ボールペンの人気ブランドPelikan(ペリカン)とは?
ヨーロッパでは古代より母性愛の象徴とされる「ペリカンの母子像」。これをモチーフとしたPelikan(ペリカン)は、ドイツで生まれた筆記用具やインクの総合メーカーです。
高級筆記具においてモンブランと並ぶ人気を誇るPelikan(ペリカン)。その特徴と魅力とは。
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Pelikan(ペリカン)の歴史
Pelikan(ペリカン)の歴史はドイツで「カーネル・ホーネマン」が絵具を製造したことから始まりました。
その後科学者の「ギュンター・ワーグナー」が経営に参加し、その家紋であるペリカンの母子像がブランドのシンボルとなりました。
創業当時はインク事業をメインに事業を展開し、1929年に筆記具の製造を開始しました。
初期型の万年筆には、「ピストン吸入機構」や「14金ペン先」、「インク残量が視認可能な万年筆」など、先端技術を組み込み、人気となりました。
1958年には、「モデルP1」シリーズを発表し、サーマル・インク・フィードによるインク漏れの改善や、インクカートリッジを採用した最先端の万年筆で、Pelikan(ペリカン)は不動の地位を築きました。
現在では、モンブランと並び称される筆記具のトップブランドのひとつです。
Pelikan(ペリカン)の特徴と魅力
Pelikan(ペリカン)は、高級筆記用具において、モンブランと並び称される人気を誇っています。
近年ではモンブランが、アクセサリー類の製造に傾倒し、筆記具は高級品のみを製造しているのに対し、Pelikan(ペリカン)は筆記具を軽視することなく価格帯の安い廉価なものから高級筆記具まで、伝統的で機能的な筆記具を提供し続けています。
Pelikan(ペリカン)の最も特徴的な点は、その「インク」です。
絵具とインクの工場から始まったペリカンらしく、インクのクオリティは非常に高く、現在は万年筆やボールペンだけでなく、プリンタ用のインクの製造も行っているほどです。
ボールペンでは、たっぷり供給されるインクが、重厚な書き味を演出します。
手入れも容易であり、機能的なデザインと相まって、完成されたボールペンと呼ぶに相応しい名品を世に送り続けています。
起源のあるドイツで特に人気が高く、売り上げの約50%をドイツで稼いでいる点も、特徴的です。
Pelikan(ペリカン)の人気ボールペンといえばコレ!
Souveran(スーベレーン)
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万年筆の中の万年筆とも言われる世界最高峰の逸品がSouveran(スーベレーン)で、その遺伝子をしっかりと受け継いだボールペンやローラーボールもまた世界でも最上級の逸品と言う事ができるPelikan(ペリカン)の最高傑作です。
計算された絶妙な重心バランスによって長時間の筆記でも疲れを感じず、インク工場からスタートしたPelikan(ペリカン)らしい書き味も絶品です。
Souveran(スーベレーン)と言う名前はドイツ語で「卓越」「優れた」を意味し、その名の通り、熟練の技術者達に作られた「優れたボールペン」なのです。
このボールペンを胸元からチラッとのぞかせるだけで、使用者の格を一気に上昇させる事が出来る、極上の一品。
そのため、大切な人への贈り物などにも愛されています。
VIO(ヴァイオ)
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格式高いPelikan(ペリカン)ブランドから、新しい風を吹き込む斬新なデザイン。
クリップと一体型になったスタイリッシュなノック部分と柔らかなカラーリングで、今まで「ペリカンはまだ早い」と思われていた若い世代からの支持を獲得し、新社会人への贈り物や、女性へのプレゼントとしても注目されています。
なめらかに輝く金属パーツに、サラッとした触り心地の塗装が施され、シンプルな作りの芸術品のようにもみえる完成度の高さは流石の出来映えと言えます。
今までのPelikan(ペリカン)から大きくデザインが変化したVIO(ヴァイオ)は、一見するだけでなかなかのボールペンだと感じる作りになっています。
「書く」ということを強く意識したデザインのボールペンだけあって、スタイリッシュなだけでなく、重量バランスも絶妙に作られていて、重量も19gと、多機能ペン程度の重さなのが技術力をかいま見せます。
Traditional(トラディショナル)
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貫禄と格式ならスーベレーンですが、スマート&エレガンスならこのボールペン。
Traditional(トラディショナル)はデキるビジネスマンに持ってもらいたい逸品でmスタイリッシュかつシャープなそのフォルムと大人の色気があるシンプルな作りとなっており、Pelikan(ペリカン)のボールペンの中でも1,2を争う人気を獲得しています。
非常にライトな使い心地を持ちながら、基本性能をしっかりと抑えた設計で、カジュアルな場面から、ビジネスシーンまで、幅広く対応出来る所がこのボールペンの優れた部分であり、また人気を得ている部分でしょう。
ヌラヌラとした滑らかな書き心地に加え、安定感のある重量も絶妙で、まさに使用者の格を上げるボールペンと言うに相応しい逸品です。