては中身の入れ替えを中心に考えましょう。
ボールペン外装のお手入れ方法
金素材の手入れ方法
金素材を使ったボールペンのお手入れで大切なことはむやみに研磨剤を使って磨かないということです。
金というのは本来非常に柔らかい素材なので傷つきやすく曲がりやすい金属です。研磨剤の使用によってせっかくの金が傷ついてしまっては元も子もありません。
以上を金素材ボールペンのお手入れとしここからは金の含有量によるお手入れです。
・24金(24K)のお手入れ方法
24金は金の純度が99.99%となっているため非常にやわらかく傷つきやすくなっています。
普段のお手入れとしてはコットンなどの軟かい布で拭く程度で構いません。
どうしても気になる汚れがある場合にはぬるま湯に中性洗剤を入れて浸け置きし水拭きで十分でしょう。
・18金(18K)のお手入れ方法
18金はボールペンでも比較的良く使われている金と言えます。金以外の金属が交じっているので変色が発生します。
普段の手入れに関しては、歯ブラシに中性洗剤をつけて磨く程度で結構です。
もしも赤身がかった汚れが浮かんだ場合は、銅が変色した可能性が高いので酸化還元剤を使って落としてみるようにしましょう。
銀素材の手入れ方法
銀素材のボールペンのお手入れで大切なことは、なるべく空気にふれた状態のみで放置しないことです。
普段から比較的使っているものに関しては、肌などにこすれて研磨されます。
しかしただ単に放置した銀素材のボールペンは徐々に変色していきます。
では変色してしまった場合にはどうお手入れするのかというと、一番手軽にできるのはシルバー専用のクロスを使って磨くことです。
このクロスには専用の研磨粒子がはいっており汚れや変色を落としてくれます。
ポイントは、このクロスが汚れたように見えても洗わないことです。
洗うと研磨剤が落ちてしまい効果がなくなってしまいます。
クロスはいくら汚れても銀を拭くときの効果は、変わらないのでそのまま使い続けます。
基本的には銀素材ボールペンのお手入れに関してはこれで十分です。