ボールペンの人気ブランドPARKER(パーカー)とは?
英国王室御用達のフランスの高級筆記用具メーカーPARKER(パーカー)。PARKER(パーカー)のペンは、調印式などの歴史的名場面でも多く使われてきました。
「世界で最も愛されているペン」と言われるPARKER(パーカー)ボールペンの特徴と魅力とは。
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PARKER(パーカー)の歴史
PARKER(パーカー)は、1888年にフランスで創業された高級筆記用具メーカーです。
「優れた筆記具を作る」という哲学の元誕生したPARKER(パーカー)は万年筆の日常的な課題であった、インク漏れを防止したモデルを発表し一躍有名メーカーとなりました。
また、著名人にも愛され、歴史的名場面でも多く登場しました。有名なものですと、1945年にミズーリ号で行われた太平洋戦争終結調印式においてもマッカーサー総司令官がPARKER(パーカー)の「デュオフォールド」で署名しています。
1962年には、ロイヤルワラントと言われる英国王室御用達メーカーに認定されるなど「世界中で最も愛されているペン」と呼ばれています。
PARKER(パーカー)の特徴と魅力
人々の大きな課題であった「万年筆のインク漏れ」を防ぐ画期的なインク供給システムを開発し、筆記用具の一大メーカーとなったPARKER(パーカー)。
そんなPARKER(パーカー)の特徴は、「世界で最も愛されているペン」と称されるに相応しい、最新技術と美しいフォルム、耐久性、書き易さ、であると言えます。常に時代を先んじたデザインと技術により、歴史に残る名品を生み出してきました。
PARKER(パーカー)が初めて開発したボールペンジョッター(JOTTER)も歴史に名を残す名品の一つです。ジョッター(JOTTER)は、1954年の発売から現在までに世界135ヵ国で累計7億5000万本が販売されています。
ジョッター(JOTTER)という名前は、手早く簡単に書き留めておくという意味の「jot」に由来しています。その名のとおり軽快な書き味と携帯性に優れた細身のボディは、あらゆる場面でその能力を発揮します。
最大の魅力は、非常に優れた耐久性と、それを可能としたシンプルなデザインです。ジョッター(JOTTER)はPARKER(パーカー)の特徴や魅力が詰まった「世界で最も愛されているペン」のひとつです。
PARKER(パーカー)の人気ボールペンといえばコレ!
SONNET(ソネット)
現在の価格はコチラ |
PARKER(パーカー)のベストセラーボールペンと言えば、1993年の発売以来、不動の地位を確立するSONNET(ソネット)です。
時代の流れや、文化の移り変わりを経てもなお人気を獲得していて、その普遍的なデザインでありながら高級感を兼ね備えたボールペンは、まさに「誰が持っても似合う」という完成度の高い逸品です。
サラリーマンの三種の神器と言われていたSONNET(ソネット)は、高級ボールペンとしての格式を持ちながらも手に取りやすい価格で軸の太さも比較的細身なため、一本目の高級ボールペンとしても、多くの人におすすめできる「これぞ定番!」といえる逸品です。
JOTTER(ジョッター)
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ボールペンのアイコンともいえる、まさに王道!なボールペンで「PARKER(パーカー)のジョッター(JOTTER)がボールペンの基礎」と言われている程に、由緒正しきボールペンの元祖なのです。
ノック式のボールペンで、シンプルな見た目の為、甘く見られますが、ノックするごとにペン先が回転し、ボールの偏りを無くす機構など現代のボールペンの基礎となった技術が多数盛り込まれています。
映画の小道具などとしても多く使われるこのボールペンは、1000円前後という低価格にはそぐわない背景をもった一本なのです。
Duofold(デュオフォールド)
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1921年から存在するPARKER(パーカー)の最高級シリーズのボールペンで、ダグラス・マッカーサー等の著名人も愛用した事で知られています。
なんといっても、ボールペンのトップ部分に施された装飾が秀逸で、存在感のある円柱の繰り出し部分からクリップにかけての作り込まれたデザインが、最高級の雰囲気を醸し出しています。
元々は万年筆の時代に、通常の万年筆のインク吸入量と比べて約2倍(デュオ)入ると言う事からこの名前が付けられました。
また筆記具は地味な黒色という固定概念を壊したカラーバリエーションで、ボールペン業界に大きなインパクトを与えたモデルでもあります。